リズム_(時計)
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リズム株式会社
RHYTHM CO.,LTD

入居する富士さいたま新都心ビル西館
種類株式会社
市場情報東証プライム 7769
略称リズム、リズム時計
本社所在地 日本
330-9551
埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目299番地12[1][2]
設立1950年11月7日
業種精密機器
法人番号9030001010524
事業内容時計および精密機器等の製造販売[1]
代表者代表取締役社長 平田博美[1]
資本金123億7284万円
(2020年3月31日現在)
発行済株式総数8,385,093株
(2020年3月31日現在)
売上高単体 97億22百万円
連結 299億11百万円
(2020年3月期)
営業利益単体 △5億33百万円
連結 △2億34百万円
(2020年3月期)
純利益単体 △6億7百万円
連結 △11億39百万円
(2020年3月期)
純資産単体 209億43百万円
連結 259億70百万円
(2020年3月期)
総資産単体 274億96百万円
連結 371億17百万円
(2020年3月期)
従業員数単体450人、連結2,720人(2022年4月1日現在)[1]
決算期3月31日
主要株主日本マスタートラスト信託銀行 (8.1%)
GMOクリック証券 (7.7%)
シチズン時計 (7.2%)
日本生命保険 (5.7%)
埼玉りそな銀行 (4.4%)
共栄火災海上保険 (4.2%)
三井住友銀行 (4.2%)
三井住友信託銀行 (3.6%)
武蔵野銀行 (2.6%)[3]
主要子会社リズム開発株式会社
リズムサービス株式会社
関係する人物賀川豊彦(前身の「株式会社農村時計製作所」設立に関与)
外部リンクhttps://www.rhythm.co.jp/
特記事項:2020年10月1日付で東北リズム株式会社とリズム協伸株式会社を吸収合併、リズム時計工業株式会社からリズム株式会社へ商号変更[4][5][6]
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リズム株式会社(英文社名:RHYTHM CO.,LTD. )は、埼玉県さいたま市大宮区本社を置き[1][2]時計等の製造・販売を行う精密機器メーカー[1]シチズン時計から出資を受ける他、商標相互使用契約を締結しており、リズム製の日本国内向けクロック(業界では時計を「ウオッチ」と「クロック」に大別する)の一部機種に「CITIZEN」の商標を使用している。
概要

主業である家庭用時計(掛時計置時計目覚し時計)・自動車用時計の製造販売のほか、精密機器各種の製造販売も手掛け、機械部品(精密金型・成形部品・接続端子部品・電子部品)、自動車用車載機器、情報機器などの製造販売を行っている[1]。同社製の時計は世界90か国以上で販売されている[7]

終戦直後の1946年(昭和21年)3月[7]賀川豊彦が「東洋スイスを作る」と提唱し[7]、埼玉県北葛飾郡南桜井村(現:春日部市)の軍需工場跡地に株式会社農村時計製作所を設立[7]。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}この土地は精工舎南桜井工場を引き継いだ場所であった。[要出典]同社は技術力は高かったものの経営的には成功せず[7]、1950年(昭和25年)10月をもって[要出典]会社を解散。別会社を設立して事業を継承することとし[7]、同年11月3日にリズム時計工業株式会社を設立した[7]

社名「リズム (RHYTHM)」は、農村時計製作所が生産していた時計の愛称(リズム1号・2号・3号)を引き継いだもので、これらの製品が高性能で評価も高く、また時を刻む「リズム」の語が時計会社の社名として相応しいとして採用された[7]。「RHYTHM」はリズム株式会社の登録商標である[7]

創業の地である南桜井(春日部市)の工場はのちに閉鎖され、跡地はスーパーマーケットヤオコー」南桜井店[8]となっている。

2000年には創立50周年を迎え[7]、これを記念し社会貢献活動 (CSR) として同年から毎年6月10日の「時の記念日」に埼玉県内の児童施設への時計寄贈を開始[7][9]2022年までに県内の保育園児童養護施設母子生活支援施設など約900施設に時計を寄贈している[9]

2014年には「RHYTHM」ブランドをリニューアルして日本国内で新発売、ロゴマークも新しいものに変更された[7]

かつては地域子会社を複数擁していたが、2007年から2008年にかけて長野県と茨城県の子会社(長野リズム株式会社、茨城リズム株式会社)を解散し[7]2020年10月1日付でリズム時計工業株式会社が東北リズム株式会社、リズム協伸株式会社を吸収合併して3社統合し、リズム株式会社へ商号変更した[2][4][5][6]

またかつてはシチズン時計が筆頭株主であったが、2022年時点ではシチズン時計の出資比率は若干低下している[3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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