リック・ウィルス
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リック・ウィルス
リック・ウィルス(左)とイアン・マクレガン(1978年)
基本情報
出生名Richard William Wills
生誕 (1947-12-05) 1947年12月5日(76歳)
出身地 イングランド ケンブリッジ
ジャンルロック
職業ミュージシャン
担当楽器ベース、ボーカル
活動期間1966年 -
レーベルアイランド・レコード
共同作業者フォリナースモール・フェイセスバッド・カンパニー、ジョーカーズ・ワイルド、ロキシー・ミュージックロジャー・ダルトリー、ジョーンズ・ギャング、ピーター・フランプトンスプーキー・トゥースデヴィッド・ギルモア、ロバート・ハート

リック・ウィルス(Rick Wills、1947年12月5日 - )は、イングランドロックベーシストフォリナーのメンバーとしての活動が最もよく知られている。スモール・フェイセスピーター・フランプトンスプーキー・トゥースデヴィッド・ギルモアバッド・カンパニー、ジョーンズ・ギャングなどともレコーディングやライヴ活動を行なった。
略歴

ウィルスはケンブリッジで、1961年のヴァイキングズに始まり、言わばロック・ミュージックの黎明期にサンダウナーズ、ソウル・コミッティー[1]、ブリット[注釈 1]、そしてフランプトンズ・キャメルに加わる前のコチーズといったバンドで演奏を行った[2]

1966年半ばにジョーカーズ・ワイルド[注釈 2]に加わり、1967年の解散まで在籍した[3]。その後、ピーター・フランプトンと1975年まで活動して、最初の3枚のアルバムでベースを演奏した。1975年から1976年にかけてロキシー・ミュージックのツアー[注釈 3][4]。1977年に再結成期間中のスモール・フェイセスに参加した。スモール・フェイセス脱退後、1978年にデヴィッド・ギルモアのセルフタイトル・アルバムに参加[注釈 4]。翌年、フォリナー[5]に加入して14年間にわたって彼等と活動して、フォリナーの歴代ベーシストの中で最も長く在籍した[注釈 5]

1992年にフォリナーを脱退し[6]バッド・カンパニーに加わり、1998年にボズ・バレルが復帰するまで活動した[5]。1999年7月、レーナード・スキナードのベーシストであるレオン・ウィルクソンが一時的に病気になった際に、ライブで彼を補佐した。2001年4月24日に行われたスティーヴ・マリオット・メモリアル・コンサートに、ボビー・テンチ、ザック・スターキー、ジョン・バンドリックらとバック・バンドのメンバーとして出演した[7][8]

2006年にジョーンズ・ギャングでスモール・フェイセスのドラマーだったケニー・ジョーンズと再会し[9]、また、2008年6月15日のロンドン・インターナショナル・ミュージック・ショーで、若年層の癌患者を支援する団体であるティーンエイジ・キャンサー・トラスト(Teenage Cancer Trust)によるRDクルセイダーズに参加した[10]。2015年の夏にジョーンズ・ギャングを脱退し、パット・デイヴィーと交代した。

2015年1月12日、ドラマーのデニス・エリオットと共に、フロリダ州サラソータでのフォリナーのコンサートに出演して、「Headknocker」を演奏した。

2021年10月28日、ニューハンプシャー州ハンプトンにあるハンプトン・カソノ・ボールルームにおけるミック・ジョーンズ不在のフォリナーのコンサートで、3曲のアンコールに参加した。
ディスコグラフィ
参加アルバム

コチーズ

Cochise (1970年)

『ツバメの物語』 - Swallow Tales (1971年)

So Far (1972年)

Past Loves (A History) (1992年) ※コンピレーション

Velvet Mountain: An Anthology 1970-1972 (2013年) ※コンピレーション

ピーター・フランプトン[5]

『ウインド・オブ・チェンジ』 - Wind of Change (1972年、A&M)

『フランプトンズ・キャメル』 - Frampton's Camel (1973年、A&M)

『サムシンズ・ハプニング』 - Somethin's Happening (1974年、A&M)

ロキシー・ミュージック[5]

VIVA!ロキシー・ミュージック』 - Viva! (1976年、Atco)[注釈 6]

ケヴィン・エアーズ

『きょうはマニャーナで』 - Yes we have no Mananas (So Get Your Mananas Today) (1976年)

スモール・フェイセス[5]

『プレイメイツ』 - Playmates (1977年、Atlantic)

『78イン・ザ・シェイド』 - 78 In The Shade (1978年、Atlantic)

デヴィッド・ギルモア[5]

デヴィッド・ギルモア』 - David Gilmour (1978年、Harvest)

フォリナー[5]

ヘッド・ゲームス』 - Head Games (1979年、Atlantic)

4』 - 4 (1981年、Atlantic)

プロヴォカトゥール(煽動)』 - Agent Provocateur (1984年、Atlantic)

『インサイド・インフォメーション』 - Inside Information (1987年、Atlantic)

『アンユージュアル・ヒート』 - Unusual Heat (1991年、Atlantic)

バッド・カンパニー[5]


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