ルスツリゾート
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ルスツリゾート(英:RUSUTSU RESORT)は、北海道虻田郡留寿都村(ゴルフ場コースの一部は喜茂別町)にあるリゾート施設。
概要

総面積約820ヘクタール、ホテル延床面積10万平米・収容人数約3,150名の規模を有し[1]、1年を通して滞在・利用することができるリゾート地になっており、遊園地スキー場ゴルフ場テニスコート宿泊施設などのアミューズメント施設が充実している[2]。遊園地は北海道内屈指のアトラクション数(60種類以上)を誇り、ゴルフ場の4コース72ホール、スキー場のコース数37、総滑走距離42km・毎時輸送能力30,728名は北海道内一であり[3]、スキー場のゴンドラ数4基は日本国内一である[4]。ただし4月上旬からゴールデンウィークにかけては夏季営業・10月下旬から11月下旬にかけては冬季営業に向けての準備の為休業となる。

2008年(平成20年)7月7日?9日に開催された『第34回主要国首脳会議』(北海道洞爺湖サミット)では国際メディアセンター(IMC)として使用され[5][6]MICEに対して積極的な姿勢を示している。また、イギリスの国際的スキー専門誌『グレート・スキーイング&スノーボーディング・ガイド』の「2008年世界のベストリゾート20ヶ所」に日本国内から初めて選出されて「ベスト・スモール・リゾート賞」を受賞[2][4]トリップアドバイザーが発表した「日本のテーマパークランキング 2015」トップ10にランクインし[7]日本経済新聞社が選ぶ「雪の新体験が満喫できるリゾート」ランキングでは全国1位に選出された[8]

2012年(平成24年)にリゾートホテルとしては日本国内初となる「ローカルハラル」を取得し、本格的にハラルを取り入れており[9]、2015年(平成27年)から海外版オンラインサイトにPayPalを導入している(ファストブッキング経由)[10]
歴史

ルスツリゾートの前身は、1972年に埼玉県に本社を置く大和観光が橇負山(そりおいやま)の土地を購入して開発した「大和ルスツスキー場」である[11][12]。現在の「ウエストMt.」(West Mt.)部分にスキー場とボウリング場付の宿泊施設をオープンしたことに始まり、好調な集客によりスキー場を拡大していった[11]

ところが不動産投資の失敗によって大和(旧・大和観光)が倒産[13]、村は新たにスキー場を経営する企業を探した[11]。1981年10月[14]、ロープウェイ運営のノウハウを生かしたスキー場経営を構想していた登別温泉ケーブルが留寿都村からの依頼を受け[15][16]北海道東北開発公庫の支援を受けつつ買い取り[17]、子会社「加森観光」を設立して営業を開始[11][18]。1982年からテニスコート造成を皮切りに[19]、積極的な投資を行って遊園地[20]・ゴルフ場・宿泊施設などを順次建設し、札幌・千歳・苫小牧・室蘭といった道央圏の主要都市から車で1時間半程の立地の良さを生かした通年型リゾートへ転換を図った[11]。特に遊園地事業においては閉鎖した遊園地や地方博覧会で使用していた中古機材を廉価で確保し投資を抑えながら施設の充実を図った[11]。一方、スキー場の拡張も行い、1987年に国道230号を挟んだ貫気別山(点名は風防留山)山麓にゲレンデを造成して「イーストMt.」(East Mt.)を、翌1988年にイーストの隣に「Mt.イゾラ」(Mt. Isola)をオープンし、コースの増設、ゴンドラやリフトを新設した[11]


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