ル・アーヴル
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この項目では、フランスの都市について説明しています。世界遺産については「オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴル」を、競走馬については「ルアーヴル (競走馬)」をご覧ください。

Le Havre


行政
フランス
地域圏 (Region)ノルマンディー地域圏
(departement)セーヌ=マリティーム県
(arrondissement)ル・アーヴル郡
小郡 (canton)9
INSEEコード76351
郵便番号76600,76610,76620
市長任期エドゥアール・フィリップ
2020年 - 2026年
自治体間連合 (fr)fr:Communaute de l'agglomeration havraise
人口動態
人口172 807人
2014年
人口密度3,681人/km2
住民の呼称Havrais
地理
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯49度29分 東経0度06分 / 北緯49.49度 東経0.1度 / 49.49; 0.1座標: 北緯49度29分 東経0度06分 / 北緯49.49度 東経0.1度 / 49.49; 0.1
標高平均:?
最低:0m
最高:105m
面積市:46.95km2 (4,695ha)
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ル・アーヴルの街並ル・アーブル中心部クロード・モネが1872年にル・アーブル港を描いた『印象・日の出

ル・アーヴル(フランス語: Le Havre)は、フランス北西部の大西洋に臨む港湾に位置する都市セーヌ川右岸の河口にあたり、ルーアンを首都とするノルマンディー地域圏セーヌ=マリティーム県に属する。港湾の規模はマルセイユに次ぎ、大西洋岸ではフランス第1位の規模である。

対岸のオンフルールとの間には、1995年ノルマンディー橋が架けられた。

2005年、戦後再建された中心部の街並みが「オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴル」としてユネスコ世界遺産文化遺産)に登録された。
歴史について

古い港が泥の堆積のため使用できなくなったため、1517年に建市され、当初はフランソワ1世にちなんでフランシスコポリスと命名された。その後まもなく、ル・ポール・ド・グラース(Le Port de Grace)やル・アーヴル・ド・グラース(Le Havre de Grace)などと呼ばれるようになった。アーヴル(Havre、男性名詞)は現代では一般的には使われないが、中期フランス語で港を意味する[1]。つまり、どちらの名称も「グラースの港」を意味したが、これは港の近くにあったノートル=ダム=ド=グラース礼拝堂(la chapelle de Notre-Dame-de-Grace)にちなんでいる[2]

第一次世界大戦中の1914年10月13日から1918年11月にかけ、ドイツに国土の大半を占領されたベルギーの政府は、ル・アーヴルの北西近郊のサン=タドレス(Sainte-Adresse)に移転して活動した(第一次世界大戦期のベルギー亡命政府)。

第二次世界大戦中、ノルマンディー上陸作戦から続くアストニア作戦艦砲射撃空爆で破壊され、戦後「鉄筋コンクリートの巨匠」とも呼ばれた建築家オーギュスト・ペレによって再建された。

2020年6月に行われた市長選挙では、現職首相のエドゥアール・フィリップが出馬、当選を果たした。制度上、フランスの首相と市長の兼務も可能ではあったが、7月3日には大統領に辞表を提出。市長職に専念することとなった[3]
名称について

ル・アーヴルのル(le)は、フランス語の男性形定冠詞であり、前置詞と結合することがある。たとえば前置詞aと結合するとau(オ)となるため、ル・アーヴルはオ・アーヴル(au Havre)に変化する。前置詞"de"なら"du"(デュ)で、デュ・アーヴル(du Havre)である。なお、H(アッシュ)が無音であればエリジヨンを起こし「ラーヴル」となるが、この場合"Havre"はゲルマン系の語彙(英語の"haven"と同根)であり有音なので「ルアーヴル」と読む。
姉妹都市

大連 中華人民共和国

サウスハンプトン イギリス

ポワントノワール コンゴ共和国

サンクトペテルブルク ロシア

タンパフロリダ州 アメリカ合衆国

マクデブルク ドイツ

出身者

ルネ・コティ第四共和政期の大統領

クリスティーヌ・ラガルド欧州中央銀行総裁、IMF専務理事、フランス財務大臣。幼少期を同地で育った。

アルテュール・オネゲル:作曲家(スイス国籍)

アンドレ・カプレ:作曲家・指揮者

クロード・モネ:画家[4]

ラウル・デュフィ:画家

ジャン・デュビュッフェ:画家


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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