リアム・フォックス
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イギリス政治家リアム・フォックスLiam Fox

生年月日 (1961-09-22) 1961年9月22日(62歳)
出生地 イギリス
スコットランドサウス・ラナークシャーイースト・キルブライド
出身校グラスゴー大学
前職民間陸軍総合診療医
所属政党保守党
配偶者ジェズミ・ベアード (2005年結婚)
公式サイト[ ⇒公式ウェブサイト ]
国際貿易大臣
内閣第1次メイ内閣
第2次メイ内閣
在任期間2016年7月13日 - 2019年7月24日
通商会議議長
内閣第1次メイ内閣
第2次メイ内閣
在任期間2016年7月19日 - 2019年7月24日
国防大臣
内閣第1次キャメロン内閣
在任期間2010年5月12日 - 2011年10月14日
影の国防大臣(英語版)
内閣キャメロン影の内閣(英語版)
在任期間2005年12月6日 - 2010年5月11日
影の外務・連邦大臣(英語版)
内閣ハワード影の内閣(英語版)
在任期間2005年5月10日 - 2005年12月6日
その他の職歴
保守党幹事長(英語版)
(2003年11月6日 - 2005年5月4日)
影の保健大臣(英語版)
(1999年6月15日 - 2003年11月6日)
影の憲法事項代表者(英語版)
(1998年6月1日 - 1999年6月15日)
外務・連邦担当政務次官
(1996年7月23日 - 1997年5月1日)
大蔵卿委員会委員
(1995年11月28日 - 1996年7月23日)
ノース・サマセット選挙区(英語版)選出
庶民院議員
(2010年5月6日 - 現在)
ウッドスプリング選挙区(英語版)選出
庶民院議員
(1992年4月9日 - 2010年5月6日)
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リアム・フォックス(Liam Fox, 1961年9月22日 - )は、イギリスの政治家。保守党に所属し、2010年からノース・サマセット選挙区(英語版)選出庶民院議員を務めている。1992年に初めてウッドスプリング選挙区(英語版)選出庶民院議員に当選した。

フォックスはグラスゴー大学で医学を学び、卒業後に王立陸軍医療軍団で民間陸軍医療官の総合診療医として働いた[1][2]。国会議員就任後、メージャー政権下でいくつかの省庁での役職を歴任した。フォックスは影の憲法事項省スポークスマン(1998年 - 1999年)、影の保健大臣(1999年 - 2003年)、保守党幹事長(2003年 - 2005年)、影の外務大臣(2005年)、影の国防大臣(2005年 - 2010年)を務めている。

イギリス下院議員経費スキャンダルで、フォックスは保守党の影の閣僚の中で最も多額の経費請求を行った議員であった。その結果、フォックスは大半の経費の返納を余儀なくされた[3]。2010年に国防大臣に任命されたが、親友のロビイストであるアダム・ウェリティに国防省への自由なアクセス権を与えたり海外出張への同行を許可したという疑惑のため、2011年10月14日に辞任した[4]。2005年及び2016年の党首選に立候補したがいずれも落選した[5]

2010年から2011年まで国防大臣、2016年から2019年まで国際貿易大臣を務めた[6]
来歴

フォックスはスコットランドイースト・キルブライドで生まれ[1]、後に両親が購入した公営住宅で成長した[7]

弟及び@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}2人の妹[要出典]と一緒に、フォックスは公立学校で教育を受けた。セントブライドズ高校(現在のセントアンドリューズ・セントブライドズ高校の一部)からグラスゴー大学メディカルスクールに進学し、医学士として1983年に卒業した。ビーコンズフィールド、バッキンガムシャーで開業し、王立陸軍医療軍団で民間陸軍医療官の総合診療医として働いた。また、セントジョン・アンビュランスでの地区外科医も務めた。フォックスはまた、ロイヤル・カレッジ・オブ・ジェネラル・プラクティティオナーズのメンバーでもある[8]

1990年代初頭にマイケル・ハワードのアドバイザーとして働いた[9]

フォックスは1992年から2010年まではウッドスプリング選挙区選出、2010年からはノース・サマセット選挙区選出である[9]。2010年に第1次キャメロン内閣国防大臣に就任したが[1]、翌年10月に辞任している[10]。2016年7月13日、テリーザ・メイ首相によって国際貿易大臣に任命され[9][11]、2019年まで在任した。
欧州懐疑論

フォックスはよく知られた欧州懐疑主義者であり、イギリスはEUを離脱しイギリスの主権を回復させるべきであると述べている[12]

EU残留派のデービッド・キャメロンはイギリスがEU離脱することでイギリスの治安は悪化すると主張しているが、EU離脱派のフォックスの見解はその逆である。イギリスの治安の核はNATOであって、EUとは関係がない。第二次世界大戦後、NATOが欧州の平和を維持してきた。EUこそがイギリスの治安への脅威であり、EUに加入しているためにユーロ構想の失敗のツケを負わされ、また制御不可能な移民のリスクにも晒される、というのがフォックスの考えである[12]

イギリスがEUに残留した場合、ドイツが受け入れた多くの難民がEUの市民権を得た後に、彼らはイギリスに入国する権利を得る。フォックスはその移民と治安がEU離脱の是非を問う国民投票(2016年6月)での大きな争点であると述べていた[12]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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