リソグラフ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

リトグラフ」とは異なります。
リソグラフMZ1070

リソグラフ(RISOGRAPH)は、理想科学工業1980年昭和55年)から販売している事務用のシルクスクリーン印刷機である。1986年以降の製品はデジタル孔版印刷機となっている。
概要

理想科学工業が事務用として開発したシルクスクリーン印刷機である。謄写版用のインクメーカーとして創業した理想科学工業は1960年代、謄写器「RISOグラフ」や謄写版用感熱製版機「RISOファックス」、RISOファックス用謄写版原紙「RISOマスター」を製造販売していたが[1]、同年代末に陥った経営危機を打開しようと、製版と印刷の工程を同じ機構に収めることを主眼に家庭用の「プリントゴッコ」(1977年発売開始)とともに開発したものである[1]

事務用として1980年6月、印刷機と製版機が分かれた「リソグラフAP7200・FX7200」として発売を開始[2]1984年8月には当初の構想通りに印刷・製版を一体化した自動印刷機「リソグラフ007」を発売した[2]。さらに1986年8月にはデジタル技術を導入した「リソグラフ007デジタル」を発売し[2]、PPC複写機並みの操作性を実現した。のちには2色同時印刷や、複合機と同様にパソコンからの直接出力も可能になった。
脚注^ a b 「サイドストーリー」『企業情報・あゆみ』理想科学工業株式会社
^ a b c 「昭和50?60年代(1975年?) - ペーパーコミュニケーションのシステムを開発・提案 孔版印刷の総合メーカーへ躍進」『企業情報・あゆみ』理想科学工業株式会社

関連項目

デジタル孔版印刷機 - 理想科学工業のほか、デュプロリコーコニカミノルタなどの日本メーカー製品が世界的に普及。

プリントゴッコ - 理想科学工業がリソグラフと並行して開発した家庭用孔版印刷機。

シルクスクリーン

謄写版

外部リンク.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、リソグラフに関連するカテゴリがあります。

デジタル印刷機 リソグラフ製品情報|RISO


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:5816 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef