ルイス・デ・セルケイラ(Luis de Cerqueira、1552年 - 1614年2月20日)は、ポルトガル出身のイエズス会宣教師である[1][2]。 ベージャ県のアルヴィートゥ
経歴・人物
その後来日に苦難を強いられたが[2]、1598年9月5日(慶長3年8月5日)に同じイエズス会宣教師だったイタリア出身のアレッサンドロ・ヴァリニャーノらと共にようやく長崎に上陸した[2][4]。来日後はヴァリニャーノらと共に日本人キリシタンの育成によるセミナリヨの開設や[1][2]、江戸幕府の将軍だった徳川家康に伏見で謁見し[1][2]、奴隷売買の禁止等[3]、禁教令の撤廃やキリスト教の布教に携わった。また家康とセルケイラは畿内を中心に本多忠純や板倉勝重、細川忠興等多くの諸大名に教会の保護に貢献した[5]。布教後も日本に滞在し、長崎で死去した[2][5]。
主な著作物
ポルトガル語著
『サカラメンタ提要』
日本語著
『秘跡の祝いの宝鑑』
『良心の尊貴なることの手引』
脚注
注釈^ 1593年とする文献もある。
出典^ a b c “セルケイラ”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社)株式会社DIGITALIO. 2023年2月2日閲覧。
^ a b c d e f g h i j k l m “セルケイラ”. 朝日日本歴史人物事典(朝日新聞出版)株式会社DIGITALIO. 2023年2月2日閲覧。