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ルパン三世 PART5
ジャンルコメディ、アクション、デジタル
アニメ
原作モンキー・パンチ
監督矢野雄一郎
シリーズ構成大河内一楼
キャラクターデザイン横堀久雄
音楽大野雄二
アニメーション制作テレコム・アニメーションフィルム
製作ルパン三世PART5製作委員会
放送局日本テレビほか
放送期間2018年4月4日 - 9月19日
話数全24話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ
『ルパン三世 PART5』(ルパンさんせい パートファイブ)は、モンキー・パンチの漫画を原作とする日本のアニメ『ルパン三世』の作品群のうち、2018年4月から9月まで日本テレビほかにて放送されたテレビアニメシリーズを指す。放送終了後の2019年4月11日にモンキー・パンチが死去したため、本作は原作者存命中に放送された最後のテレビシリーズとなった。
本項では、本作を含めテレビシリーズを便宜上『TV第○シリーズ』と表記する。 2015年放送のシリーズ(以下『TV第4シリーズ』)から2年ぶりとなるシリーズである。『TV第4シリーズ』に関わった主要スタッフが中核として引き続き起用され、アニメーション制作をトムス・エンタテインメント(以下、TMS)自社ではなく『TV第4シリーズ』と同じくTMSの子会社であるテレコム・アニメーションフィルム(以下「テレコム」)が担当している。また、テレビシリーズでは初となる製作委員会方式が用いられた。 主な舞台はフランスとなっている[1]。これに関しては、イタリアを主な舞台とした『TV第4シリーズ』終了から期間がそれほど空いておらず、地続き感のあるドラマを感じてもらうためであるほか、その最終話でイタリアから旅立ったルパン達が現在もヨーロッパに滞在し、ルパン一世の生まれた地であるフランスを拠点にしている流れを作りたかったためである。ただし、舞台がほぼイタリアに固定されていた前作とは異なり、劇中では物語の舞台がフランス国外に移ることも多い。 作品のテーマは「ルパンがネット社会を生き抜いていく」など現代的なものになっている[2]。 出演者の津田健次郎によると、本作は若い世代による「新しいルパンを作り上げていく」という意気込みが強く、長年続いてきた世界観をいかに損なわず新しくできるかを模索していたといい、原点回帰でもある作品だったという[3]。そのため、それまでは躊躇されてきたという人が死ぬ場面もしっかり描写され[3]、被弾などによる流血の描写も過去作より多い。 これまでのシリーズは1話完結が基本だったが、本作は4本の中編と7本の1話完結型のエピソードで構成されており、中編では各話のラストで次回への引きが入るクリフハンガー構成になっている。そのため、各中編の冒頭に「EPISODE○○」、最後に「EPISODE○○ Fin」の表記が入る[4][5][6]。 2018年6月には、シリーズレギュラーのエンゾ・ブロン役として俳優の上川隆也が出演することが発表された。上川はすでに本作の第1話に同役で出演していたが、その時点ではノンクレジットであった[7]。 1971年放送開始の『TV第1シリーズ』から次元大介役を務めてきた小林清志が”最終話まで出演した”最後のテレビシリーズとなった[8][注 1]。 それまでは各シリーズごとに色が変わっていたルパンのジャケットに関して、本作では過去作の歴史を全肯定する意味で過去にテレビシリーズで使われた色が再び採用された。「現代のルパン」であるため『TV第4シリーズ』と同じ青[注 2]を本シリーズ標準服装デザインと設定しており、脚本に合わせて緑(TV第1シリーズ)や赤(TV第2シリーズ)、ピンク(TV第3シリーズ)[注 3]のジャケットを着用する[4][5]。また、次元・五ェ門・銭形警部に関してもルパンのジャケットに合わせ、各テレビシリーズ放送当時のデザインで登場する。 シリーズ構成・脚本には大河内一楼が初起用され、設定考証は『Lupin the Thirdシリーズ』にて設定考証を務めた白土晴一が務める。大河内の起用は、『TV第5シリーズ』にて企画開発を務めている鈴木常泰が、トムス・エンタテインメント制作の映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』で、共に作品制作に携わったことのあった大河内をシリーズ構成にオファーしたことによる[9][10]。 大河内は最初、「今までの『ルパン』とは違う新生『ルパン』にする」という企画書を制作陣に提出した。これに、長年『ルパン三世』に関わってきたスタッフたちは驚き、警戒する者もいたという。そんな中、大河内の提案は監督の矢野雄一郎には前向きに受け入れられ、大河内は「現代の新しいルパン」を目指しながらも「これまでのシリーズを全肯定する」シナリオになるように取り組んだ。今回、大河内が「現代のルパン」を作ることを企画の要としたのは、今までルパンを観たことがない若い層に観てもらえる作品にするため、舞台を21世紀の現代としてルパンたちがスマホなどのデジタルガジェットを駆使して「お宝」を盗む、本作のキーキャラクターにも「天才ハッカー少女」が登場するなど、「デジタル」や「サイバー」が物語の重要な要素となっている。また、旧来のファンにも楽しんでもらうために「これまでのシリーズを全肯定する」シナリオを目指し、原作漫画や過去のアニメシリーズのキャラクターが登場するなど、さまざまな取り組みがなされている[9]。 これらの取り組みは、最終的にスタッフたちから好評を得た。クリエイティブプロデューサーの浄園祐は大河内のシナリオを称賛しており、「もっと早くに出会いたかった」「今作はルパンシリーズの分岐点になるという手ごたえを感じる」と評している[9]。 中編エピソードの脚本は「EPISODE I」「EPISODE III」「EPISODE IV」を大河内、「EPISODE II」を雑破業、1話完結型エピソードの脚本は大河内や副監督の酒向大輔をはじめ、野島一成、大倉崇裕、綾奈ゆにこ、時雨沢恵一、西田シャトナーがそれぞれ務めた。
概要
服装デザイン
製作概要
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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