ルパン三世_sweet_lost_night_?魔法のランプは悪夢の予感?
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ルパン三世 > ルパン三世 sweet lost night ?魔法のランプは悪夢の予感?

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ルパン三世
sweet lost night ?魔法のランプは悪夢の予感?
ジャンル単発テレビアニメ
原作モンキー・パンチ
脚本大川俊道
監督アミノテツロ
声の出演栗田貫一
小林清志
井上真樹夫
増山江威子
納谷悟朗
田中美里
萩原聖人
銀河万丈 ほか
音楽大野雄二
言語日本語
製作
プロデューサー中谷敏夫(NTV)
尾ア穏通(TMS)
製作トムス・エンタテインメント

放送
放送国・地域 日本

初回放送
放送期間2008年7月25日
放送時間21:03-22:54
放送枠 金曜特別ロードショー
放送分112分
回数1回

再放送
放送期間2011年11月28日
放送時間1:59 - 3:50
放送枠映画天国
放送分111分
回数1回

番組年表
前作ルパン三世 霧のエリューシヴ
次作ルパン三世 the Last Job
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『ルパン三世 sweet lost night ?魔法のランプは悪夢の予感?』(ルパンさんせい スウィート ロスト ナイト ?まほうのランプはあくむのよかん?)は、モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』のTVスペシャルシリーズ第20作。2008年7月25日日本テレビ系の『金曜特別ロードショー』にて放送された。視聴率は14.4%。2011年11月28日には日本テレビ深夜の『映画天国』枠で『ルパン三世 血の刻印 ?永遠のMermaid?』の宣伝を兼ねて再放送された。
概要

脳科学技術を活用した特殊装置「LAMP」を巡るルパン一味とドリューとその兄アダム、ガーリック大佐との争奪戦を描く。

ルパン三世のTVスペシャルは1990年の『ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎』以降、毎年7月下旬(または8月上旬)に放送されるのが定番となっていたが、夏の放送は2019年現在本作が最後となっており、以降のテレビスペシャルは秋や冬など放送時期が流動的となる。
あらすじ

不二子の頼みで、どんな願いも叶う「魔法のランプ」を手に入れたルパン。しかし銭形の妨害により、次元との待ち合わせ場所から遠ざかってしまう。ルパンは「擦れば魔人が出てきて助けてくれるのでは?」と冗談半分でランプを擦ると、ランプから妖精と名乗る美女が出てきて願いを叶えてくれるという。ただし、人生の半分を失ってしまうというリスクを聞いた途端、突然ルパンは見知らぬ場所におり、なぜ不二子から「裏切った」と怒号を受けているのかも、武装した男たちが襲来しルパンに「ランプを渡せ」と要求してきた原因も、全く理解できない。ルパンを救出しに来た次元の話により、ルパンは魔法のランプによって午後7時から午前7時までの半日分の記憶を失ってしまったことを理解する。

次元との会話の最中、テレビ画面には武装一味率いる「ガーリック大佐」が映し出され、不二子を人質にランプをよこせと言ってきた。もちろん不二子の仕組んだ罠だとは知っていながらも、ガーリック大佐の指示した列車に乗り込むルパン。すると隣に「ドリュー」と名乗る女性が座ってきた。案の定、不二子は大佐とグルだった。ガーリック大佐の攻撃から逃げるルパンがドリューに歩み寄ると彼女の変装が取れるが、その素顔は「ランプの妖精」そのものだった。逃げようとするドリューに事情を聞くルパンだが、またしてもガーリック大佐の攻撃が始まり、次元は被弾し負傷、五ェ門は潜水艦の中に閉じこめられ行方不明になってしまう。

彼女の話によると、例のランプ、すなわち「LAMP」は脳科学の研究者「アイヒマン博士」が作った「記憶のスキャナー装置」だという。そしてドリューも博士によって3年間の記憶を奪われており、その記憶を取り返すために博士のいいなりにされていると告白した。ルパンの記憶が3度消えた際、ドリューは記憶消去についての事実をルパンに告げる。ルパンに残されたのは残り数時間。ルパンたちは急いでアイヒマン博士の研究施設へ向かう。

一方の銭形はルパンを追いかけた際にスマトラ島のジャングルで遭難事故に遭い、頭を強打したために全ての記憶を喪失してしまい、一人称が「ボク」になり、口調や性格も少年のように豹変し、自分が誰かもわからずさ迷い歩くのだった。
ゲストキャラクター
ドリュー
声 -
田中美里(子供時代 - 須藤祐実)本作のゲストヒロイン。「石油王の娘」を名乗る形で不二子にLAMPによる取引を持ち掛けてきた女性だが、実際は戦争に歪んだ憎しみを抱くマッドサイエンティストであるアイヒマンの助手。ルパンとは当初、ランプの妖精として出会っているが、それはアイヒマンが作ったホログラムである。「あなた…どうかしているわ」が口癖。戦災孤児であり、内戦に巻き込まれて深手を負った両親が目の前で苦しみながら死んでいったトラウマから、兄のアダムと共に医学の道を目指し、野戦病院での医療支援活動に参加していたが、戦場で傷ついた者たちの治療を行っても、戦争は終わるどころか病院にまで爆弾が投下されてしまうなどといった過酷な現実を突きつけられ、兄と共に絶望しかけていた。そんな中でアイヒマンと出会い、彼の脳医学を生かして戦争を絶滅させるという彼の思想に共感し、助手としてその研究に参加した。しかし、次第に人道や倫理を無視するようになったアイヒマンのやり方に恐怖し、ついにはLAMPを使った人体実験にまで乗り出そうとしたのを反対した際、アイヒマンは階段から転落してしまうことになった。その後、それから3年分の記憶が抜け落ちた状態となり、その3年分の記憶と行方が分からなくなったアダムを探し出すべく、ルパンに助けを求めて独自に行動することになった。ルパンと共に行動する一方、LAMPのマイクロチップの影響で2度に及ぶ形で半日分の記憶を失うという障害を抱えていた上に、五ェ門までもが洗脳されてアイヒマンの部下になっていたことから、ルパンを頼ることに躊躇いを見せていたが、それでもルパンは何が何でも自分を信じようとしてくれたことから、最終的にはアイヒマンの意に反してルパンを信じ続ける道を選ぶ。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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