ルドルフ
Rudolf
ハプスブルク=ロートリンゲン家
2014年、洗礼者ヨハネと福音記者ヨハネ教会
ルドルフ・ハプスブルク=ロートリンゲン(ドイツ語: Rudolf Habsburg-Lothringen, 1950年11月17日 - )は、ハプスブルク=ロートリンゲン家の一員。最後のオーストリア皇帝・福者カール1世と皇后ツィタの孫にあたる。
経歴ルドルフの住居、シャトー・ド・トルニー(フランス語版)。スイスの文化財に登録されている
1950年11月17日、オーストリア旧皇族カール・ルートヴィヒと、その妻ヨランド・ド・リーニュ(英語版)(リーニュ公爵ウジェーヌ2世(英語版)の娘)の第一子として生まれた。
ベルギーで育ち、銀行家になった[1]。
スイス・フリブール州に位置する、スイスの登録文化財であるシャトー・ド・トルニー(フランス語版)に、25年以上居住している[1][2]。ハプスブルク家の代表者として、皇后ツィタの列福プロセスに関与している[3]。
2014年4月、チェコ・ブルノの洗礼者ヨハネと福音記者ヨハネ教会(チェコ語版)が、福者カール1世の遺髪を聖遺物として取得した[4]。ルドルフはその式典に孫として参列し、フランス語で2時間にわたり祖父母について講義した[4]。 妻エレーヌ(ヴィランファーニュ・ド・ヴォジェルサンク男爵家
家族
カール・クリスティアン(1977年 - )- 2007年、エステル・ド・サン=ロマンと結婚
プリシラ(1979年 - )
ヨハネス(フランス語版)(1981年 - )- 2018年6月16日より、カトリックの司祭(独:Priester、仏:Pretre)[5]
トーマス(1983年 - )
マリー=ド=ネージュ(1986年 - )
フランツ=ルートヴィヒ(1988年 - )- 2018年、マティルド・ヴィニョンと結婚
ミヒャエル(1990年 - )
ヨーゼフ(1991年 - )
出典^ a b Patrick Mulhauser (2016年7月3日). “Erzherzog Rudolf von Osterreich: ≪Wir leben um zu dienen≫”. スイス放送協会. https://www.srf.ch/news/regional/bern-freiburg-wallis/erzherzog-rudolf-von-oesterreich-wir-leben-um-zu-dienen 2018年12月6日閲覧。
^ Stephane Sanchez (2015年7月29日). “La vie de chateau par choix familial”. La Liberte(フランス語版). https://www.laliberte.ch/news/dossiers/les-series-d-ete-2015/la-vie-de-chateau-par-choix-familial-293477 2018年12月6日閲覧。