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リズム体[1][2](リズムたい、「リズム隊[3]」「リズム帯[4]」とも表記)は、バンドを始めとするアンサンブルの中で、楽曲の根幹となるリズムやビートを担当する演奏者を指す。ロックなどはドラマーとベーシストの二人を指す場合が多く、ジャズのビッグ・バンドなどはリズム・ギターやピアノ(または他の鍵盤楽器)も含む[5]。ベーシスト(左: ケイティ・グッドマン)とドラマー(ジョナサン・ワインバーグ)
本来楽器演奏の多くは必然的にリズムやビートが伴うものであり、メロディに限らずソロ演奏も可能である。しかし指揮者が存在しない楽団において「リズムの体」を成すものは、まずドラムス(パーカッション)でありベースであることから、根源的にはこれらがリズム体と称される。ビッグ・バンドにおけるリズム体は、さらにリズム・ギターやピアノ(または他の鍵盤楽器)などを含む(パートが4つの場合はフォー・リズム、3つならスリー・リズムと呼ぶ)[5]。リズムとしてはむしろドラムスとベースの補助であり、和音を使用したアンサンブル強化の意味合いが強い。 ポップス系の録音であるとか、ビッグバンドのリズム体の構成によって下記の呼称を一般に用いる。この場合にはパーカッションは含めず、ギタリストが複数名いる場合でも1パートを一つの単位で数える。ポップス系の録音では最初にこれらのリズム体を録音してからストリングス、ホーン、シンセサイザー、歌、パーカッションなどを多重録音で重ねていき楽曲を完成させる。リズム体を録音する行為をリズム録りと称する。
録音などでの呼称
スリーリズム(3リズム) - ドラム、ベース、ピアノあるいはギター
フォーリズム(4リズム) - ドラム、ベース、ピアノ、ギター
脚注^ “ ⇒亀田誠治×河村“カースケ”智康 Presents 日本最高峰のリズム体が織りなす“阿吽の呼吸””. 2018年1月24日閲覧。
^ 「<ライブレポート>Panorama Panama Town、新たなマスターピースを引っ提げた初の東京キネマ倶楽部公演
^ 松本侃士「King Gnu、強靭なグルーヴを生み出すリズム隊に注目 プレイヤビリティ溢れる仲間たちが起こすバンドマジック」『リアルサウンド』、2022年1月13日。2022年8月6日閲覧。
^ 山本修一「杉本清隆 - 多彩なポップスクリエーター! - インタビュー 。Rooftop」『Rooftop』、2020年3月3日。2022年8月6日閲覧。
^ a b “ ⇒音楽用語ダス(ヤマハミュージックメディア)”. 2018年1月24日閲覧。
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