「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」
ボン・ジョヴィ の シングル
初出アルバム『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』
B面ワイルド・イン・ザ・ストリーツ
エッジ・オブ・ア・ブロークン・ハート(12インチのみ)
リリース1986年
規格7インチ・シングル
12インチ・シングル
録音1986年
ジャンルハードロック
時間4分12秒
レーベルマーキュリー・レコード
作詞・作曲ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ、デスモンド・チャイルド
プロデュースブルース・フェアバーン
チャート最高順位
1位(アメリカ、ニュージーランド[1]、ノルウェー[2])
2位(スウェーデン[3])
4位(イギリス[4]、オランダ[5])
20位(ドイツ[6])
ボン・ジョヴィ シングル 年表
禁じられた愛
(1986年)リヴィン・オン・ア・プレイヤー
(1986年)ウォンテッド・デッド・オア・アライヴ
(1987年)
ミュージックビデオ
「Livin' On A Prayer」
「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」(Livin' on a Prayer)は、ボン・ジョヴィが1986年に発表したシングル。目次 貧しいながらも懸命に生きるカップル、トミーとジーナを主人公とした歌。この2人は、ボン・ジョヴィが後に発表した「99イン・ザ・シェイド」(1988年のアルバム『ニュージャージー』に収録)や「イッツ・マイ・ライフ」(2000年のアルバム『クラッシュ』に収録)の歌詞でも名前が登場する。 この歌詞のストーリーはジョン・ボン・ジョヴィと共作者のデズモンド・チャイルドが1970年代に各々経験した実際の出来事から着想を得ている。ジョン・ボン・ジョヴィの知人で学生野球のスター選手だった人物がいたが、プロの野球選手を目指していた矢先、恋人の妊娠が判明したため野球選手の道を断念し、生活の糧を得るため工場で働き始めたという出来事、一方、デズモンド・チャイルドはニューヨークでタクシードライバーとして生計を立てていたが、当時のガールフレンドでシンガーソングライターのマリア・ヴィダルが食堂のウェイトレスとして働いていた時に、ヴィダルがイタリアの女優、ジーナ・ロロブリジーダに似ているということで店のオーナーや店長、同僚の従業員に"ジーナ"というあだ名で呼ばれていたというエピソードが歌詞に反映されている。また、ジョン・ボン・ジョヴィによれば、当時のアメリカのレーガン政権が唱えた経済政策「レーガノミクス」のトリクルダウン理論が曲を書く上でのインスピレーションになったとも語っている。 なおタイトルの発音は「プレイヤー」は誤りで「プレア」の方が近い。 リッチー・サンボラによるリフの演奏では、トーキング・モジュレーターが使用されている。 アルバム『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』(1986年)からの第2弾シングルとしてリリースされ、ミュージック・ビデオも制作された。この映像は、前半がリハーサル・シーン、後半が観客を前にしたライヴをフィーチャーした内容で、MTVでヘヴィー・ローテーションされることとなり、本作はBillboard Hot 100において4週連続で1位を獲得した。イギリスでも4位に達し、バンドにとって初の全英シングル・チャートでのトップ10入りを果たす。また、同曲は2008年以降も何度か全英チャートに返り咲き、2009年11月には52位、2010年11月には42位に達した[4]。 本作は12インチ・シングルの形でもリリースされ、オリジナル・アルバム未収録曲「エッジ・オブ・ア・ブロークン・ハート」がカップリング曲として追加収録された[7]。 ベスト・アルバム『クロス・ロード』(1994年)のアメリカ盤には、本作をアンプラグドのスタイルで再演した「プレイヤー'94」が収録されている。
1 解説
2 カヴァー
3 他のメディアでの使用例
4 その他
5 脚注
解説