ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ポータル クラシック音楽

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO(ラ・フォル・ジュルネ トーキョー、フランス語: La Folle Journee TOKYO)は、2005年から毎年ゴールデンウィーク頃に東京で行われているクラシック音楽を中心とした催しである。以前はラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭と呼ばれていた。

東京での開催の成功を受けて、2008年から2016年金沢(ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭)、2010年から2017年新潟(ラ・フォル・ジュルネ新潟 「熱狂の日」音楽祭)、大津(ラ・フォル・ジュルネびわ湖「熱狂の日」音楽祭)、2011年から2013年には鳥栖(ラ・フォル・ジュルネ鳥栖 「熱狂の日」音楽祭)で開催されている。本項では金沢、新潟、大津、鳥栖で開催された音楽祭についても取り上げる。
概要

1995年よりフランスナントで開催されているラ・フォル・ジュルネ(熱狂の一日、祝祭の一日)の日本版で、2005年にスタートした。本国フランス同様、演奏家の選出や演奏会の選曲はルネ・マルタン(フランス語版)によって行なわれている。

『一流の演奏を低料金で提供し、明日のクラシック音楽の新しい聴衆を開拓する』というコンセプトのもとに、選曲はクラシック初心者から上級者まで楽しめるように配慮されている。また年齢による入場制限[注 1]をせず幼児や子供が入場できる公演もあり、家族でクラシック音楽を楽しむことができる。

有料公演は東京国際フォーラム内の5つのホール(A、B7、B5、C、D7)・会議棟の2部屋(G402、G409)・相田みつを美術館をフル活用し、朝から夜遅くまで1公演45分 - 60分程度、長いものでも90分程度のコンサートが数多く同時に開かれ[注 2]、入場料も概ね1公演1500円 - 4000円と安く設定されている。

同時に、東京国際フォーラム内や丸の内地区のビルなどで無料演奏会や講演、展示会、ワークショップなどのイベントが開催されている。2018年には池袋地区にも会場を設けることが発表された[1]

無料公演は、東京近郊のアマチュア演奏家や団体を中心に行われるが、プロの演奏家・音楽家の参加もある。その他イベントでは子ども向けの演奏会、演奏者向けのマスタークラス、音楽史などの講演会、クラシック関連の映画上映などが開催される。これらのうち、ホール内の展示会場で開催されるものには有料公演の半券が必要となるが、イベント自体は無料のケースが多い。

有料公演・無料公演とあわせ、一日に多くの演奏を楽しむことができ、国際フォーラムの中庭に屋台や物販ブースが出店されるなどお祭りの雰囲気を出している。

主催者発表では、初開催の2005年は32万人が来場。周辺で行われた関連イベントを含めると2007年には約106万人、2010年には80万7900人もの観客を動員し、ゴールデンウィークの東京の一大イベントであると同時に、単一の音楽祭としては日本最大級となっている。

音楽祭の特徴であったテーマ作曲家制は結局根付かず、ここ数年は様々な作曲家の作品を演奏できるよう、曖昧なテーマが設定されるようになった。
東京公演の概要
主催等

主催:東京国際フォーラム

企画制作 CREA/
KAJIMOTO

テーマ

2005年4月29日 - 5月1日「ベートーヴェンと仲間たち」

2006年5月3日 - 6日「モーツァルトと仲間たち」

2007年5月2日 - 6日「民族のハーモニー

2008年5月2日 - 6日(丸の内及び周辺エリアは4月29日から)「シューベルトと仲間たち」

2009年5月3日 - 5日(丸の内及び周辺エリアは4月28日から)「バッハとヨーロッパ」

2010年5月2日 - 4日(丸の内及び周辺エリアは4月28日から)「ショパンの宇宙」

2011年5月3日 - 5日(丸の内及び周辺エリアは4月28日から)「とどけ! 音楽の力 広がれ! 音楽の輪」[注 3]

2012年5月3日 - 5日(丸の内及び周辺エリアは4月27日から)「サクル・リュス」ロシアの祭典

2013年5月3日 - 5日「パリ、至福の時」

2014年5月3日 - 5日「10回記念 祝祭の日」

2015年5月2日 - 4日「PASSION」ルネサンス期から現代まで、恋と祈りといのちの音楽

2016年5月3日 - 5日「ナチュール」自然と音楽

2017年5月4日 - 6日「ラ・ダンス」舞曲の祭典

2018年5月3日 - 5日「モンド・ヌーヴォー 新しい世界へ」

2019年5月3日 - 5日「ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)」[3]

2020年5月2日 - 4日 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を受け、開催を中止[4]「Beethoven」ベートーヴェン


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:34 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef