リサーチ・トライアングル・パーク(英: Research Triangle Park、略称:RTP)は、アメリカ合衆国東海岸南部のノースカロライナ州の「リサーチ・トライアングル」地域に立地するリサーチ・パーク。同州中央部の三都市、ダーラム、州都・ローリー、チャペルヒル、およびそれぞれにあるデューク大学、ノースカロライナ州立大学、ノースカロライナ大学チャペルヒル校を結ぶ三角形(トライアングル)がその名の由来である。約28km2の敷地に170社以上を抱え、42,000人を雇用する。スタンフォード大学を筆頭とするシリコンバレー、MITを筆頭とするルート128, コーネル大学を筆頭とするシリコンアレーと並び、全米最大級のハイテクパークである[1]。パークの土地4分の1はウェイク郡に属するが、大部分はダーラム郡に属している。目次 リサーチ・トライアングル・パークはデューク大学・ノースカロライナ州立大学・ノースカロライナ大学チャペルヒル校、州政府、地方政府および研究開発企業
1 概況
2 立地する企業と団体
2.1 民間企業
2.2 公的機関・非営利団体
2.3 敷地外
3 交通
4 参考文献
5 註
6 外部リンク
概況
位置的には、リサーチ・トライアングルの中でもやや西のほうにあり、ダーラム市やチャペルヒル市、ローリー市を中心地域とする。敷地の大部分はダーラム郡に属し、一部がウェイク郡にまたがっている。公園の管理には非営利団体であるリサーチ・トライアングル財団が当っている。 リサーチ・トライアングルは約28km2の敷地に300社を抱え、55,000人を雇用している[2]。従業員が多い民間企業を見ると、IBMが約8,000人の従業員を抱える、世界では同社のインド拠点に次いで最大の業務拠点を置いている。次にシスコシステムズは約5,000人の従業員を抱える。金融関係のフィデリティ・インベストメンツ(3,600人)、クレディ・スイス(2,700人)が事務処理・技術センターを持つ。
立地する企業と団体
民間企業