『ルクセンブルク』
ブルートーンズ の スタジオ・アルバム
リリース2003年5月12日(イギリス)
2003年8月10日(日本)
録音2003年
ジャンルパンク・ロック
ガレージロック
ニュー・ウェイヴ
レーベルスペリアー・クォリティ・レコーディング
プロデュースブルートーンズ/ゴードン・ミルズ
専門評論家によるレビュー
Drowned in Sound (1/10) ⇒link
Entertainment.ie ⇒link[リンク切れ]
The Guardian ⇒link
ITV (6/10) ⇒link
Noisehub.com (8/10) ⇒link
Soundmag.de (7/10) ⇒link
The Times ⇒link
Whisperin & Hollerin (8/10) ⇒link
ブルートーンズ アルバム 年表
ザ・ベスト・オブ・ブルートーンズ
(2002)ルクセンブルク
(2003)ア・ラフ・アウトライン
(2006)
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『ルクセンブルク』(英:Luxembourg)は、2003年に発表されたブルートーンズの4枚目のオリジナル・アルバム。 リチャード・ペイン脱退後、再び4人組に戻って制作された。この作品以降バンドと長い付き合いとなるゴードン・ミルズが初めて共同プロデュースを担当している。アルバムタイトルは、収録曲の「ユア・ノー・ファン・エニモア」の歌詞からとられた。この歌は、相手に飽きて惰性に陥ったSM関係にあるカップルついて書かれたものだが、この二人がSMセッションの際に使うはずのセーフワードがなぜか「Luxembourg」になっている。なお英語で Luxembourg は「ラクセンバーグ」に近い発音をするが、このアルバムの邦題はドイツ語読みの大公国の名につられて「ルクセンブルク」となってしまった。 マーク・モリスが「これまでの僕達の作品とはまったく異なる」[1]と語ったとおり、前作とはうってかわってパンクやガレージに影響を受けたようなギターロック色が強い楽曲が並んでおり、それまでバンドが多用してきたアコースティック・ギターを一切使用していないことがクレジットに明記されている。 マークは、「ヒア・イット・カムズ・アゲイン」について「ディーヴォがラモーンズとフィッシュ・アンド・チップスの店で出会ったような曲」、「ファスト・ボーイ」については「ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「僕は待ち人」やエリック・クラプトンの「コカイン」らに続く新世紀のドラッグ・ソング」と語っている[2]。 商業的には自主レーベルからのリリースだったことも響いて、全英49位にとどまった。後にこのアルバムは、クッキング・ヴァイナルからリイシューされている。日本盤は、イギリスから遅れること3か月後にインディーズのP-VINEからリリースされたが、歌詞・対訳のみで解説はついていなかった。ちなみにブルートーンズのアルバムが日本盤で発売されたのは、今のところこのアルバムが最後である。
解説
収録曲
ヒア・イット・カムズ・アゲイン ? Here It Comes Again
ファスト・ボーイ ? Fast Boy
リキッド・リップス ? Liquid Lips
ユア・ノー・ファン・エニモア ? You're No Fun Anymore
ビッグ・プロブレム ? Big Problem
アイ・ラブ・ザ・シティ ? I ? The City
ネバー・ゴーイング・ノーウェア ? Never Going Nowhere
リトル・ベア ? Little Bear
コード・ブルー ? Code Blue
ターン・イット・アップ ? Turn It Up
日本盤のみのボーナス・トラックとして、ラモーンズのカバー「ビート・オン・ザ・ブラット」が追加収録。
シングル
2003年 ファスト・ボーイ/リキッド・リップス ? 25位
2003年 ネバー・ゴーイング・ノーウェア ? 40位
出典^ VIBE ⇒[1]
^ with a little charm... ⇒[2]
表
話
編
歴
ブルートーンズ
メンバー
マーク・モリス - アダム・デヴリン - スコット・モリス - エズ・チェスターズ
前メンバー
リチャード・ペイン
オリジナル・アルバム
エクスペクティング・トゥ・フライ - リターン・トゥ・ザ・ラスト・チャンス・サルーン - サイエンス・アンド・ネイチャー - ルクセンブルク - ザ・ブルートーンズ - A New Athens
コンピレーション・アルバム
アー・ユー・ブルー - ザ・ベスト・オブ・ブルートーンズ - ア・ラフ・アウトライン - ジ・アーリー・ガレージ・イヤーズ - ザ・ブルートーンズ・コレクション
ライヴ・アルバム
BBC・レディオ・セッションズ - ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ウェスト・トゥエルヴ