ルミナスオレンジ
出身地 日本
ジャンルオルタナティヴ・ロック
シューゲイザー
ドリーム・ポップ
ポストロック
活動期間1992年 -
レーベルCream Cone Records
(1996年,1999年,2004年)
K.O.G.A. Records
(1997年)
Major Records
(1998年)
トラットリア(ポリスター)
(2000年)
tone vendor
(2002年)
navigation
(2008年)
残響レコード
(2009年 - 2010年)
Parallelogram
(2014年)
公式サイト ⇒Luminous Orange Web
メンバー竹内里恵(ボーカル)(ギター)
旧メンバー二澤太郎 (ベース)
坂本和子 (ベース)
岡崎美恵子(ドラムス)
番場要 (ドラムス)
ルミナスオレンジ(英: Luminous Orange)は、日本のオルタナティヴ・ロックバンド。 ペイル・セインツにインスパイアされ、1992年横浜にて曲を書き溜めた竹内里恵がメンバーを募り、女性4ピースバンドとして結成。 何度かメンバーチェンジを経た後、2002年以降は竹内里恵のソロプロジェクトとなる。結成以来、基本的に竹内が全ての楽曲の作編曲、歌詞を手がける(歌詞は数曲共作あり)。サポートミュージシャンを迎え録音やライブを行っている。1996年の1stアルバムリリース以来、5枚のアルバム、1枚のミニアルバム、1枚の7インチレコードをインディーズレーベルから発売している他、ビクターから2000年発売された「VU ヴェルヴェット・アンダーグラウンドトリビュート」、trattoria(ポリスター)より1枚のマキシシングルと、同レーベルのコンピレーションCD「Prego!99」, 「Prego!2001」, 「Anchor」に参加している。 ロックに通常使用される、3コードと呼ばれる進行から逸脱した不協和音や、複合拍子、変則的な小節構成などを多用した楽曲が特徴である。シューゲイザーのくくりに入れられる事があるが[1][2]、プログレ的、エモ的、また基本的にはギターバンドであるが打ち込みを併用する楽曲も多いことからエレクトロニカ的と評される事もある。バンドブーム後?1995年頃の国内インディーズバンドが苦戦していた時期は、欧米のファンジンへの記事掲載、ラジオ局での放送等、海外のメディアによる紹介の方が多かった[3]。京都のレコード店の店内にてかかっていたルミナスオレンジの楽曲が偶然小山田圭吾の耳に止まり、トラットリアでのマキシリリース、数枚のコンピレーションへの参加に至った経緯がある。2002年発表のDrop You Vivid Coloursからは再びインディーズレーベルから作品を発表している。NYで毎年行われる音楽イベント、CMJ Music Marathon
概要
ファーストアルバム。Cream Cone Records
より発売された。この頃インディーズ界がギターポップ、パワー・ポップ全盛期だった事もあり、複雑な楽曲は異色であった。現在は廃盤。K.O.G.A. Recordsから発売されたセカンドアルバム。トリッキーな構成やコード進行は一貫しているが、ピアノ、バイオリン、バグパイプ等のアコースティック楽器も使用し、歪みギターは控えめである。当時正式メンバーだった竹内里恵、番場要(d)、坂本和子(b)にゲストミュージシャンを加えた形で制作されたが、このアルバム発表と前後して番場と坂本が脱退した。
Puppy Dog Mail EP(1998年)
収録曲
Puppy Dog Mail
Fresh Berry Soup
Wave
Before Last Night
元Pale Saintsのイアン・マスターズ主催、Friendly Science Enregistermentsのレーベル第4弾7インチとして英国で発売された。コーネリアスの小山田圭吾が京都の輸入レコード店Jet Setで耳にしたのはこのレコードである。ボサノヴァテイストとギターロックが同居し、打ち込み主体の楽曲が収録されている。
Sugarcoated(1998年09月28日/MJIP-7001)
収録曲
Tears Of Honey
Language Of The Wind
Starquake
Puppy Dog Mail
Sugarcoated
Another Sick New World
Chelsea Girl
Honey Eyes
Heather Scent The Air
Classified
Major Records(インパートメント)から発売されたサードアルバム。二澤太郎がベースとして加入し、ドラムは藤澤勉、北村弘、辻野洋史の3人がサポートとして担当した。複雑な楽曲は変わらないながら、ギターの歪みやフィードバックノイズを駆使したギターロック寄りな作品になっている。アルバムタイトルには、難解と言われ続けてきた楽曲を甘いメロディやウィスパーボイスでコーティングし、さらりと聴かせてしまおうという意図が含まれている。
luminousorangesuperplastic(1999年2月16日/CCCD-111)
収録曲
Walkblind
What youve done
sugerplastic
tears of honey
chapter 22
cotton tails
Puppy dog mail (fast)
7曲入りミニアルバム。Cream Cone Recordsから発売された。前作の方向性を維持しながら、より荒々しさとスピード感のある楽曲が収録され、高い周波数帯をブーストしたMix手法が採用されている(低音は控えめである)。