この項目では、ホラー映画について説明しています。スティーヴン・スピルバーグ監督作品については「リンカーン (映画)」をご覧ください。
リンカーン/秘密の書
Abraham Lincoln: Vampire Hunter
監督ティムール・ベクマンベトフ
脚本セス・グレアム=スミス
原作セス・グレアム=スミス
『ヴァンパイアハンター・リンカーン』
製作ティム・バートン
ティムール・ベクマンベトフ
ジム・レムリー
『リンカーン/秘密の書』(リンカーン/ひみつのしょ、原題: Abraham Lincoln: Vampire Hunter )は、2012年6月22日にアメリカ合衆国で公開のファンタジー映画である。監督はティムール・ベクマンベトフ。原作はセス・グレアム=スミスによる小説『ヴァンパイアハンター・リンカーン』である。
日本では2012年11月1日より劇場公開された。 舞台はアメリカ、インディアナ州。農家の息子であるエイブラハム・リンカーンは、友人で黒人のウィル―ウィリアム・H・ジョンソンが雇い主であるジャック・バーツから暴行されている場面に出くわし、止めようとする。しかし、それが原因でバーツの怒りを買ってしまう。バーツはエイブラハムの父・トーマスに解雇を告げ、借金を全額返済するように迫るが、トーマスは取り合わない。その深夜、階下で眠る母・ナンシーの元に、不気味に目を輝かせたバーツが忍び寄るのを目撃するリンカーン。翌朝、ナンシーは全身蒼白の姿姿で痙攣を繰り返していた。左手首を中心として全身に血管を浮き出させ、原因不明の病でそのまま急逝してしまう。 それから9年の月日が経過する。たくましく成長したリンカーンは、トーマスの死を期にナンシーの仇を取ろうする。そして夜分、バーツへ銃を突き付け、そのまま右目を撃ち抜く。しかしバーツは斃れるもたちまち蘇生し、人間離れした怪力でリンカーンに襲い掛かった。危うい所を助けに入ったのは、ヴァンパイア・ハンターを名乗るヘンリー・スタージスだった。ヘンリーはリンカーンに、バーツは凶悪なヴァンパイアであり、アメリカ南部では黒人奴隷を糧にしてヴァンパイア達が影でのさばっている事、北部にもその支配の手を伸ばしつつある事を教え、手を引くように促す。
ストーリー