ラーダ_(自動車)
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ウラジーミル・プーチンとラーダ・グランタ

ラーダ(英語: Lada, ロシア語: ЛАДА)は、ロシア自動車メーカーであるアフトヴァースが製造・販売を行っている自動車ブランドである。元々は海外向けのブランドで、旧ソビエト連邦では「ジグリ」 (Zhiguli) 名で販売されていたが、現在は内外問わず「ラーダ」ブランドで販売されている。ラーダという呼称はヴァイキングが用いた帆船に由来し、同車のエンブレムも図案化された帆船をモチーフとしている。目次

1 概要

2 車種一覧

3 モータースポーツ

3.1 WRC


4 参照

5 関連項目 

6 外部リンク

概要

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出典検索?: "ラーダ" 自動車 ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2012年5月)
ラーダ・2101 ラーダ・2103 ラーダ・2107

1977年に発売されたクロスカントリータイプの「ニーヴァ」は、1980年代から日本にも輸入されていたことがあり、根強いファンがいる。

新型のラーダは西欧乗用車に見劣りしないデザインとなっているが、東側諸国ではソ連製品への嫌悪から、相変わらず「悪い車」の代名詞になってしまっている。しかしながら、価格の安さと整備性(構造が単純なため、壊れてもすぐ直せる)によって、現在も非常に多くの新・旧ラーダが旧ソ連構成国や東欧で使用されている。

なお、ラーダシリーズには旧ソ連時代にロータリーエンジンを製造して市販車両に搭載された車両が存在した事が近年になって知られるようになった。1974年から2002年までロータリーエンジンを搭載したラーダが販売されていたが、冷戦時代にNSUマツダへのライセンス料を支払わずに生産を行っていた関係で、現在アフトヴァーズも表立ってロータリーエンジンの存在をアピールしておらず、ロシア語の言語の壁もあり西側英語圏諸国も含めて、ロシア国外へは未だにその全容が十分に伝わってきていない。

2008年、アフトヴァースは販売不振などによりルノーから出資を受けた。今後登場するラーダ車はルノーおよび日産の技術をベースにした車が登場する予定である。2010年にはロシア人F1レーサー、ヴィタリー・ペトロフとの繋がりもありルノーF1とパートナー契約を結んだ。

2012年4月17日、需要の急減を理由にイジェフスク自動車工場 (IzhAvto) での2107の製造を終了した。フィアット・124をベースとする「クラシック」シリーズは42年の歴史に幕を閉じた(ただし、エジプト工場向けの組立キットの製造・供給は2014年まで行われた[1])。なお、IzhAvtoでは8月からグランタの製造を開始した[2][3]
車種一覧
現行生産車種
ラーダ・ヴェスタ

ラーダ・4X4、ニーヴァ (Niva) - 1977年発売。

カリーナ (Kalina) - 2004年発売。Bセグメント級の小型車。

プリオラ (Priora) - 2007年発売。ラーダ・110シリーズの大幅改良版。

グランタ (Granta) - 2011年発売。カリーナをベースに開発。

ラルグス (Largus) - 2012年発売。ダチア・ロガンMCVをベースに開発。

ヴェスタ (Vesta) - 2015年発売。Cセグメント級のセダン、およびステーションワゴンクロスオーバーSUV

エクスレイ (XRAY) - 2016年発売。

ラーダ・ニーヴァ

過去の製造車種


VAZ-2101、VAZ-2102(ロシア語版) - フィアット・124ライセンス生産車。

VAZ-2103(ロシア語版)、VAZ-2101の高級版で、フィアット・124スペシャルがベース。

VAZ-2104(ロシア語版)、VAZ-2105(ロシア語版)、VAZ-2106(ロシア語版)、VAZ-2107(ロシア語版) - VAZ-2101の改良版。海外ではリーヴァ (Riva)、ノヴァ (Nova)、シグネット (Signet)、ライカ (Laika) などの車名で販売された。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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