リズ・トラス
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イギリス政治家リズ・トラスLiz Truss
公式肖像(2022年撮影)
生年月日 (1975-07-26) 1975年7月26日(48歳)
出生地 イギリス
イングランドオックスフォードシャーオックスフォード
出身校オックスフォード大学マートン・カレッジ
前職ロイヤル・ダッチ・シェル広報部長
ケーブル・アンド・ワイヤレス経済部長
管理会計士
リフォーム(英語版)副代表
所属政党(自由民主党(-1996年)→)
保守党
配偶者ヒュー・オレアリー (2000年結婚)
子女2人
公式サイトリズ・トラス公式ウェブサイト
第78代 首相
内閣トラス内閣
在任期間2022年9月6日 - 2022年10月25日
女王
国王エリザベス2世
チャールズ3世
外務・英連邦・開発大臣
内閣第2次ジョンソン内閣
在任期間2021年9月15日 - 2022年9月6日
国際貿易大臣
通商会議議長
内閣第1次ジョンソン内閣
第2次ジョンソン内閣
在任期間2019年7月24日 - 2021年9月15日
女性・平等担当大臣
内閣第1次ジョンソン内閣
第2次ジョンソン内閣
在任期間2019年9月10日 - 2022年9月6日
財務省副大臣(英語版)
内閣第2次メイ内閣
在任期間2017年6月11日 - 2019年7月24日
その他の職歴
司法大臣大法官
(2016年7月14日 - 2017年6月11日)
環境・食糧・農村地域大臣
(2014年7月15日 - 2016年7月14日)
保育・教育担当政務次官
(2012年9月4日 - 2014年7月15日)
庶民院議員
(サウス・ウェスト・ノーフォーク選挙区(英語版))
2010年5月6日 - 現職)
第23代 保守党党首
(2022年9月5日 - 2022年10月24日
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リズ・トラス(英語: Liz Truss、本名:メアリー・エリザベス・トラス〈Mary Elizabeth Truss〉、1975年7月26日 - )は、イギリス政治家。同国第78代首相(在任: 2022年9月6日 - 2022年10月25日)。

デーヴィッド・キャメロンテリーザ・メイボリス・ジョンソン各首相のもとで閣僚を歴任した。イギリス3人目の女性首相で、女王エリザベス2世に任命された最後の首相である。首相就任時に掲げた公約が原因でポンドや英国債の下落を招き市場が混乱、加えて支持率も急落したことで、就任から僅か1か月半後の2022年10月20日に辞意を表明、同月25日に後任の首相としてリシ・スナクが任命されたことを受け退任した。首相在任期間は50日でイギリス史上最短となった。
概説

オックスフォードのマートン・カレッジに通い、オックスフォード大学自由民主党の総裁を務める。1996年、卒業後、保守党に入党。シェル社、ケーブル・アンド・ワイヤレス社に勤務し、シンクタンク「リフォーム」の副所長を務めた。2010年総選挙でサウスウェストノーフォーク州から選出された。後方支援者として、育児、数学教育、経済などの改革を訴える。保守党議員によるen:Free Enterprise Groupを設立し、After the Coalition(2011年)、Britannia Unchained(2012年)など多くの論文や本を執筆・共著している。

2012年から2014年まで保育・教育担当国務次官を務めた後、2014年の内閣改造で環境・食料・農村問題担当国務長官に就任。2016年の国民投票では英国のEU残留を求める「Britain Stronger in Europe」キャンペーンの支持者であったものの、国民投票後にはBrexit(EU離脱)を支持した。2016年7月にキャメロンが辞任した後、メイ内閣で司法大臣大法官に任命され、1000年の歴史上初の女性大法官となった。2017年の総選挙後、トラスは財務省の首席秘書官に就任した。2019年メイの保守党党首辞任を受け、次期党首にジョンソンを支持。ジョンソンはトラスを国際貿易大臣商務庁長官に指命した。さらに2019年9月に平等担当大臣にも就任する。2021年の内閣改造で外務・英連邦・開発大臣に就く。2021年12月に政府の対EU首席交渉官、EU・英国パートナーシップ協議会の英国議長となった。2022年7月よりジョンソンの党首辞任を受けて行われた保守党党首選挙で勝利。9月6日に首相に任命された。その2日後である9月8日に女王エリザベス2世が崩御したため、女王によって任命された最後の首相となった。


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