ルステラ(古代ギリシア語: Λ?στρα / Lystra)は小アジアの南部、南ガラテヤ
地方の町でイコニオムの南西40kmにあったルカオニヤ地方の町の名前である。新約聖書の使徒行伝に登場する。現在のトルコ共和国・コンヤの南30キロメートル、ハトゥンサライ(Hatunsaray)という村から、北西1.5kmにある丘の遺跡がルステラであったと考えられている。ハトゥンサライの村には、ルステラに関する展示のある小さな博物館がある。町は丘の上にあり、肥沃な平原に囲まれ、小さな2本の川が待ちの近くを流れていた。
文語訳・口語訳はルステラ、新共同訳聖書はリストラとする。 パウロとバルナバは第1回伝道旅行の際に町を訪問した。パウロが足の不自由な人を癒した時に、町の住民はパウロとバルナバをゼウスとヘルメースであると言った。 第2次伝道旅行の時にもこの町を訪れて、この町の出身者であったテモテに割礼を受けさせて、同伴者にした。第3回伝道旅行の際にはエペソに行く途中で訪れた。
新約聖書
参考文献
『新聖書辞典』いのちのことば社、1985
更新日時:2018年1月15日(月)07:35
取得日時:2018/08/10 05:23