「ラヴ」
ジョン・レノンの楽曲
収録アルバム『ジョンの魂』
リリース1970年12月11日
規格LP
録音1970年9月26日 - 10月9日
EMIレコーディング・スタジオ、アスコット・サウンド・スタジオ
ジャンルロック
時間3分24秒
レーベルApple(オリジナル)
EMI(リイシュー)
作詞者ジョン・レノン
作曲者ジョン・レノン
プロデュースジョン・レノン
オノ・ヨーコ
フィル・スペクター
カバー
#カバー参照
『ジョンの魂』収録順
思い出すんだ
(6)「ラヴ」
(7)ウェル・ウェル・ウェル
(8)
「ラヴ Love」
ジョン・レノン の シングル
初出アルバム『ジョン・レノン・コレクション』
B面真実が欲しい
リリース 1982年11月15日
規格7インチシングル
録音1970年
ジャンルロック
時間3分24秒
レーベル パーロフォン/EMI
オデオン/東芝EMI
作詞・作曲ジョン・レノン
プロデュースジョン・レノン
オノ・ヨーコ
フィル・スペクター
チャート最高順位
11位
58位(オリコン)
ジョン・レノン シングル 年表
ウォッチング・ザ・ホイールズ
(1981年)ラヴ
(1982年)ノーバディ・トールド・ミー
(1983年)
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「ラヴ」(英語: Love) は、ジョン・レノンの楽曲。1970年に発表されたアルバム『ジョンの魂』に収録された。のち、1982年、1998年にシングルが発売された。 ジョン・レノンは「ラブ」をシングルとしてリリースすることも検討、結果として「マザー」のシングルカットを支持したが、ラジオ局の中には「マザー」を敬遠し、「ラブ」をオンエアする局も見られた[1]。 歌詞は、「アクロス・ザ・ユニバース」と同様に松尾芭蕉の句集からインスパイヤされて作ったといわれ、愛の概念について短くシンプルに書き連ねられている。演奏も、ジョンのアコースティック・ギターとフィル・スペクターのピアノだけである。 この曲は、ジョンの生前にはシングル・カットされなかった。1982年に初のベスト・アルバム『ジョン・レノン・コレクション』に収録された際、このアルバムからのカット曲として初めてシングル・カットされている(B面は『イマジン』の収録曲「真実が欲しい」)。しかしこのヴァージョンは、ラジオでのオンエアを考慮し、冒頭とラストのピアノ・ソロパートが歌の部分と同じリミックスがなされたものである。ちなみに、オリジナルは前曲の「思い出すんだ」のラストである爆発音とクロスフェードする流れになっているため、フェードインで始まるイントロとなっている。
概要
カバー
日本では、レターメンによるカバー・ヴァージョンが、1971年にオリコンで最高19位を記録し、オール・ジャパン・ポップ20(文化放送)でも上位に食い込むヒットになった。
尾崎紀世彦は、1972年にカバーし、アルバム『尾崎紀世彦 アルバムNo.5』『尾崎紀世彦の世界』に収録された。
ヴィッキー、シャーリー・バッシー、バーブラ・ストイライサンド、ザ・キュア、ケニー・ロギンス、モーガン・フィッシャー、ザ・ミッション、ベックらもカバーしている。
和田アキ子、1974年に「ふれあう愛(ラブ)」というタイトルで日本語カバーした。
西城秀樹、1974年の「西城秀樹リサイタル/ヒデキ・愛・絶叫!」(SIDE A1)でカバー。
イギリスのバンド・ドリーム・アカデミーは、1990年にアルバム『A Different Kind Of Weather』でカバー。リカット・シングルにもなった[2]。
フジファブリックは、2005年に発売したジョン・レノンのトリビュート・アルバム『HAPPY BIRTHDAY, JOHN』でカバーした[3]。
授賞など
1998年に日本テレビ系テレビドラマ『世紀末の詩』でエンディング・テーマとして使用され、再びシングル・カットされ、翌1999年には日本ゴールドディスク大賞で「ソング・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
桑田佳祐は、ジョン・レノンの楽曲で一番好きな曲と公言しており、自身のラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』では何度か生唄で披露している。
脚注[脚注の使い方]^ “Love”
^ “The Dream Academy - A Different Kind of Weather”. Allmusic. 2018年3月29日閲覧。
^ “大物日本人アーティストが参加!レノン・トリビュート”. ORICON NEWS (2005年9月16日). 2021年2月10日閲覧。
外部リンク
John Lennon
⇒Love - John Lennon
1969年 (1969)
平和を我等に / "Remember Love" (オノ)
コールド・ターキー / "Don't Worry Kyoko (Mummy's Only Looking for Her Hand in the Snow)" (オノ)
1970年 (1970)
インスタント・カーマ / "Who Has Seen the Wind?" (オノ)
マザー / "Why" (オノ)
1971年 (1971)
パワー・トゥ・ザ・ピープル / "Open Your Box" (オノ) (UK)
パワー・トゥ・ザ・ピープル / "Touch Me" (オノ) (US)
イマジン / イッツ・ソー・ハード (US)
ハッピー・クリスマス(戦争は終った) / "Listen, the Snow Is Falling" (オノ)
1972年 (1972)
女は世界の奴隷か! / "Sisters O Sisters" (オノ)
1973年 (1973)
マインド・ゲームス / "Meat City"
1974年 (1974)
真夜中を突っ走れ / ビーフ・ジャーキー
夢の夢 / ホワット・ユー・ガット
ヤ・ヤ / ビー・バップ・ア・ルーラ (Germany only)
1975年 (1975)
スタンド・バイ・ミー / ようこそレノン夫人
イマジン / 労働階級の英雄 (UK)
1977年 (1977)
スタンド・バイ・ミー / 女は世界の奴隷か! (reissue) (US)
1980年 (1980)
スターティング・オーヴァー / "Kiss Kiss Kiss" (オノ)
死後
1981年 (1981)
ウーマン / "Beautiful Boys" (オノ)
ウォッチング・ザ・ホイールズ / "Yes, I'm Your Angel" (オノ) (UK)
ウォッチング・ザ・ホイールズ / "Beautiful Boy (Darling Boy)" (US)
1982年 (1982)
ラヴ / 真実がほしい
1984年 (1984)
ノーバディ・トールド・ミー / "O' Sanity" (オノ)
ボロウド・タイム / "Your Hands" (オノ)
アイム・ステッピング・アウト / "Sleepless Night" (オノ)
Every Man Has a Woman Who Loves Him" / "It's Alright" (オノ)
1985年 (1985)
ジェラス・ガイ / 愛を生きぬこう
1986年 (1986)
"Rock and Roll People" (promo)
1998年 (1998)
"I'm Losing You" (promo)
表
話
編
歴
日本テレビ系水曜ドラマ主題歌
1995年
恋も2度目なら「二人は恋人」(森高千里)
星の金貨「碧いうさぎ」(酒井法子)
終らない夏「Hello, Again ?昔からある場所?」(MY LITTLE LOVER)/「夏色の「永遠」」(瀬戸朝香)
たたかうお嫁さま「輪舞曲」(松任谷由実)
1996年
奇跡のロマンス「LOVE NEVER DIES」(THE ALFEE)
竜馬におまかせ!「FRIENDSHIP」(H Jungle with t)
グッドラック「SQUALL」(氷室京介)