リバー・ランズ・スルー・イット
A River Runs Through It
監督ロバート・レッドフォード
脚本リチャード・フリーデンバーグ
『リバー・ランズ・スルー・イット』(A River Runs Through It)は、1992年公開のアメリカ映画。製作会社はコロンビア ピクチャーズで、監督はロバート・レッドフォード。ノーマン・マクリーンの小説「マクリーンの川」をレッドフォードとリチャード・フリーデンバーグが脚色。主演はクレイグ・シェイファー、ブラッド・ピット。
舞台となったモンタナ州の雄大な自然(特に川)とフライ・フィッシングの美しい描写で、第65回アカデミー賞では撮影賞を受賞。主演のブラッド・ピットは若手俳優としての地位を確立した。 舞台は1910 - 1920年代のアメリカ合衆国モンタナ州ミズーラ。第30代大統領クーリッジ(在位1923年~1929年)、T型フォード全盛の時代である。スコットランド出身で厳格な父のマクリーン牧師、真面目で秀才の兄ノーマン、陽気な弟ポール。三人に共通する趣味はフライ・フィッシングだった。ノーマンはやがてマサチューセッツ州ダートマスの大学に進学して街を離れる。ポールはモンタナ州の州都ヘレナで新聞記者をしつつ、ポーカー賭博にのめり込んでいた。 大学を出て街に戻ってきたノーマンは独立記念日にジェシーと知り合い、二人は付き合うようになる。やがてノーマンにシカゴ大学から英文学の教員の採用通知が届き、ノーマンはジェシーに求婚する。ノーマンが就職のためにシカゴに向かう直前、ノーマンとポールは父親とともにブラックフット川に釣りに出かけ、ポールは大物を釣り上げる。だが翌朝、警察から連絡があり、ポールが何者かに殺されたことをノーマンは知らされる。 ※括弧内は日本語吹替
あらすじ
キャスト
ノーマン・マクリーン - クレイグ・シェイファー(山寺宏一)
ポール・マクリーン - ブラッド・ピット(松本保典)
マクリーン牧師 - トム・スケリット(田中信夫)
マクリーン夫人 - ブレンダ・ブレッシン
ジェシー・バーンズ - エミリー・ロイド(井上喜久子)
ニール・バーンズ - スティーヴン・シェレン
メイベル - ニコール・バーデット(深見梨加)
バーンズ夫人 - エディ・マックラーグ
バーンズ氏 - フレッド・オークウッド(塚田正昭)
チャブ - マイケル・カドリッツ(荒川太朗)
マーフィ(マーフ)教授 - ウィリアム・フットキンス(島香裕)
少年時代のノーマン - ジョセフ・ゴードン=レヴィット(亀井芳子)
ナレーター - ロバート・レッドフォード(クレジットなし)(谷口節)
スタッフ
原作 - 小説「マクリーンの川」 著ノーマン・マクリーン
脚本 - リチャード・フリーデンバーグ
監督 - ロバート・レッドフォード
製作 - ロバート・レッドフォード、パトリック・マーキー
撮影 - フィリップ・ルースロ
美術 - ジョン・ハットマン
音楽 - マーク・アイシャム
脚注^ “A River Runs Through It (1992)
外部リンク
リバー・ランズ・スルー・イット - allcinema
⇒リバー・ランズ・スルー・イット - KINENOTE
A River Runs Through It - オールムービー(英語)
A River Runs Through It - IMDb(英語)
表
話
編
歴
ロバート・レッドフォード監督作品
1980年代
普通の人々 (1980)
ミラグロ/奇跡の地 (1988)
1990年代
リバー・ランズ・スルー・イット (1992)
クイズ・ショウ (1994)
モンタナの風に抱かれて (1998)
2000年代
バガー・ヴァンスの伝説 (2000)
大いなる陰謀 (2007)
2010年代
声をかくす人 (2010)
ランナウェイ/逃亡者 (2012)
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