ルックスオティカ
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ルックスオティカ・グループ
Luxottica Group S.p.A.

種類子会社
本社所在地 イタリアミラノ
設立1961年 (63年前) (1961)
業種アイウェア
代表者レオナルド・デル・ヴェッキオ会長
Francesco Milleri(副会長、CEO
売上高 91億5700万ユーロ(2017年)[1]
営業利益 13億100万ユーロ(2017年)[1]
純利益 10億3800万ユーロ(2017年)[1]
純資産58億100万ユーロ(2017年)[1]
総資産100億4200万ユーロ(2017年)[1]
従業員数85,150人(2017年)[1]
会計監査人プライスウォーターハウスクーパース
主要株主エシロールルックスオティカ(100%)
主要部門レイバン
ペルソール
オークリー
アラン・ミクリ
主要子会社福井めがね工業(67%)
外部リンク ⇒www.luxottica.com/en
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ルックスオティカ・グループ(ルクソティカ、イタリア語: Luxottica Group S.p.A.)は、世界最大の眼鏡・アイウェアメーカー。イタリアミラノに本拠を置き、ヨーロッパやアメリカ合衆国を中心に多くの有力ブランドを保有する。持株会社「エシロールルックスオティカ」の100%子会社である。
沿革

1961年、実業家の レオナルド・デル・ヴェッキオヴェネト州北部のアーゴルドで創業、初期は光学機器のアクセサリ製造を行っていたが、1967年に眼鏡フレームの製造に着手、1971年にルックスオティカのブランド名でミラノの見本市に出展、成功をおさめ知名度を向上させた[2]1974年に卸売業者のScarrone S.p.A.を買収し、設計・製造から販売までトータルで手掛ける垂直統合型企業へと脱皮、1981年のドイツ進出を皮切りに国際販売に乗り出し、続いてアメリカ合衆国の卸売業者Avant-Garde Optics Inc.を買収し販路を拡大、2000年にイタリア証券取引所に上場した[2]。欧米の有力眼鏡メーカーを続々と買収し、2010年代に入るとラテンアメリカの眼鏡メーカーも買収、2014年にアメリカのWellPoint, Inc.からアイウェア販売サイトGlasses.comを買収した[3]

1988年アルマーニと、1992年ブルックス・ブラザーズと、1997年ブルガリと、1999年シャネルと、2003年プラダおよびヴェルサーチと、2005年DKNYと、2006年ドルチェ&ガッバーナおよびバーバリーと、2007年ラルフ・ローレンと、2008年ティファニーと、2009年にトリーバーチと、2012年コーチと、2015年マイケル・コースと、2017年にヴァレンティノとそれぞれライセンス契約を結び、ファッションブランドへの関与も強化している[2]

眼鏡型のウエアラブル端末の開発にも関与し、2014年3月にGoogleとの提携を発表[4]、続いて同年12月インテルとの提携を発表した[5]

創業者のレオナルドはルックスオティカの成功でイタリア有数の富豪となり、非公開企業のDelfin S.a.r.l.を通じてルックスオティカの株式の過半数を保有していた[6]。2017年1月、フランスのレンズメーカーであるエシロールとの経営統合が発表され[7]、2018年10月、両社の持株会社「エシロールルックスオティカ」が設立され、レオナルドは同社の会長兼CEOに就任、また持株会社の筆頭株主となった[8]

日本では、ルックスオティカジャパン株式会社(Luxottica Japan Co., Ltd.)(旧ミラリジャパン(Mirari Japan Co. Ltd.))として、オフィス(東京)とロジスティクス拠点(成田市)を持つ[9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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