リオデジャネイロ
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この項目では、リオデジャネイロ市について説明しています。州については「リオデジャネイロ州」を、その他の用法については「リオデジャネイロ (曖昧さ回避)」をご覧ください。

リオ・デ・ジャネイロ
Rio de Janeiro


左上から時計回りに: セントロ地区、コルコバードのキリスト像ポン・ヂ・アスーカルコルコバードから臨むパノラマ、コパカバーナビーチ、リオ・ニテロイ橋マラカナン・スタジアム


市旗市章

愛称 : Cidade Maravilhosa(素晴らしい街)、Rio(リオ)
位置

リオ・デ・ジャネイロの位置(リオ・デ・ジャネイロ州)
位置
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座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}南緯22度54分30秒 西経43度11分47秒 / 南緯22.90833度 西経43.19639度 / -22.90833; -43.19639
歴史
建設1565年3月1日
行政
ブラジル
 地域南東部
 州リオデジャネイロ州
 市リオ・デ・ジャネイロ
市長エドゥアルド・パイス
(社会民主党)
地理
面積 
  市域1,260 km2
  都市圏4,557.3 km2
標高0?380 m
人口
人口(2021年現在)
  市域6,775,521人
    人口密度  5,377人/km2
その他
等時帯UTC-3 (UTC-3)
市外局番+55 21
公式ウェブサイト : ⇒City of Rio de Janeiro
リオデジャネイロの衛星写真リオデジャネイロの衛星写真(夜間・ISS

リオ・デ・ジャネイロ(: Rio de Janeiro, ブラジルポルトガル語発音: [??i.u d(?i) ???ne(j)?u] ( 音声ファイル))は、ブラジル南東部に位置するリオデジャネイロ州の州都。略称はリオ(Rio)。世界有数のメガシティであり、国内最大の観光都市である。商工業が盛んであり[1]港湾都市としても知られる。

人口は600万人を超え、サンパウロに次いでブラジル第2位にランクされる。経済規模(域内総生産)でもサンパウロに次いで第2位にあり、アメリカのシンクタンクが公表したビジネス人材文化政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、世界第56位、国内ではサンパウロに次ぐ第2位の都市と評価された[2]。都市周辺の美しい文化的景観は「リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群」として、2012年に世界遺産リストに登録された。

2016年には、南米大陸では初となる第31回夏季オリンピックの開催都市となった。
名称

"Rio de Janeiro"とはポルトガル語で「1月」という意味。

ブラジルポルトガル語発音では、[??i.u d(?i) ???ne(j)?u](リウ・ヂ・ジャネイル)や [?xi.u d(?i) ???ne(j)?u](ヒウ・ヂ・ジャネイル)となる。

一般的にポルトガル語で都市名を読み書きする場合は男性形・女性形の区別をつけないが、一般名詞と区別するためにリオ・デ・ジャネイロは必ず男性定冠詞"o"を付けた"o Rio de Janeiro"という男性形で呼ばれる。ただし、長距離バスや航空機の行先表示などでは単純に「Rio」と略記されることもある。
概要

カーニバルで有名。コパカバーナイパネマなどの世界的に有名な海岸を有し世界3大美港の一つに数えられる美しい都市である。都市のGDPは2010億ドルであり世界第30位、南米ではサンパウロブエノスアイレスに次ぎ第3位である[3]

1960年ブラジリア遷都するまではブラジルの首都であった。また、1808年ナポレオンに本国領土を奪われたポルトガル王室が遷都してからブラジルが独立するまではポルトガルの首都であった。また、中南米有数の貿易港でもあるためにブラジルの経済的な中心地でもあった。近年は経済の中心地はサンパウロに移り、その地位が低下しているものの、依然として中南米有数の経済都市である。また、ブラジルのみならず世界でも有数の観光地としても、ショーロボサノヴァを生んだ音楽の都としても名高い。
地域 コルコバードからのリオデジャネイロのパノラマ

左にやや傾いた平行四辺形の形状を呈した大陸部とグアナバラ湾内に分布する島嶼部の2つからなり、東西の長さは約70km、南北は37kmにおよぶ。公式的には全部で7つの大行政区と33の小地域、160の街区Bairroから構成されているが、街区の上位にある地区Distritoが存在しないのが特徴である[4]。慣用的には、セントロ、南部地域、北部地域、バラ・ダ・チジューカ地域、西部地域という区分がなされることが多い。
セントロ
セントロはリオの歴史的中心部であり、また現在でも経済的中心でもある。セントロの中心であるリオ・ブランコ通りはビジネス街で、多くのオフィスビルが立ち並ぶ。東西にはプレジデンチ・ヴァルガス大通りが走っており、リオの中央駅であるドン・ペドロ2世駅もこの通り沿いにある。東端にはグアナバラ湾に面してサントス・ドゥモン空港があり、国内線が多く発着する。また西部には、カーニバルのメイン会場となるサンボードロモ・ダ・マルケス・ジ・サプカイがある。
南部地域
南部は高級住宅街が多く、またグアナバラ湾や大西洋に面したビーチも多い。セントロのすぐ南に広がるフラメンゴやボタフォゴにもビーチがあるが、リオのビーチで最も著名かつ人の多いところはその南に広がるコパカバーナや、そのさらに西に広がるイパネマ海岸(英語版)である。この二つはリオ有数の観光地であると同時に、リオ有数の高級住宅街でもある。イパネマ海岸はリオで生まれた音楽ボサノヴァの曲『イパネマの娘』の舞台としても有名である。イパネマのさらに西にあるレブロン地区は南アメリカ大陸で最も地価が高い地点のある高級住宅街である。また、ボタフォゴの東のウルカ地区にはリオのシンボルの一つであるポン・ヂ・アスーカルと呼ばれる岩山があり、ロープウェーで頂上まで登ることができる。また、リオデジャネイロのシンボルであるコルコバードのキリスト像はこの南部地区にあるコルコバードの丘の上に立っており、登山電車で登ることができる。


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