リトル・シングス
The Little Things
監督ジョン・リー・ハンコック
脚本ジョン・リー・ハンコック
製作ジョン・リー・ハンコック
マーク・ジョンソン
『リトル・シングス』(The Little Things)は2021年のアメリカ合衆国のスリラー映画。監督はジョン・リー・ハンコック、出演はデンゼル・ワシントンとラミ・マレックとジャレッド・レトなど。訳ありの過去を持つ保安官代理が気鋭の巡査部長とともに猟奇連続殺人事件に挑む姿を描いている[3]。
日本では劇場公開されなかったが、2021年7月7日にDVDレンタルおよび、2021年11月3日にデジタル配信が開始された[4]。 ジョー・ディーコンは、元はロサンゼルスの敏腕刑事だったが、ある連続殺人事件の捜査に失敗して心を病み、今はベーカーズフィールド (カリフォルニア州)の片田舎でひっそりと保安官を務めていた。雑務処理のために、かつての職場であるロサンゼルスへ、制服姿で嫌々ながら向かうディーコン。市内で、かつての連続殺人が再発していることを知ると、ディーコンは有給休暇を申請してロスに宿を取り、私服に着替えて勝手に捜査を開始した。 ロス市警のジミー・バクスター刑事は、ディーコンの手腕に感服し、コンビを組んで捜査に当たるようになった。容疑者として、アルバート・スパルマという男に目を付けるディーコン。しかし、スパルマはのらりくらりと追及をかわし、尻尾を掴ませない。 かつてのディーコンのように事件にのめり込んでいくバクスター刑事。そんなバクスターに接近したスパルマは、遺体を埋めた場所を教えると言って、バクスターを郊外の荒地へ連れ出した。無人の荒地で散々からかわれ、バクスター刑事は逆上しスパルマを撲殺してしまう。そこへ遅れて駆けつけたディーコンは、スパルマの遺体を荒地に埋め、スパルマの部屋から全ての物品を持ち出し、スパルマの車をストリートギャングに渡して証拠を隠滅した。 スパルマ殺しは誰にも知られることはなかった。ディーコンの勧めで休職していたバクスター刑事のもとにディーコンから小包が届いた。中身は、被害者が最後に身につけていたとされる赤いバレッタだった。 ディーコンが自宅の庭でスパルマの部屋から持ち出した物品をドラム缶で焼却していた。ディーコンは最後に、1つバレッタが取り外された跡のある3つのバレッタがセットになった商品をドラム缶に投げ込み、家へ入る。 ※括弧内は日本語吹替[5]。
ストーリー
キャスト
ジョー・"ディーク"・ディーコン保安官: デンゼル・ワシントン(大塚明夫)
ジム・バクスター刑事: ラミ・マレック(櫻井トオル)
アルバート・スパルマ: ジャレッド・レト(阪口周平) - 容疑者。電器店勤務。
サル・リゾリ刑事: クリス・バウアー(辻親八) - ディークのかつての相棒。