アメリカ合衆国の政治家リズ・チェイニーLiz Cheney
生年月日 (1966-07-28) 1966年7月28日(55歳)
出生地 アメリカ合衆国
ウィスコンシン州、マディソン
出身校コロラドカレッジ (BA)
シカゴ大学 (JD)
所属政党 共和党
配偶者フィリップ・ペリー
子女5人
親族ディック・チェイニー(父)
リン・チェイニー(母)
メアリー・チェイニー (妹)
公式サイト公式ウェブサイト
エリザベス・リン・チェイニー(英語: Elizabeth Lynne Cheney, 1966年7月28日 - )は、アメリカ合衆国・ウィスコンシン州出身の政治家、共和党員。愛称のリズ・チェイニーとも称される。
ディック・チェイニー副大統領とセカンドレディ・リン・チェイニーの長女で、ジョージ・W・ブッシュ政権下で国務副次官補(近東担当)などの要職を歴任した。
2017年からはワイオミング州選出のアメリカ合衆国下院議員を2期務めている。2019年からは下院共和党で3番目に高い地位である共和党会議議長に選出された。
共和党新保守派の指導者であり、ドナルド・トランプ政権の外交政策には批判的態度を取ってきた。共和党の指導者でありながら、トランプ大統領の弾劾決議に賛成票を投じたため、トランプ支持者や共和党右派によって批判を受けている[1][2]。2021年5月には党内の内部対立が原因で党会議議長を解任された[3]。目次 1966年7月28日、リズはウィスコンシン州マディソンで、ディック・チェイニーとリン・チェイニーの長女として生まれた[4][5]。出生当時、両親は共にウィスコンシン大学マディソン校に在学中であった。父はホワイトハウスで首席補佐官を務めた後、ワイオミング州選出の下院議員となり、最終的には国防長官と副大統領を務めた。リズが生まれた3年後に妹のメアリー・チェイニーが誕生。その後、父ディックの下院議員選挙のため一家はワイオミング州キャスパーに引っ越した。リズはキャスパーの小中学校に通いながら、父親の選挙活動にも参加した[6]。1984年、リズは、チアリーダーを務めていたマクリーン高校を卒業した。1988年、母親の母校でもあるコロラド・カレッジで文学士号を取得し、卒業論文「The Evolution of Presidential War Powers(大統領の戦争権限の進化)」を執筆した[7]。翌年から5年間米国国際開発庁で勤務し、その後、コンサルティング会社に就職した。1996年シカゴ大学ロースクールで法務博士(専門職)を取得して卒業すると、ホワイト・アンド・ケース法律事務所の弁護士や国際金融公社の国際法弁護士・コンサルタントとして活動した[4][8]。
1 経歴・人物
2 国務省官僚として
2.1 国務副次官補(近東担当)
2.2 国務副次官補(近東担当)
2.3 国務省引退後
3 上院議員選挙
4 アメリカ下院議員
4.1 選挙
4.1.1 2016年
4.1.2 2018年
4.1.3 2020年
4.2 政策・発言
4.2.1 ドナルド・トランプの2回目の弾劾
4.3 所属委員会
4.4 所属議員連盟
5 評価・批判
6 作品リスト
7 関連項目
8 参考文献
9 外部リンク
経歴・人物