リズム天国
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リズム天国ジャンル音楽ゲーム(ノリ感ゲーム♪)
対応機種ゲームボーイアドバンス [GBA]
アーケード [AC]
開発元[GBA] 任天堂, J.P.ROOM
[AC] セガ
発売元[GBA] 任天堂
[AC] セガ
プロデューサーつんく♂
坂本賀勇
ディレクター大澤和義
プログラマー大澤和義
音楽つんく♂
米政美
美術竹内高
シリーズリズム天国シリーズ
人数[GBA] 1人
[AC] 1?2人
メディア[GBA] 128Mbitロムカセットバッテリーバックアップ搭載)
発売日 [GBA] 2006年8月3日
[AC] 2007年9月20日
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
システム基板[AC] NAOMI
売上本数 [GBA] 約32万本(2007年12月時点、メディアクリエイト調べ)
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『リズム天国』(リズムてんごく)は、任天堂より2006年8月3日に発売されたゲームボーイアドバンス音楽ゲーム。任天堂より発売された最後のゲームボーイアドバンス用ソフトとなった[1]

第10回(平成18年度)文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞受賞[2]2007年9月20日にはセガ開発のアーケードゲーム版が稼働開始した[3]
概要

従来の音楽ゲームは画面上で流れてくる指示マークに合わせてコントローラのボタンを押すというものが多かったが、本作はゲーム中に流れる音楽のリズムに合わせてボタンを押す(画面上では押すタイミングを示すためのお手本や事前兆候が表示される)。リズムゲームは1?2分程度のシンプルな内容で、GBA版では40種類のステージが収録されている。

各リズムゲーム終了後、「やりなおし」、「平凡」、「でも、平凡」、「ハイレベル」いずれかの評価が現れ「平凡」以上を出せばクリア。次のリズムゲームが解放される。同時に成績により「ノリ感」数値が上下する。「ハイレベル」を出せばメダルが入手でき、これを集めることでエンドレスゲーム(ミニゲーム)、リズムおもちゃ、ドラムレッスンなどのおまけ要素が出現する。時おり「ハイレベル」を出したリズムゲームに対して「パーフェクトキャンペーン」が行われることがあり、一度もミスなくクリアすることで別のおまけ要素が出現する(詳細はパーフェクトキャンペーンを参照)。なお「ハイレベル」の基準は、リセットするごとに基準が変わる。
開発

本作はつんく♂がプロデューサーを務め、メイド イン ワリオシリーズを手掛ける任天堂の坂本賀勇が共同プロデューサーとしてかかわっている[4]。つんく♂はそれまでも音楽ゲームをプレイした経験があり、任天堂の音楽ゲーム『ドンキーコンガ』の発売前には自身がプロデュースする松浦亜弥の収録楽曲のモニタリングも行ったが、その際に、指示マークが自身の思うタイミングで表示されず「ここのアクセントで叩きたいのに」と感じることがあった。このことを機に「もっとリズムのノウハウを教えるような教材的な音楽ゲームがあってもいいのでは」と考え、自ら企画書を書き任天堂に提出した[4]。つんく♂は、自身が考える「リズム論」を理解しリズム感を養ってもらうためとして任天堂の開発スタッフを集めてダンスレッスンを行い、ゲーム内容のクオリティ向上につなげた[4]

つんく♂が本作にかかわっているという情報は、ソフトの発売まで伏せられていた。坂本賀勇は、単なる監修ソフトと誤解されないように、あえて、つんく♂の名前を前面に出さなかったと語っている[5]。一方、作品内では、つんく♂の仮の姿のキャラクターとして「ドラム侍」を登場させている[5]
シリーズ作品

作品ハード発売日国内売上
リズム天国GBA2006年8月3日約32万本(2007年12月)
リズム天国ゴールドDS2008年7月31日約191万本[6]
みんなのリズム天国Wii2011年7月21日

70万9,762本[7]
リズム天国 ザ・ベスト+3DS2015年6月11日

70万31本(2016年4月)[8]

登場ゲーム及びキャラクター

★印が表記されたものは『リズム天国 ザ・ベスト+』に収録、☆印は『リズム天国 ザ・ベスト+』に収録しているが、エクストラとして収録されているものである。
ステージ1
ステージ1-1「カラテ家」★
リズムにノリながらAボタンを押して物をパンチするゲーム。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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