リンダキューブ_アゲイン
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リンダキューブジャンルロールプレイングゲーム
対応機種PCエンジン SUPER CD-ROM2[PCE][1]
プレイステーション[PS]
セガサターン[SS]
開発元アルファ・システム
発売元PCE:NECホームエレクトロニクス
PS:ソニー・コンピュータエンタテインメント
SS:アスキー
人数1人
メディアCD-ROM
発売日PCE:1995年10月13日
PS: 1997年9月25日
SS: 1998年6月18日
対象年齢18歳以上推奨指定[2]
CERO: C(15才以上対象)[3]
その他1 アーケードカード対応
2 PCエンジン版
3 ゲームアーカイブス
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『リンダキューブ』(Linda3)は1995年10月にNECホームエレクトロニクスより発売されたPCエンジン SUPER CD-ROM2コンピュータゲーム及びその他機種への移植を含めたシリーズである。

ジャンルは公称では「サイコスリラー&ハンティングRPG」と表記され、一般にロールプレイングゲームに分類される。

ゲームデザインは桝田省治、キャラクターデザインはカナビス、開発は株式会社アルファ・システム
目次

1 あらすじ

2 作品解説

2.1 特徴


3 シナリオ

4 登場人物

5 ソフト回収について

6 脚注

7 外部リンク


あらすじ

リンダキューブの物語の舞台はネオ・ケニアと呼ばれる地球に良く似た惑星である。惑星ネオ・ケニアは8年後、回避することが不可能な巨大隕石の落下に見舞われ、壊滅的なダメージを受けることとなる。この星に住む主人公ケンは、恋人であるヒロインリンダと共に、ネオ・ケニアが壊滅するまでの8年の間に、可能な限りの動物を雌雄一対の「つがい」で収集し、箱舟と呼ばれる宇宙船と共にこの星から脱出することとなる。
作品解説

対応機種ごとにタイトルが異なり、内容も完全移植ではなく、それぞれの機種の特色や制限に合わせてアレンジされている。ラインナップは以下の通り。

リンダキューブ(PCエンジン版)

リンダキューブ アゲイン(PS版)

リンダキューブ 完全版(SS版)

PS版は、PCE版から全体的なグラフィックのブラッシュアップ、アニメーション、エンディングの変更、残虐描写の規制(但し、アニメ化された事でよりリアルで生々しい表現となっている)、シナリオの追加、難易度選択などが追加されている。

SS版は、PS版をベースに動物の位置の変更、残虐描写規制の緩和、一部セリフの変更、PCE版の画像の閲覧、「国分名人に挑戦!!」 モード、サウンドトラックなどが追加されている。
特徴

8年と言う制限時間の中で、全120種類に及ぶ動物(現実の動物とは異なる、所謂モンスター)を捕獲する事がゲームの目的である。動物は基本的に戦闘で倒す事で捕獲するが、一撃で敵の最大HPを大きく上回るダメージを与えると飛び散ってしまい、捕獲が出来ない。強過ぎても弱過ぎてもいけないという、強さのバランスを考慮する必要がある。他にも、動物は種類によって出現条件や捕獲方法も多種多様であり、プレイヤーは試行錯誤を重ねる事となる。

桝田省治が公式ホームページにおいて述べている通り、『リンダキューブ』は

主人公は勇者ではない

魔王やそれに類する世界の脅威となる「敵」が存在しない

惑星の滅亡を阻止する事が出来ない。

と言うストーリー上の特徴を持ち、一般的な(特に『ドラゴンクエスト』のような正統派ファンタジー系を名乗る)RPGとは全く主人公がなすべき目標が異なり、桝田自身も解説書や公式サイトで何度も強調している。

また、システム面でも

8年と言う年月はプレイヤーが遊んでいる時間の経過と共に自動的に進む(セミ・リアルタイム)。また、時が進むにつれて住民の脱出は進み、最後の年にはほとんどの住民がマップ上から姿を消してしまう。

装備品や道具などは、店で買う以外に捕獲した動物を加工して作成する。

ゲーム開始時点から世界の果てまで自由に行ける(シナリオによっては制限がある)。また、明らかにレベルが桁外れの敵とも遭遇可能。

アイテムの中には季節をまたぐと腐ったり枯れたりするものがある。


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