ルイス・モンテネグロ
2022年
第120代 ポルトガル共和国首相
現職
ルイス・フィリペ・モンテネグロ・カルドーゾ・デ・モライス・エステヴェス(ポルトガル語: Luis Filipe Montenegro Cardoso de Morais Esteves、1973年2月16日 - [1])は、ポルトガルの政治家。現在、同国首相(第120代)、社会民主党党首、元共和国議会議員。 ポルトに生まれ、アヴェイロ県エスピーニョで育った[2]。祖父と父が法律家であったため、ポルトガル・カトリック大学で法学を学び卒業[3]。1994年から1996年まで、社会民主党青年部のエスピーニョ支部長を務めた。1997年から2001年までエスピーニョ市議を務めたのち、2005年の市長選に立候補したが、社会党候補に得票率45%対38%で敗北した[1][4]。 2002年、アヴェイロ選挙区から29歳にして共和国議会議員に初当選。2010年には社会民主党の副院内総務となり、翌年には得票率86%で院内総務に選出された[5]。 モンテネグロが院内総務となった当時のポルトガルは、金融危機への対処をめぐって欧州委員会、欧州中央銀行、国際通貨基金のいわゆる「トロイカ」との交渉のさなかにあった。これに関連して、2014年1月には「人の命は尊いが、国の命はもっと尊い」などと発言し、批判を受けた[2]。2018年2月の党首選挙で現職のペドロ・パッソス・コエーリョが落選すると、社会民主党は「(新党首の)ルイ・リオのお友達集団になるべきではない」と警告を発して共和国議会議員を辞任した[6]。 2020年1月の社会民主党党首選挙には現職リオの対抗馬として立候補したが、リオからフリーメイソンなどと攻撃され[7][8]、決選投票の末に敗北した[9]。 2022年、総選挙の敗北の責任を取ってリオが党首を辞任すると、後任の党首選挙に真っ先に立候補を表明し[10]、元環境相のジョルジェ・モレイラ・ダ・シルヴァを破って得票率72.47%で当選した[11]。
経歴
共和国議会議員
社会民主党党首
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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