リアデイルの大地にて
ジャンル異世界ファンタジー
小説
著者Ceez
『リアデイルの大地にて』(リアデイルのだいちにて)は、Ceezによる日本のなろう系ライトノベル[1]。小説家になろうにて2010年11月から2012年12月まで連載された。Web版の続編として『砂塵の向こう側にて』(小説家になろうで連載)、『リアデイルの大地より』(カクヨムで連載)の2作品がある。その後、単行本がKADOKAWA(エンターブレイン / ファミ通文庫編集部)よりB6判のサイズで2019年1月から刊行された。イラストはてんまそが担当している。
メディアミックスとしてコミカライズが、月見だしおによりウェブコミック配信サイトの『WEBデンプレコミック』にて2019年7月にて連載開始し[2]、同連載サイトの廃止により後継の『電撃コミックレグルス』にて継続中で、また、2021年2月にはアニメ化が発表され[3]、2022年1月から3月まで放送された。 この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
事故で半身不随となり、病室で寝たきりとなっていた各務桂菜は、VRMMORPG『リアデイル』の中で遊ぶ日々を過ごしていた。しかし、ある時目を覚ますと、そこは自分が知っている『リアデイル』から200年が経過した世界で、さらに自身は『リアデイル』でのアバターであるケーナとなっていた。ログアウトも運営への連絡もできないまま混乱するケーナは、病院が停電になったことによって生命維持装置が停止し、桂菜の肉体が死亡したという事実をサポートAIから知らされる。 声の項はテレビアニメ版の声優。
登場人物
主人公
ケーナ / 各務 桂菜(かがみ けいな)
声 - 幸村恵理[4]主人公。元々はVRMMO「リアデイル」の中のキャラクターで、同ゲームの全スキルを習得した「スキルマスター」の一人で、リアデイル史上3番目だったためスキルマスターNo.3の称号を持つ。ゲーム内のレベルも通常の限界である1000を超え、転生時点で1100に達している(限界突破者)でGMとしての権限も与えられている。フェルスケイロ公国の「辺境の村」近くにある、通称「銀の塔」の持ち主。ゲーム内での種族はハイエルフ族(エルフ族の上位種族のため、事実上王族扱いされる)。「銀環の魔女」という二つ名も持つが、悪名なので気に入っていない。上位プレイヤーとしては18人のメンバー全員がGM権限を持つ限界突破者というギルド「くりーむちーず」に所属していた。ハイエルフとしての特性から森など緑の多い場所を歩いて草花を踏ん付けたり、薬草の採集や木材の伐採をすると「植物の悲鳴」が聞こえるため、転生してからは苦手。リアルでは過去の事故によって寝たきりな上、生命維持されない状態では生きていけない身体だった。自らが遊んでいたゲームの時代から200年が経過した世界で目覚める(子供たちの認識では「200年間塔に引きこもっていた」ことになっている)。転生したものの特にやることもないため、他のスキルマスター達(ゲーム時代の仲間でもある)の痕跡をたどるべく各地を巡る旅に出るが、その旅先でいろいろな騒動に巻き込まれる。ルカと一緒に暮らすために引っ越しを考えるなど面倒見がよい[5]。
ケーナの関係者
キー
声 - 小田切優衣[6]ケーナのサポートAI。元々は寝たきりのケーナの周囲のシステム管理を行う目的で用意された。
オプス / オペケッテンシュルトハイマー・クロステットボンバー
魔人族の男性。スキルマスターNo.13。「リアデイル」におけるケーナの仲間の一人で、ケーナと同じくスキルマスターかつ限界突破者。本来の名前は無意味に長く言いにくいため、その名前で呼ばれることはまずない。性格は傲慢勝つ尊大。「リアデイルの孔明」と呼ばれる戦略家だが、あまりにも嫌らしい戦略で泣かされたプレイヤーの多くからは嫌われている。管理している塔はヘルシュペルの湖の中にあり「悪意と殺意の館」と呼ばれており、デストラップだらけ。挑戦者いわく「108の死に方を体験できる」とのこと。第6巻で明らかになったことだが、本名は「九頭原凛(くずはら りん)」。リアルの性別は「女性」で、リアデイルのゲーム開発者。ケーナの叔父と知り合ったのは、ケーナの身体を何とかしようとした叔父が「悪魔召喚」に手を出しかけたのが切っ掛けなど、社会的にどんな立ち位置だったのかは未だに不明という謎の人物。
スカルゴ
声 - 小野大輔[4]エルフ族の男性。LV.300。ケーナが「リアデイル」内の通称「里子システム」で作り出したサブキャラ。通常はケーナの長男(第1子)扱い。フェルスケイロ公国の大司祭を務めている[7]。普段こそ真面目で誠実、誇り高く威厳のある性格で、その実力もあってフェルスケイロの国民にも畏怖される存在なのだが、なぜか極度のマザコンに育ってしまい、ケーナのことが絡むと暴走しがち。母親至上主義な発言や奇行を連発してはケーナやマイマイに叱られる展開となる事が多い。ゲーム時代はネタ扱いだった“使い手の心理状態を表現する”というエクストラ・スキル「薔薇は美しく散る(オスカル)」を使いこなしており、演出が過剰気味。ケーナを「母上殿」と呼ぶ。なお名前の由来はカタツムリから(カータツ・マイマイも同様)。
マイマイ
声 - 名塚佳織[4]エルフ族の女性。LV.300。同じく「里子システム」で作られたサブキャラの一人で、ケーナの長女(第2子)扱い。フェルスケイロ公国の王立学院の校長を務める。既婚者だが、現在の夫・ロプスの前にも隣国ヘルシュペルの商人・サカイ氏(故人)と結婚しており、子(ケーナにとっては孫)のケイリック(声 - 木朋弥[6])やケイリナ(声 - 田所あずさ[6])、ケイリックの息子である孫(ケーナにとっては曾孫)のイヅーク(声 - 八代拓)がいる。既婚者ではあるが国内での人気は高い。スカルゴほどではないが、ケーナに甘えるのが大好き[8]。