この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注によって参照されておらず、情報源が不明瞭です。脚注を導入して、記事の信頼性向上にご協力ください。(2018年8月)
レウクトラの戦い(レウクトラのたたかい、英: Battle of Leuctra)は、紀元前371年にエパメイノンダスに率いられたテーバイを中心とするボイオティア軍が、当時ギリシア最強を謳われたスパルタを中核とするペロポネソス同盟の軍勢を破って、テーバイが古代ギリシアの覇権を握る契機となった戦いである。 ペロポネソス戦争に勝利したスパルタは、他のポリスに対してスパルタ主導の寡頭政を強制導入し、全ギリシアを支配していた。スパルタに征服されることを恐れたペルシアから資金援助され、アテナイを始めとするギリシア連合軍がスパルタに立ち向かったが(コリントス戦争)、強大な陸軍力に支えられたスパルタの覇権は揺らぐことはなかった。これに対抗すべく、テーバイのエパメイノンダスとペロピダスが立ち上がり、テーバイをスパルタに並ぶ強国にするために中部ギリシア(ボイオティア地方)の統一を急いだ。スパルタはテーバイの野望を打ち砕くために、懲罰の名目でペロポネソス同盟軍をボイオティア地方へと派遣した。ペロポネソス同盟軍とボイオティア同盟軍はテーバイ近郊のレウクトラで対峙し、テーバイはこの一戦は絶対に負けられないとして、士気を大いに高めた。 重装歩兵:6,000名 テーバイの「神聖隊」は同性愛者によって構成されており、愛する者と共に戦うことで士気が高まり十分に力を発揮することを期待されていた精鋭部隊である。
背景
両軍の戦力
ボイオティア同盟軍
騎兵:600名
神聖隊:300名
合計6,900名