ルーヴル宮殿
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ルーヴル宮殿
Palais du Louvre
クール・ナポレオンから撮影したルーヴル宮殿とルーヴル・ピラミッドの夜景。

概要
用途宮殿
建築様式ゴシック様式(13世紀、14世紀に増改築された箇所)、
ルネサンス様式(16世紀に増改築された箇所)、
ルイ13世様式・バロック様式(17世紀、18世紀に増改築された箇所)、
新古典様式・新バロック様式・ナポレオン3世様式(19世紀に増改築された箇所)、
モダニズム様式(20世紀に増改築された箇所)
着工1202年(ルーヴル城)、1546年(ルーヴル宮殿)
完成1989年(ルーヴル・ピラミッド)完成
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パリのセーヌ河岸
フランス

ルーヴル宮殿の鳥瞰
英名Paris, Banks of the Seine
仏名Paris, rives de la Seine
登録区分文化遺産
登録基準(@),(A),(C)
登録年1991年
公式サイト世界遺産センター(英語)
地図

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使用方法表示

ルーヴル宮殿(ルーヴルきゅうでん、: Palais du Louvre、IPA: [pal? dy luv?])は、かつて歴代フランス王の王宮として使用されていた宮殿パリセーヌ川右岸に位置し、西側のテュイルリー庭園と東側のサンジェルマン・ロクセロワ教会の間にある。ルーヴル宮殿の北側はリヴォリ通り (en:Rue de Rivoli) に面し、南側はフランソワ・ミッテラン通り (en:Quai Francois Mitterrand) に面している。中世に建築が始められ、16世紀以降増改築を繰り返されてきた。1682年にフランス王ルイ14世ヴェルサイユ宮殿に遷宮するまで、事実上の歴代フランス王宮としての役割を果たしている。ルーヴル宮殿は1682年以降も、アンシャン・レジームが終焉する1789年まで、名目上、あるいは公式な政庁として使用されていた。その後ルーヴル宮殿内にルーヴル美術館が創設され、また、様々な官公庁部署が収容されていった。上空から見たルーヴル宮殿

現在のルーヴル宮殿は広大な両翼と4棟の主たる建造物で構成されている。数世紀にわたって幾度も増改築が繰り返されてきた結果、全体としての建築様式は統一されているとは言えない。建造物の総面積は約40ヘクタールで、ナポレオン1世時代に完成したクール・カレ(方形中庭)と、ナポレオン3世時代に整備が開始されたさらに広いクール・ナポレオン(ナポレオン中庭/ナポレオン広場)の二面の大きな中庭がある。このクール・ナポレオンは西側でカルーゼル広場に面している。

ルーヴル宮殿の構成は、中世からルネサンス期に建造された、クール・カレを囲む建築物や翼棟とセーヌ河岸に沿って長く伸びるグランド・ギャルリ(大展示室)で構成される通称「旧ルーヴル」と、19世紀以降に建造された、クール・ナポレオンの北側と南側に沿って延びる建築物と翼棟、1871年に焼失したテュイルリー宮殿の遺構となるテュイルリー庭園から構成される通称「新ルーヴル」に大別される。現在ではルーヴル宮殿全体の総床面積のうち、約60,600平方メートル以上が美術品の展示場所として使用されている[1]
沿革
ルーヴルという名称の語源

「ルーヴル (Louvre)」という名称の由来ははっきりしていない。フランス人歴史家アンリ・ソーヴァル (en:Henri Sauval) が、「古いラテン=サクソン用語集によると『Leouar』という言葉は『城塞』という意味である」と1660年代ごろに記しており、この「Leouar」が「Louvre」の語源であるとする説がある[2]。キース・ブリッグスは、この説が有名で現代の書籍にも取り上げられることを認めたうえで、ソーヴァルがいう用語集が一度たりとも発見されたことがないことから、「Leouar」語源説は過去に主流だった説にすぎないとしている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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