リバース・エッジ_(1986年の映画)
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リバース・エッジ
River's Edge
監督
ティム・ハンター
脚本ニール・ヒメネス
製作ミッジ・サンフォード
サラ・ピルスバリー
製作総指揮ジョン・デイリー
デレク・ギブソン
出演者キアヌ・リーヴス
デニス・ホッパー
アイオン・スカイ
音楽ユルゲン・クニーパー
撮影フレデリック・エルムズ
配給Island Pictures
スフィンクス
公開1986年8月27日MWFF
1987年5月8日
1990年2月23日
上映時間99分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$1,900,000
興行収入$4,600,000[1]
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『リバース・エッジ』(原題:River's Edge)は1986年アメリカ映画キアヌ・リーヴス主演。殺人事件を起こした仲間を匿う、若者達を描いたヒューマンドラマ。
製作

本作に出演したキアヌ・リーヴスデニス・ホッパーは、後に『スピード』でも共演している。

1981年カリフォルニア州ミルピタスで、実際に起きた恋人殺害事件を、新聞で呼んだニール・ヒメネスが脚本の参考にした[2]
評価

1986年モントリオール世界映画祭トロント国際映画祭で公開された。

1988年インディペンデント・スピリット賞で、製作のミッジ・サンフォードとサラ・ピルスバリーがベストフィーチャー賞を獲得した。また同年、アメリカ合衆国西部ペンセンター文学賞で、ニール・ヒメネスが脚本賞を獲得した。
ストーリー

ジョンは「うるさかった」という理由で仲間内のジェイミーを河原で殺害する。自転車に乗った少年ティムは、ジョンが死体の側で発狂している所を目撃する。

ティムの兄マットは、学校で仲間たちと昼間からコカインを吸っていた。そこへジョンが現れ、ジェイミーを殺したと話す。冗談だと信じない仲間たちを、ジョンは河原へ連れて行き死体を見せる。

リーダー気取りのレインは、仲間のジョンを助けるために、死体をどうにか隠すことを仲間たちに相談する。しかし、誰も関わろうとしないため、深夜一人でジェイミーの遺体を川に沈める。

レインとマットは、いつも薬を譲ってくれるフェックの家へ向かい、ジョンを匿ってくれるよう依頼する。フェックは昔、自分の妻を射殺しダッチワイフと暮らすという変人だが、ジョンがジェイミーを殺したことを知ると、ジョンを受け入れることにする。

ところが翌日、マットは罪の意識から事件を警察に通報し、警察を河原へ案内する。遺体が発見されると事件が明るみに出て、TVニュースでも報じられる。

クラリッサはレインに気があったが、通報したマットの大人な対応に惹かれるようになり、二人は公園で愛し合う。その頃ジョンとフェックは、河原でビールを飲みながら話し合うが、愛するがゆえ妻を殺したフェックは、ジョンには殺害の動機が全く無かったことを知ると、ジョンを射殺する。

一方、ティムは通報して仲間を裏切った兄マットに報復するため、友人のモウコとともにフェックの自宅に銃を探しに進入する。フェックが帰宅すると、隠れていた2人に襲われ、銃を奪われる。

翌日、マットたちは学校をサボリ、遺体のあった河原へ来ていた。レインは仲間内で一番真面目なマイクが通報したと思い込み、マイクに襲いかかる。マットが止めに入ると、レインは仲間は皆裏切り者だと失望し、その場から逃げるように走り出すが、ジョンの遺体を発見する。そこへティムが現れ、兄マットへ銃を向けるが、マットに説得され銃をおろす。

その後、マット達は平然とした表情でジェイミーの葬儀に参加し終幕。
登場人物
マット
演 -
キアヌ・リーブス家庭では妹思いの兄だが、学校では仲間たちと薬をやる不良青年。事件を警察に通報したことで、弟ティムに恨まれる。
レイン
演 - クリスピン・グローヴァーリーダー格で、いつもフェックからコカインを譲ってもらっている。ジェイミーが殺された事には何も感じない反面、殺したジョンを必死に守ろうとする。
クラリッサ
演 - アイオン・スカイジョンを助けようとするレインの考えに疑問をもつ。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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