レオニダス・カヴァコス
2008年
基本情報
生誕1967年??月??日
出身地 ギリシャアテネ
学歴ギリシャ国立音楽院
ジャンルクラシック音楽
職業ヴァイオリニスト
担当楽器ヴァイオリン
レオニダス・カヴァコス(Λεων?δα? Καβ?κο? / Leonidas Kavakos, 1967年 - )は、ギリシャのヴァイオリニストである。 アテネの音楽一家に生まれた。5歳の時にヴァイオリンを始め、ギリシャ国立音楽院に進み、ステリオス・カファンタリス(Stelios Kafantaris)に師事した。その後、オナシス財団の奨学金で、インディアナ大学のマスタークラスに参加し、ジョーゼフ・ギンゴールドに師事した。1984年、アテネ音楽祭でコンサート・デビューを果たし、1985年、シベリウス国際ヴァイオリン・コンクールで最年少の第1位、1986年にはインディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールで銀メダル(第2位)を獲得した(第1位は竹澤恭子)。また、21歳の1988年、ニューヨークで行われたナウムブルク・コンクール、ジェノヴァのパガニーニ国際コンクールで第1位を獲得した(パガニーニ国際コンクールの第2位は諏訪内晶子)。 1986年にデビューし、翌年、各地でリサイタルを行った。毎年、北アメリカの演奏旅行を行い、シカゴ交響楽団、モントリオール交響楽団など主要オーケストラと共演している。 シベリウス国際ヴァイオリン・コンクールの優勝で有名になり、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団など一流オーケストラと共演している。音楽祭では、1994年にルツェルン音楽祭に出演したのを始めとして、ザルツブルク音楽祭などに出演した。イギリスでは、1992年にプロムスでストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲を演奏した他、主要オーケストラと共演した。2006年、ヴァレリー・ゲルギエフの音楽祭に出演する予定である。 日本では、1988年、カザルスホールでのリサイタル、イギリス室内管弦楽団との日本ツアー、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団との共演など、大成功を収めた。 2016年には、pacific music festival 2016 sapporo に参加予定 シベリウス国際ヴァイオリン・コンクールでの優勝後、再度シベリウスに取り組み、1991年、ヴァイオリン協奏曲の最終版と1903/1904年版(初版、遺族により非公開とされている譜例の一つで、原典版ではない)の2つの版の世界同時初録音を行い(BISレーベル)、『グラモフォン』誌の協奏曲部門の年度賞を受賞した。また、ドビュッシー、パガニーニ、シューベルト、チャイコフスキー、ヴィエニャフスキなどの作品をデロス(レーベル)、フィンランディア(レーベル)で行った。2006年、カメラータ・ザルツブルクとモーツァルトの5曲のヴァイオリン協奏曲と1曲の交響曲をソニーBMGに録音した。
目次
1 生い立ち
2 活動
2.1 アメリカ
2.2 ヨーロッパ
2.3 アジア
2.4 レコーディング
2.5 室内楽
2.6 指揮
3 使用楽器
4 外部リンク
生い立ち
活動
アメリカ
ヨーロッパ
アジア
レコーディング
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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