リコーのカメラ製品一覧
[Wikipedia|▼Menu]

リコーのカメラ製品一覧はリコーとその前身理研光学が発売したカメラの一覧である。
120フィルム使用カメラ
オリンピックシリーズ

セミオリンピック(
1937年発売) - 6×4.5cm判。レンズは3群3枚のウーカスアナスチグマット75mmF4.5。フォーカシングは目測、前玉回転式。シャッターはT、B、1/25、1/50、1/100、1/150。

ニューオリンピックII型(1937年発売) - 6×4.5cm判。レンズは3群3枚のウーカスアナスチグマット75mmF4.5。フォーカシングは目測、前玉回転式。シャッターはT、B、1/25、1/50、1/100、1/150。

アドラーシリーズ

他社製造OEMによるスプリングカメラ。

アドラーA型(
1938年発売) - 6×4.5cm判。レンズは3群3枚のアドラー75mmF4.5。フォーカシングは目測、前玉回転式。シャッターはT、B、1/5、1/10、1/25、1/50、1/100、1/200。

アドラーB型(1938年発売) - 6×4.5cm判。レンズは3群3枚のウーカス75mmF3.5。フォーカシングは目測、前玉回転式。シャッターはT、B、1/25、1/50、1/100のエバーセット式。

アドラーIII型(1938年発売) - 6×4.5cm判。レンズは3群3枚のアドラーアナスチグマット75mmF4.5。フォーカシングは目測、前玉回転式。シャッターはT、B、1/5、1/10、1/25、1/50、1/100、1/150。

アドラーCII型(1938年発売) - 6×4.5cm判。レンズは3群3枚のアドラーアナスチグマット75mmF3.5。フォーカシングは目測、前玉回転式。シャッターはT、B、1/5、1/10、1/25、1/50、1/100、1/200。ボディーレリーズ。

ガイカシリーズ

語源は「凱歌」。

ガイカ(1940年発売) - 6×4.5cm判。レンズは3群3枚のガイカアナスチグマット75mmF4.5。フォーカシングは目測、前玉回転式。シャッターはT、B、1/25、1/50、1/100、1/175秒。セミネッターのコピー。

ガイカII型 - 6×4.5cm判。シャッターをプロンターIIに変更。

リコーフレックスシリーズ

6×6cm判二眼レフカメラ

リコーフレックスA - 森製作所が製造していたロールコンターのOEM。銘板には単に「Ricohflex」とあるだけであり、機種名を「リコーフレックスオリジナル」等とする資料もある。発売時期は「1939年頃」「1941年」など諸説あり。

リコーフレックスB(1942年発売) - 銘板には「MOD.B」とある。3群3枚ウーカス75mmF4.5、後に3群3枚コーア75mmF4.5。

リコーフレックスIII(1950年発売) - 藤本栄設計。コダックフレックスに倣ったギアによる前玉回転式焦点調節、プレスボディー、中枠を外すフィルム装填と長く引き継がれたリコーフレックスの特徴を数多く備えている。まともなカメラが2万円以上していた時代に、ベルトコンベアーを導入するなど生産を合理化して本格的な仕様を備えながら定価6800円と安価だったことから爆発的に売れ、一時は定価より高価な11000円ほどで販売され、日本全体のカメラ生産量の50%以上をリコーフレックスが占めるほどのベストセラーとなり、二眼レフブームを巻き起こした。レンズは3群3枚リコーアナスチグマット80mmF3.5。当初銘がアーチ状に表記されていたが途中から普通の直線になっている。

リコーフレックスIIIB(1951年発売) - 折畳み式ルーペを装備した。

リコーフレックスIV(1952年発売)

リコーフレックスVI(1953年発売) - 裏蓋ロックが装備された。

リコーフレックスVII(1954年発売) - ファインダーフードにアイレベルのコンツールファインダーを組み込んだ。135フィルムアダプター「リコーキン」使用可能。後に高級シャッターセイコーシャラピッドを装備したモデルが併行販売された。

リコーフレックスVIIs(1955年発売)

リコーフレックスダイヤ(1955年発売) - 伝統のプレスボディーでなくダイキャストボディーを採用。ヘリコイド式ピント調節。

リコーフレックスVIIM(1956年発売)

スーパーリコーフレックス(1956年発売) - 輸出向きで国内販売なし。プレスボディー。

リコーフレックスホリディ(1956年発売) - 機能はほぼリコーフレックスVIIと同じで価格を大幅に下げた。ホットシュー装備は世界初。

リコーフレックスダイヤM(1956年発売)

リコーフレックスニューダイヤ(1956年発売)

リコーフレックスミリオン(1957年発売)

リコーフレックスダイヤL(1957年発売) - セレン式露出計内蔵。ライトバリュー式。

リコーフレックスニューミリオン(1958年発売) - 120フィルムによる6×6cm判、6×4.5cm判、5×2.5cm判(リコラマ判)、127フィルムで4×4cm判(ヨンヨン判)と4×3cm判(ベスト半裁判)、135フィルムで24×36mm判(ライカ判)での撮影が可能、

リコーフレックスダイヤコードG(1958年発売) - 3群4枚リケノン80mmF3.5。

リコマチック225(1959年3月発売) - 国内販売された最後のリコーフレックスとなった。

リコーオート66(1959年発売) - 国内販売はされず輸出用のみ。

その他

リコーシックス(
1953年発売) - 6×6cm判スプリングカメラ。レンズは3群3枚オリナー80mmF3.5。

127フィルム使用カメラ
オリンピックシリーズ

オリンピックA型(
1934年発売) - 3×4cm(ベスト半裁)判。枠ファインダー。レンズは2群3枚のジャパー50mmF8。フォーカシングは目測、ヘリコイドによる。ボディーはベークライト製。裏蓋は着脱式。

オリンピックB型(1934年発売) - 3×4cm(ベスト半裁)判。逆ガリレオ式ファインダー。レンズは2群3枚のオリナースペシャル50mmF6.3。フォーカシングは目測、ヘリコイドによる。シャッターはB、1/25、1/50。裏蓋は着脱式。

オリンピックカメラジュニア(1936年発売) - 3×4cm(ベスト半裁)判。逆ガリレオ式ファインダー。レンズは3群3枚のオリナー50mmF8。フォーカシングは目測、ヘリコイドによる。シャッターはB、1/25。裏蓋は着脱式。

オリンピックC型(1936年発売) - 3×4cm(ベスト半裁)判。レンズは3群3枚のウーカスアナスチグマット50mmF4.5。フォーカシングは目測、前玉回転式。シャッターはT、B、1/25、1/50、1/100、1/150。裏蓋は蝶番式。

オリンピックフォア(1938年発売) - 4×4cm判。レンズは3群3枚のウーカスアナスチグマット50mmF4.5、後にハイルアナスチグマット50mmF4.5。フォーカシングは目測、前玉回転式。シャッターはT、B、1/25、1/50、1/100、1/150。裏紙に4×4cm判の数字はなかったので3個の赤窓を見ながら巻き取る。

ベストオリンピック(1938年発売) - 4×6.5cm(ベスト)判。レンズは3群3枚のウーカスアナスチグマット75mmF4.5。フォーカシングは目測、前玉回転式。シャッターはT、B、1/25、1/50、1/100、1/150。裏蓋は蝶番式。半裁マスクを使用すると3×4cm(ベスト半裁)判でも撮影が可能。リコーの公式ウェブサイトに120フィルムを使用する旨記載があるのは間違い。

レチックス(1940年発売) - 4×4cm判。レンズは3群3枚のウーカスアナスチグマット50mmF4.5、後にヘリオスアナスチグマット50mmF4.5。フォーカシングは目測、前玉回転式。シャッターはT、B、1/25、1/50、1/100、1/150秒。オリンピックシリーズのベークライトボディーを板金ボディーとした。

アドラーシリーズ

他社製造OEMによるスプリングカメラ。

アドラーIV型(
1938年発売) - 4×4cm判。レンズは3群3枚のアドラーアナスチグマット50mmF4.5。フォーカシングは目測、前玉回転式。シャッターはT、B、1/5、1/10、1/25、1/50、1/100、1/250。

ゴコク/リコールシリーズ

ベスト半裁判でライカのようなシステムカメラを目指したが、戦争激化により果たさなかった。ゴム引き布幕フォーカルプレーンシャッターで、Z、1/20、1/30、1/40、1/50、1/100、1/200、1/500秒。ゴコクの語源は「五穀豊穣」「護国」。

ゴコクI型(
1939年発売) - 4×3cm(ベスト半裁)判。スクリューマウントによりレンズの脱着ができた。セルフコッキング、二重露出防止機構。複雑だったため生産には困難が伴った。レンズは3群3枚のゴコク。

ゴコクレンズ固定型 - 4×3cm(ベスト半裁)判。ゴコクI型が生産困難だったためレンズ固定に変更されたモデル。レンズは3群3枚のゴコク。

リコールIIB - 再びスクリューマウントによりレンズの脱着ができるようになった。レンズは3群4枚のノイタール。

ロイコシリーズ

ゴコク/リコールのボディーを流用しレンズシャッターとしたもの。

ロイコ前期型(
1940年発売) - 4×4cm判。

ロイコ後期型(1943年発売) - 4×4cm判。

その他

セイカ(
1939年発売) - 4×4cm判。レンズは3群3枚のセイカ60mmF4.5。フォーカシングは目測、前玉回転式。シャッターはT、B、1/25、1/50、1/100、1/250。

チューコンレフ(1940年発売) - 4×3cm(ベスト半裁)判の二眼レフカメラ。チューコンアナスチグマット50mmF6.3。ピントは固定。チューコンは「忠魂」。

135フィルム使用カメラ
オリンピックシリーズ

スーパーオリンピックD型(
1936年発売) - 24×36mm(ライカ)判。レンズは3群3枚のウーカスアナスチグマット50mmF4.5。フォーカシングは目測、前玉回転式。シャッターはT、B、1/25、1/50、1/100、1/150秒。専用ダブルマガジン式。

スーパーオリンピックDIII型(1937年発売) - 24×36mm(ライカ)判。レンズは3群3枚のウーカスアナスチグマット50mmF4.5。フォーカシングは目測、前玉回転式。シャッターはT、B、1/25、1/50、1/100、1/150秒。

リコレットシリーズ

リコレット(
1953年10月発売)

リコレットII(1955年2月発売)

リコレットS(1955年12月発売) - リコレットIIから距離計を省略したバージョン。

リケン35/リコー35シリーズ

リケン35 / リコー35(
1954年10月発売) - 1955年12月リコー35に改名した。

セイコー付きリケン35 / セイコー付きリコー35 - リケン35/リコー35に1/500搭載のセイコーシャ・ラピッドを搭載したモデル。リコー35は45mmf2.8レンズ搭載。

リコー35デラックス

リコー35S(1957年2月発売) - ライトバリュー。

リコー35デラックスL(1957年3月発売) - ライトバリュー。

リコーオート35V(1961年12月発売)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:43 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef