行政府所在地リオデジャネイロ
最大都市リオデジャネイロ
州知事クラウディオ・カストロ
リオデジャネイロ州(リオデジャネイロしゅう、葡: Estado do Rio de Janeiro [??i.u d(?i) ???nej?u] ( 音声ファイル))は、ブラジルに26ある州のひとつ。ブラジル南東部の大西洋沿いに位置する。北東にエスピリトサント州、北にミナスジェライス州、西にサンパウロ州と隣接し、南は大西洋に面する。州都はリオデジャネイロ。
州都のリオデジャネイロは1763年に最初の首都サルヴァドール・ダ・バイーアよりポルトガルのブラジル植民地(英語版)の首都に遷都され、1822年から1960年までは独立後のブラジルの首都だった。1960年に首都は現首都のブラジリアに遷都された。州の略称は「RJ」である。
歴史
植民地時代パソ・インペリアル、18世紀にジョアン4世によって建設された植民地総督と、二人のブラジル皇帝の宮殿
リオデジャネイロ一帯はブラジル発見の直後、1502年から欧州人の間で知られており、その起源はポルトガルの植民地であったサン・ヴィセンテと初代ブラジル総督トメ・デ・ソウザによるものとされている。サン・ヴィゼンテは1555年から1567年の間に南方への植民を目論んでいたフランス人の侵略を受けたため、その防衛の観点から1565年3月に第3代のブラジル総督メン・デ・サーとその甥エスタシオ・デ・サーによってリオデジャネイロ市が成立した。