リンク_(ゲームキャラクター)
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リンク
ゼルダの伝説シリーズのキャラクター
初登場作品ゼルダの伝説
作者宮本茂
声優#声優 を参照

リンク(Link)は、任天堂コンピュータゲームゼルダの伝説』シリーズに主人公として登場する架空の人物で、同社の登録商標(第5703549号ほか)。
概要

ゼルダの伝説』シリーズの主人公である人物。物語の舞台となる世界の危機を救うため冒険を繰り広げる。ハイラル王国の秘宝「トライフォース」の一片「勇気のトライフォース」を宿す運命にある。一般的には「リンク」と呼ばれているが、多くの作品ではゲーム開始時に任意で命名できる。なお、シリーズを通して容姿が類似しているが、一部を除き全くの別人である(詳しくは後述の「人物別のリンク」の項を参照)。

作中で自ら台詞を話すことはなく(『時のオカリナ』以降の作品では、掛け声などの短い声は発する)、基本的に、際立った性格は設定されていない。『風のタクト』では表情豊かでコミカルな仕草を見せる。『トワイライトプリンセス』では、戦闘中に剣を回して敵を挑発するなど少々やんちゃな性格付けがなされた[1]。『ゼルダ無双』では、自分の力を過信して一人で敵陣に突っ込むという場面がある[2]

親族が作中に登場することは少なく、『風のタクト』など、一部の作品にとどまる。

タイトルにもなっている女性「ゼルダ」との関係は、危機に瀕したハイラル王国のとそれを救う勇者といった象徴的なものであることが多い。『ふしぎのぼうし』、『4つの剣+』、『スカイウォードソード』では、ゼルダが幼馴染という設定である。
名前

神々のトライフォース』と『夢をみる島』の2作ではパッケージや取扱説明書で「主人公」、「あなた」と表記されていた(リメイク版やバーチャルコンソールでも同様)が、テレビCMでは「リンク」と紹介していた。

風のタクト』などにおけるのような目をしたアニメ絵のリンクは、特に「トゥーンリンク」または「ネコ目リンク(猫目リンク)」と呼ばれる[3]

トライフォース3銃士』では正式な名前は決まっておらず、公式ホームページでは「勇者候補」と表記されている[4](説明書には「リンク」と記載されている[5])。

タイトルが『ゼルダの伝説』であるため主人公の名前が「ゼルダ」だと間違えられることがある[6]

2017年に行われたGame Informerによる取材の中で、リンクのフルネームを訊かれたシリーズ生みの親の宮本茂は「リンク・リンク」と答えている[7]
外見

ブレス オブ ザ ワイルド』以前のシリーズ作品では、各作品ごとに容姿や服装のデザインは多少異なるものの、「緑色の服」「三角帽子」「先の尖った長い耳」という特徴はほぼ共通している。

緑色の服は、『トワイライトプリンセス』などのように「伝説の勇者の服」(あるいはそれを模したもの)という扱いが一般的だが、その他、コキリ族の標準の服(『時のオカリナ』)、リンクが通う学校制服(『スカイウォードソード』)など、作品によって設定は様々である。中期の作品まではリンクが最初から緑色の服を着ているが、『風のタクト』以降の作品では、物語の冒頭で別の服を着ている状況が度々見られる。『ブレス オブ ザ ワイルド』では、それまでとは違い青色の服である「英傑の服」標準になっているが、これは、既存シリーズの定番の改定を目的とする「アタリマエを見直す」というコンセプトの一環として開発初期の段階で設定された[8]

『時のオカリナ』以降、リンクの姿が青年の作品と少年の作品に分かれるようになった。『時のオカリナ』では、開発当初は青年のリンクのみだったが、生みの親である宮本茂の強い要望により少年のリンクも起用された。2つの世代を扱うようになったことで様々なアイデアが湧き、世界観やキャラクターが形作られていった[9]

アニメ絵で描かれた『風のタクト』などのリンク(通称「トゥーンリンク」)のデザインについて、アニメ映画わんぱく王子の大蛇退治』(1963年、原画監督:森康二)など1960-70年代の東映動画(現・東映アニメーション)作品の影響がしばしば指摘される[10]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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