リチャードソン
City of Richardson
歴史的中心街のメインストリート、セントラル・イクスプレスウェイから東を臨む
愛称 : 通信回廊
位置
ダラス郡内の位置
座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯32度57分56秒 西経96度42分57秒 / 北緯32.96556度 西経96.71583度 / 32.96556; -96.71583
リチャードソン(英: Richardson)は、アメリカ合衆国テキサス州のダラス郡にある都市。ダラスの北に位置している。人口は11万9469人(2020年)。市域の一部はコリン郡に跨る[2]。
リチャードソンはダラス郊外の裕福な住宅地であり、通信系の会社が集積する「通信回廊」がある。世界でも最大級の通信・ネットワーク会社であるAT&T、ベライゾン・コミュニケーションズ、シスコシステムズ、サムスン、富士通などを含め、5,000社以上の企業が市内に立地している[3]。
2006年、CNNの雑誌「マネー」ではアメリカ合衆国で住みたい都市の15位にランク付けされた。テキサス州内では3位だった[4]。2007年、モーガン・クイットノーによる第14回アメリカで最も安全な都市と最も危険な都市表彰では、リチャードソン市が全米で69番目に安全な都市とされた。テキサス州内では5位だった[5]。
2008年、「マネー」によるアメリカ合衆国で住みたい都市の18位にランク付けされた。テキサス州内では4位だった[6]。2009年、雑誌「ビジネスウィーク」によって毎年報告される「子供を育てるための最良の場所」調査では、リチャードソン市をテキサス州内で2位に位置付けた[7]。
2004年にアメリカ合衆国環境保護庁と運輸省から、通勤者にとって最良の働き場所に認められた。北部テキサス州では初めてのことだった。それ以来2010年まで連続して認定されている[8]。 1840年代、それまでコマンチェ族やカド族インディアンが住んでいたリチャードソンの地域に、テネシー州やケンタッキー州からの開拓者が来るようになった。初期の数家族はブレッキンリッジと名付けられた地域周辺に集まった。ここはアメリカ連合国の国務長官で将軍、1857年から1861年までアメリカ合衆国副大統領を務めたジョン・ブレッキンリッジに因む命名だった。この町は現在のリッチランド・カレッジがある場所に近く、雑貨屋、鍛冶屋およびフロイドの宿屋があった[9]。 南北戦争後、新しい鉄道はブレッキンリッジを通らず、その北西部にある地域が新しい活動の中心になった。ウィリアム・J・ウィーラーが町の土地と鉄道の通行権を寄付したが、町のその名前が付けられることは辞退した。その代わりにダラスからデニソンまでの鉄道を敷いた鉄道建設請負者E・H・リチャードソンに因んで町の名前が付けられた。 リチャードソンの町は1873年に法人化された。当初は雑貨屋、郵便局および薬屋があるだけだった。1908年、電気鉄道のインターアーバンが北はデニソン、南はウェーコ、南東はコーシカーナ、西はフォートワースを結んで運行を始めた。
歴史
開拓初期