この項目では、セーヌ=マリティーム県のコミューンについて説明しています。ソーヌ=エ=ロワール県のコミューンについては「ルーアン (ソーヌ=エ=ロワール県)」をご覧ください。
Rouen
行政
国 フランス
地域圏 (Region) ノルマンディー地域圏
(地域圏首府)
県 (departement) セーヌ=マリティーム県
(県庁所在地)
郡 (arrondissement)ルーアン郡
(郡庁所在地)
小郡 (canton)7小郡庁所在地
INSEEコード76540
郵便番号76000, 76100
市長(任期)ニコラ・メイエル=ロシニョル(PS)
(2020年-2026年)
自治体間連合 (fr
ルーアン(フランス語: Rouen, ルアンとも)は、フランス北部に位置する都市で、ノルマンディー地域圏の首府、セーヌ=マリティーム県の県庁所在地である。 古くのルーアンはセーヌ川右岸のみであったが、現在は左岸とラクロワ島も市域に含まれている。市街の北側は丘陵が続いている。 セーヌ川は市面積のうち179ヘクタールを占める。緑地は306ヘクタールである。 中世からの古都であり、大司教座が置かれた。ルーアン大聖堂はゴシック建築の代表として知られる。クロード・モネの中期の連作『ルーアン大聖堂』はこの聖堂を主題としたものである[1]。ルーアン大聖堂にはノルマン人で初代ノルマンディー公になったロロの墓がある。また、百年戦争で捕虜となったジャンヌ・ダルクは、1431年にこの町で火刑に処されている。 1952年から1968年の間に5回、ルーアン近郊の公道を利用したサーキットルーアン・レゼサールでF1フランスGPが開催された。 フランスでは学生の町として有名で、たくさんの教育機関がある。 モン=サン=テニャン、デヴィル=レ=ルーアンボワ=ギヨーム、ビオレルサン=マルタン=ヴィヴィエ、ダルネタル
地理
カントゥルーサン=レジェ=デュ=ブール=ドニ
ルーアン
ル・グラン=ケヴィイール・プティ=ケヴィイー、ソットヴィル=レ=ルーアンボンスクール
交通
都市交通
公共交通Metro de Rouen
ルーアンの公共交通は、路面電車であるメトロ(英語版、フランス語版)(metro)、基幹バスであるルーアン東西交通(fr:Transport est-ouest rouennais, TEOR)、その他の路線バスがあり、ルーアン都市圏公共交通(fr:Transports en commun de l'agglomeration rouennaise, TCAR)やヴェオリア・トランスポールの子会社であるヴェオリア・トラスポール・ノルマンディー都市間(fr:Veolia transport Normandie interurbain, VTNI)によって運営されている。その路線網は次の3つから構成される。
ルーアン都市圏において、東西軸を構成するルーアン東西交通(TEOR)の3路線
ルーアン市内に地下線もある、計2路線全長18.2 kmのメトロ
54路線からなる一般バス路線網
2001年に開業したTEORは、中心市街地をバス専用レーンで通り抜け、ルーアン都市圏の東部と西部を結ぶ。路線総延長は39kmあり、3路線全てが芸術劇場駅でメトロと、各乗換停留所で12路線のバス路線と接続する。今日、TEORはルーアン都市圏に位置するルーアン、Deville-les-Rouen、Bihorel、モン=サンテニャン、Darnetal、Canteleu、Notre-Dame-de-Bondeville、Marommeの計9コミューンに通じ、約17万5千人の沿線人口を持つ。
Mont-RiboudetではTEORの開業した日よりパークアンドライドが行われている。Mont-Riboudet市内のオートルートA150の第一インターチェンジ横、ギュスターヴ・フローベール橋(fr:pont Gustave-Flaubert)の足下に位置する駐車場は、ルーアンの公共交通利用者が無料で利用出来る。
メトロは1994年の開業以来、セーヌ川の北岸と南岸を結んでいる。メトロはルーアン都市圏の近隣4コミューン(サン=テティエンヌ=デュ=ルヴレ、ソットヴィル=レ=ルーアン、ル・プティ=ケヴィイー、ル・グラン=ケヴィイー)に通じている。
バス路線網は54路線から成り、うち28路線は学校へ至る路線である。TEORとメトロの周囲に通じる8系統の高頻度路線により、都市圏全体に公共交通網が確保されている。Noctambusはモン=サンタニャンとサン=スヴェール(Saint-Sever)地区の間に通じている。平日、週末とも夜に、一晩一方向あたり、3から4本程度運行される。
ルーアンは、長い間、交通や自転車道網の概念において遅れていた。しかしながら、数年前より市は自転車交通を改善しようとしているように見える。特にボワエルデュー橋(Pont Boieldieu
道路
ロカード・シュドIII(Rocade Sud III)(国道338号線(オートルート A13(A13)からフローベール橋までの高速道路))
ロカード・シュド(Rocade Sud) (2008年7月3日開通(シュドIIIから県道18Eまでの高速道路))
ギュスターヴ・フローベール橋(pont Gustave-Flaubert (オートルート A150とシュドIIIを接続)
オートルート A150(fr:A150)(Barentinとフローベール橋を結ぶオートルート)
国道28号線(Route nationale 28)(ユーロップ大通りからマティルド橋(Pont Mathilde)とグラン・マール・トンネル(fr:Tunnel de la Grand Mare)を経てアブヴィル方面へのオートルート A28(A28)に繋がる。ロカード・エスト。)
ロカード・ノール(Rocade Nord) (国道28号線のグラン・マール・トンネル北側より、MarommeのDemi-Lune交差点までを繋ぐ。Demi-Lune交差点を地下道で通り抜けオートルートA150まで接続する計画あり。)
ロカード・ウエスト(Rocade Ouest) (オートルート・ド・ディエップとトゥール方面へ向かうオートルートA28を結ぶ道路。)(計画中)
東迂回路計画(Projet de contournement Est) (オートルート A154(fr:A154)(fr:Louviers-fr:Evreux)とも連絡するロカード・シュドと北方面のオートルートA28を結ぶ。)
自転車道網