ルーム_(映画)
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この項目では、2015年の映画について説明しています。2003年の映画については「ザ・ルーム」をご覧ください。

ルーム
Room
監督レニー・エイブラハムソン
脚本エマ・ドナヒュー(英語版)
原作エマ・ドナヒュー
『部屋(英語版)』
製作エド・ギニー(英語版)
デヴィッド・グロス
製作総指揮アンドリュー・ロウ
エマ・ドナヒュー
ジェシー・シャピーラ
ジェフ・アークス
デヴィッド・グロス
ローズ・ガーネット
テッサ・ロス
出演者ブリー・ラーソン
ジェイコブ・トレンブレイ
ジョアン・アレン
ショーン・ブリジャース(英語版)
ウィリアム・H・メイシー
音楽スティーヴン・レニックス
撮影ダニー・コーエン
編集ネイサン・ヌーゲント
製作会社Telefilm Canada
Filmnation Entertainment
Bord Scannan na hEireann/Irish Film Board
Element Pictures
No Trace Camping
Film4
配給 エレベーション・ピクチャーズ(英語版)
A24
ギャガ/カルチュア・パブリッシャーズ
公開 2015年9月4日
テルライド映画祭
2015年10月16日
2016年4月8日
上映時間118分[1]
製作国 カナダ
アイルランド
イギリス
アメリカ合衆国
言語英語
製作費$13,000,000[2]
興行収入$36,200,000[3]
3億8000万円[4]
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『ルーム』(Room)は、2015年カナダアイルランド、イギリス、米国で製作されたドラマ映画。フリッツル事件を基に書かれたエマ・ドナヒュー(英語版)の小説『部屋(英語版)』を原作としている。監督はレニー・エイブラハムソン、主演はブリー・ラーソンが務めた。

本作は第40回トロント国際映画祭で観客賞を受賞するなど、批評家・観客の双方から高い評価を得た。
概要
序盤
5歳の男の子 ジャックは、優しいママと一緒に「6畳の部屋」で暮らしていた。体操をして、TVを見て、ケーキを焼いて、楽しい時間が過ぎていく。この扉のない高い天窓だけがある「部屋」が、ふたりの全世界だった。ジャックが5歳になったとき、ママは何も知らないジャックに、「ママの名前はジョイ、この「部屋」の外には本当の世界があるの」と打ち明ける。実は、ジョイは7年間もの間、ずっとオールド・ニックという男によって監禁されており、これまで何度も脱走を試みようとしていたが失敗していたのだ。
中盤
混乱するジャックを説き伏せて、決死の脱出を図るふたり。ママは脱出するためにジャックを病気だと偽り、病院に駆け込むことを思いつくが、用心深いオールド・ニックは「解熱剤を持ってきてやる」といって相手にしない。そこで、ジャックに死んだ振りをさせることで、外の世界へ連れ出してもらうことにする。カーペットに包んだジャックを担ぎ、オールド・ニックは外に出た。トラックの荷台に置かれたジャックは、ママの奥歯をお守りにして逃げ出すチャンスを伺い、犬を散歩中の男性に助けを求めた。犬を散歩中の男性が警察に通報し、ジャックは無事保護された。だが、自分の名前は言えるが、ママの名前が分からない。優秀な婦人警官のパーカー巡査は、ジャックとの会話をヒントにして監禁されていた場所を特定した。こうして、監禁男のオールド・ニックは逮捕され、ジャックはママと再会した。検査のため病院に入院するが、ジョイの両親がすぐに駆けつける。
終盤
退院後は、「ばぁば」ことナンシー・ニューサムと、再婚した夫レオと同居することになった。ジャックは次第に「世界」に適応していったが、ママの時間は「17才の高校生」のまま止まったままであり、7年もの闇を家族で埋めるのは容易なことではなかった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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