リンゼイ・ワグナー
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この項目では、女優について説明しています。『PLAYBOY』誌2007年11月号のプレイメイトについては「リンゼイ・ワグナー (プレイメイト)」をご覧ください。

リンゼイ・ワグナー
Lindsay Wagner
2008年7月26日、サンディエゴ・コミコンにて
本名Lindsay Jean Ball
生年月日 (1949-06-22) 1949年6月22日(74歳)
出生地 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
身長177cm
ジャンルテレビドラマ映画
活動期間1969年 -
配偶者4回結婚、いずれも離婚。
著名な家族母マリリン、実父のビルは94年に他界。ドリアン、アレックスの息子2人
主な作品
映画
ふたり
ペーパーチェイス
ナイトホークス
リコシェ』テレビ
地上最強の美女バイオニック・ジェミー

 受賞
エミー賞
1977年 主演女優賞
その他の賞
TV Land Award (2007年) "Greatest Gear or Admirable Apparatus"(最も偉大な装備または賞賛すべき器具) - バイオニック・ジェミーの手足・耳に対して

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リンゼイ・ジーン・ワグナー(Lindsay Jean Wagner、1949年6月22日 - )は、エミー賞を獲得したアメリカ合衆国女優。1970年代のテレビシリーズ『地上最強の美女バイオニック・ジェミー』の主演女優として最も有名である。身長174cm(一説には180cm、1978年4月)[1]。B.W.H非公表[1]。瞳:うす茶色[1]、髪:グレーかかったブロンド[1]
生い立ち

ワグナーはロサンゼルス (カリフォルニア州) で生まれた。7歳の時に両親が離婚。母親は彼女を伴い、パサデナに近いロサンゼルス北東のイーグルロック地区に移転した。母親の再婚相手テッド・ボールは、一家を連れてポートランド (オレゴン州)に移った。ワグナーはデビッド・ダグラス・ハイスクールに通い、多くの学校演劇に出演した。高校卒業後はオレゴン大学で学んだ。
活動歴

ワグナーはロサンゼルスでモデルとして働き、「プレイボーイ・アフター・ダーク (Playboy After Dark) 」のホステスを務めることにより、いくばくかのテレビの経験も積んだ。一方で彼女はユニバーサル・ピクチャーズの友人と連絡をとり、女優としてのスタートとなるテレビドラマ『ドクター・ウェルビー (Marcus Welby, M.D.) 』に端役としてキャスティングされた。この出演は、彼女が映画『ふたり (Two People) 』(1972年) と『ペーパーチェイス』(1973年) で役を得るきっかけとなった。ワグナーは、1971年から1975年の間に『ドクター・ウェルビー』シリーズに異なる役で4回出演し、『ロックフォードの事件メモ』にも繰り返しゲスト出演した。

1975年、ワグナーは『600万ドルの男』にスティーブ・オースティン(リー・メジャース)の恋人ジェミー・ソマーズ役で出演した。『600万ドルの男』における「誕生! バイオニック・ジェミー秘話」という2話にわたるエピソードでは、ジェミーはスカイダイビング事故で重傷を負い、スティーブの要請で四肢などにスティーブと同様のバイオニック移植手術を受けるが、不幸にもジェミーの体は拒絶反応を起こし、彼女は死んでしまうというものだった。

これはワグナーのユニバーサル契約下での最後の仕事であることを意図していた。しかし、このキャラクターに対する視聴者の反応は圧倒的であり、ジェミーは彼女自身のスピンオフシリーズ『地上最強の美女バイオニック・ジェミー』と共に甦ることとなった。ジェミーは記憶喪失にかかり、スティーブに対する愛情を忘れてしまっていたが、彼と同様にアメリカ政府機関O.S.I.の諜報員となった。この2つのシリーズは何度かクロスオーバーするエピソードを持った。この番組により、ワグナーは1977年のエミー賞主演女優賞を獲得した。同作で1977年、78年のゴールデン・グローブ賞主演女優賞にもノミネートされたが、受賞はならなかった[2]。また2007年にはTV Land Awardの Greatest Gear or Admirable Apparatus(最も偉大な装備または賞賛すべき器具)がバイオニック・ジェミーの右腕・両足・右耳に対して贈られた[3]。1978年のシリーズ終了後も、ワグナーは主にテレビの短期シリーズやテレビ映画で、ジェミーを演じ続けた。

ワグナーは1980年代に他に2本、テレビの連続ドラマに主演した。1984年の『Jessie 』と1989年の『Peaceable Kingdom 』である。但しこれらはどちらも短命であった。彼女のごく最近の出演作は以下の通り。メリッサ・ギルバートと共演した2005年のテレビ映画『シッカー・ザン・ウォーター (Thicker than Water) 』、『Buckaroo: The Movie 』(2005年)、『Four Extraordinary Women 』(2006年)。
その他の活動

1987年、ワグナーは若返りのための美容整形外科手術と同様の効果が得られる指圧療法に関するシリーズ本を、ロバート・M・クラインと共著で表した。

ワグナーは、セレクト・コンフォート社のスリープ・ナンバー・ベッドの
インフォマーシャルに出演している。

最近ワグナーは、彼女の自助療法である "Quiet the Mind & Open the Heart"(精神を平穏にし、心の奥を開く)のセミナーとワークショップを行った。これは精神性と瞑想を促進する。

2021年2月よりCS放送AXNにおいて『地上最強の美女バイオニック・ジェミー』が再放送された。再放送を記念し、同年3月27日にAXN視聴者限定のオンラインイベントが開催された[4]。ワグナーはアメリカより参加。撮影当時の裏話などを語り、視聴者からの質問にもにこやかに応じた[5]

私生活

ワグナーは4回結婚している。1971年から1973年まで音楽出版者のアラン・ライダーと。1976年から1979年まで俳優のマイケル・ブランドンと。1981年には『バイオニック・ジェミー』のセットで出会ったスタントマンのヘンリー・キンジと。キンジとの間に2人の息子ドリアンとアレックスが生まれたが、1984年に離婚した。1990年にはテレビ・プロデューサーのローレンス・モートフと結婚、しかし93年に離婚した。

テレビドラマ『ダラス』のスター、リンダ・グレイとは、グレイの元夫のエド・スラッシャーがワグナーのおじの1人という親戚関係だった。ワグナーとグレイは1979年のテレビ映画『過去へ旅した女 (The Two Worlds of Jenny Logan) 』で恋のライバルを演じた。映画は日本とヨーロッパに配給された版にのみ、ワグナーのセミヌードの場面が追加されている。
出演作品
映画

公開年邦題
原題役名備考
1973
ふたり
Two Peopleディアドラ・マクラスキー
1973ペーパーチェイス
The Paper Chaseスーザン・フィールズ
1976壮烈な賭
Second Windリンダ日本劇場未公開
1979過去へ旅した女
The Two Worlds of Jennie Loganジェニー・ローガンテレビ映画
1981ナイトホークス
Nighthawksアイリーン
ダーティー・ソルジャー/野良犬軍団
High Riskオリヴィア
愛と欲望の彼方に
Callie Bordeaux キャリー・ボルドーテレビ映画
1983プリンセス・デージー
Princess Daisyフランチェスカ・ヴァレンスキーテレビ映画
カインド・オブ・ラブ
Two Kinds of Loveスーザン・ファーリーテレビ映画
1985遥かなる少年の日々
Martin's Dayメネン
1986リンゼイ・ワグナーのヤング・アゲイン
Young Againローラ・ゴードン日本劇場未公開
1987バイオニック・ジェミー スペシャル 蘇った地上最強の美女
The Return of the Six Million Dollar Man and the Bionic Womanジェミー・ソマーズテレビ映画
1988マッドタウン
Evil in Clear Riverケイト・マッキノンテレビ映画
ハイジャック/FLIGHT847
The Taking of Flight 847: The Uli Derickson Storyウリ・デリクソンテレビ映画
ナイトサバイバー
Nightmare at Bittercreekニタ・ダニエルズテレビ映画
1989死者の誘惑
From the Dead of the Nightジョアンナテレビ映画
バイオニック・ジェミー スペシャル 地上最強の美少女誕生
Bionic Showdown: The Six Million Dollar Man and the Bionic Womanジェミー・ソマーズテレビ映画
1991リコシェ
Ricochetプリシラ・ブリムリー判事
1992アトランティック殺人事件
Treacherous Crossingリンジー・トンプソン・ゲイツテレビ映画
1993ジェニファー・ロペスの 救命看護
Nurses on the Line: The Crash of Flight 7エリザベス・ハーンテレビ映画
1994ダニエル・スティール/ある愛のかたち


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