ラーゲリより愛を込めて
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ラーゲリより愛を込めて
Fragments of the Last Will
監督瀬々敬久
脚本林民夫
原作辺見じゅん
収容所(ラーゲリ)から来た遺書
製作平野隆
下田淳行
刀根鉄太
辻本珠子
出演者二宮和也
北川景子
松坂桃李
中島健人
寺尾聰
桐谷健太
安田顕
音楽小瀬村晶
主題歌Mrs. GREEN APPLESoranji
撮影鍋島淳裕
編集早野亮
制作会社ツインズジャパン
製作会社映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会
配給東宝
公開 2022年12月9日
上映時間133分
製作国 日本
言語日本語
ロシア語
興行収入26.7億円[1]
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『ラーゲリより愛を込めて』(ラーゲリよりあいをこめて)は、2022年12月9日公開の日本映画

辺見じゅん原作のノンフィクション収容所(ラーゲリ)から来た遺書』の映画化作品[2][3][4][5][6]。監督は瀬々敬久、主演は二宮和也[2]。なお、当初の仮題は原作と同じ『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』だった[2][3]
あらすじ「収容所から来た遺書」および「山本幡男」も参照

昭和20年(1945年)、ロシア語が堪能で満鉄調査部に勤める山本幡男は、妻と4人の幼い子供たちと共にハルピンで暮らしていた。第二次世界大戦が激化する中、現地招集で兵士となった幡男は、終戦によりソ連軍の捕虜とされた。妻子はなんとか日本に戻れたが、ハバロフスクの収容所(ラーゲリ)に送られる幡男。日本軍捕虜たちは、程なくして帰国のためにシベリア鉄道に乗せられたが、途中で下車させられた幡男ら一部の兵士たちは、そのまま別の収容所に送られてしまった。

冬期には零下40度にもなる過酷なシベリア強制労働をさせられる幡男たち。生きる気力を失い、荒んで行く仲間たちを、「諦めるな!」と励まし続ける幡男。だが、幡男は次第に体調を崩して行った。幡男をもっと設備の整った病院に移すために、ストライキで労働を拒否する日本人捕虜たち。

2週間で病院から戻される幡男。咽頭癌の末期で手の施しようがなく、余命は3ヶ月との診断だった。そんな幡男に遺書を書くことを勧める捕虜の団長。幡男は、1954年に45才で亡くなり、遺書を書いたノートは没収された。

1956年、ようやく帰国が叶う日本軍捕虜たち。翌年から、一人また一人と幡男の家族の家を訪ね、記憶して来た幡男の遺書の内容を伝える収容所の仲間たち。収容所では日本語の書類は没収されるので、仲間たちは幡男の遺書を分担して暗記していたのだ。

時は流れ2022年、孫娘の結婚式に参列した幡男の長男・顕一は、遠い昔に両親や兄弟たち全員で最後に揃って出席したハルピンでの楽しい結婚式を思い出し、どんな時にも人間らしく生きた父・幡男に思いを馳せて、幡男の言葉「今日という日を、よーく覚えておくんだよ」を新婦へ贈った。
キャスト

山本幡男二宮和也[7]

山本モジミ:北川景子[8]

松田研三:松坂桃李[9]

新谷健雄:中島健人[9]

山本顕一(壮年期):寺尾聰[注釈 1][9]

相沢光男:桐谷健太[9]

原幸彦:安田顕[9]

鈴木信二:奥野瑛太

高橋良太:金井勇太

竹下勝:中島歩

由美:田辺桃子

西野浩:佐久本宝

後藤実:山時聡真

山本顕一(青年期):奥智哉

坂口:渡辺真起子

佐々木:三浦誠己

片山:山中崇

松田静子:朝加真由美

玉田船長:酒向芳

山本マサト:市毛良枝

スタッフ

原作:
辺見じゅん収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文春文庫刊)

監督:瀬々敬久

脚本:林民夫

企画プロデュース:平野隆

音楽:小瀬村晶[10]

主題歌:Mrs. GREEN APPLESoranji」(ユニバーサルミュージック / EMI Records[11]

プロデューサー:下田淳行、刀根鉄太、辻本珠子

共同プロデューサー:原公男、水木雄太

音楽プロデューサー:溝口大悟

ラインプロデューサー:及川義幸

撮影:鍋島淳裕

照明:かげつよし

美術:磯見俊裕、露木恵美子

装飾:大庭信正

小道具:柳澤武

録音:田伸也

編集:早野亮

VFXスーパーバイザー:道木伸隆

VFXプロデューサー:小坂一順

スクリプター:江口由紀子


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