リクガメ科
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リクガメ科
ギリシャリクガメ Testudo graeca
保全状況評価[1]
ワシントン条約附属書II
地質時代
始新世 - 現代
分類

ドメイン:真核生物 Eukaryota
:動物界 Animalia
:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
:爬虫綱 Reptilia
:カメ目 Testudines
亜目:潜頸亜目 Cryptodira
上科:リクガメ上科 Testudinoidea
:リクガメ科 Testudinidae

学名
Testudinidae Batsch, 1788[2]
模式属
Testudo Linnaeus, 1758
和名
リクガメ科[3][4]

リクガメ科(リクガメか、Testudinidae)は、爬虫綱カメ目に分類される
分布

オーストラリア大陸南極大陸を除く世界各地[3]
形態アルマット農場の生息地でくつろぐカメ

現生の最大種はアルダブラゾウガメ(A. g. hololissaを亜種とした場合)で最大甲長138センチメートル[5]。化石種も含めた最大種はColossochelys atlasで甲長約200センチメートル[5]。最小種はシモフリヒラセリクガメで最大甲長9.6センチメートルとカメ目全種でも最小種[4]背甲はドーム状やアーチ状に盛り上がる傾向がある[3][4]

頭部は中型でやや分厚く、縦幅は短いが幅広い[4]。吻端はあまり突出しない傾向がある[4]。咬合面や顎を覆う角質(嘴)は幅広い[4]。種によっては嘴に鋸状の突起や畝があり、歯のように植物を切断したりすることができる[4]。舌は発達するが、舌を支える骨格(舌弓)は軟骨質であまり発達しない[4]。頸部はやや短い[4]。四肢は太くて短く、指趾は退化して短い[4]。趾骨が2個以上ない[3]。頭部や四肢は大型鱗で覆われる[4]
分類

始新世の北アメリカやヨーロッパで出現したと考えられている[6]。核DNAやミトコンドリアDNAの分子系統的解析からイシガメ科に最も近縁とされ、単系統群を形成すると考えられている[4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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