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この項目では、ランボーシリーズの第5作目について説明しています。2009年の映画『ラスト・ブラッド』については「BLOOD THE LAST VAMPIRE#実写映画版」をご覧ください。
ランボー ラスト・ブラッド
Rambo: Last Blood
監督エイドリアン・グランバーグ
『ランボー ラスト・ブラッド』(原題:Rambo: Last Blood)は、2019年公開のアメリカ合衆国のアクション映画。 シルヴェスター・スタローン主演の人気アクション映画『ランボーシリーズ』の第5作目かつ完結編[6][7]。R15+指定。監督は『キック・オーバー』のエイドリアン・グランバーグ、脚本はマシュー・シラルニックとシルヴェスター・スタローンの共同執筆。パス・ベガ、セルヒオ・ペリス=メンチェータ
概要
前作『ランボー/最後の戦場』以降、5作目の計画は度々発表され、異なるプロットが開発されたり、キャンセルされたりしていた。ついに2018年5月、グランバーグが監督を務めることが発表された。主な撮影は2018年10月にブルガリアとスペインで開始され、2018年12月に終了し、2019年5月に追加撮影が行われた。ブライアン・タイラーが本作の音楽に戻ってきた。
2019年9月20日に米国で劇場公開され、脚本や生々しい暴力シーンが、メキシコに対する人種差別や外国人嫌悪につながるとして非難を受けた。 5000万ドルの製作予算に対して、全世界で9100万ドルの興行収入を記録した[8]。
ランボーシリーズ恒例の弓矢を使って攻撃するシーンは今作にも存在する[9][10]。 ビルマでの出来事から11年後、ベトナム戦争の退役軍人ジョン・ランボーは、アリゾナ州ボウイの亡き父の牧場で、父の代からここで働く旧友マリア・ベルトランとその孫娘で大学進学を控えたガブリエラと共に暮らしていた。ガブリエラはランボーに、友人のジゼルがメキシコでガブリエラの実父マヌエルを見つけたことを告げる。ランボーとマリアはガブリエラを引き止めるが、ガブリエラはマヌエルがなぜ自分と母親を捨てたのかを聞くために、こっそり車でメキシコに向かう。ジゼルがガブリエラをマヌエルのアパートに案内すると、マヌエルはガブリエラや母のことを想っていなかったと冷たく言い放つ。 傷心のガブリエラはジゼルに近くのクラブに連れて行かれるが、メキシコのカルテルに誘拐され、麻薬漬けにされてしまう。一方、マリアはランボーにガブリエラがメキシコで失踪したことを知らせる。ランボーはメキシコに急行し、ジゼルにガブリエラの行方を問い質する。ランボーに脅されたジゼルは、しぶしぶランボーをガブリエラが最後に目撃されたクラブに案内し、彼は最後にガブリエラと話した男エル・フラコと対決する。そんなランボーを謎の女性カルメン・デルガドが見張っていた。
あらすじ