この項目では、映画について説明しています。その他の用法については「ランブリング・ローズ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
ランブリング・ローズ
Rambling Rose
監督マーサ・クーリッジ
脚本カルダー・ウィリンガム
『ランブリング・ローズ』(Rambling Rose)は、1991年のアメリカ合衆国の映画。監督はマーサ・クーリッジ。カルダー・ウィリンガムによる1972年の小説を原作とし、ウィリンガム自身が映画脚本も執筆した。 ジョージア州に住むヒリアー家のもとに、ローズという女性が、お手伝い兼3人の子供たちの遊び相手としてやってきた。彼女は親に捨てられて以来売春宿で育った過去があり、現在も性欲過多に悩まされているという現実があった。それでもうまくいっていたようだったが、ローズは自分を本当に愛してくれる者を求め自室に男を連れ込むようになり、ついには2人の男がローズを巡って争った。この時ローズは止めに入った警官ウィルキーに暴行を加えたため逮捕された。性欲過多に悩む彼女に対し、医者は子宮の摘出を勧めたが、ヒリアー夫人に反対されて中止された。その後、ローズはウィルキーと結婚する。それから36年後、バディは父のもとを訪れ、ローズの死を初めて知る。彼女はウィルキーと離婚した後、何度か結婚を繰り返したが、最後の25年間は穏やかに暮らしたのだった。 ※括弧内は日本語吹替(パイオニアLDC発売のDVD&VHSのみ収録) レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは19件のレビューで支持率は100%、平均点は7.20/10となった[2]。 賞部門候補結果
あらすじ
キャスト
ローズ - ローラ・ダーン(井上喜久子)
ヒリアー氏 - ロバート・デュヴァル(阪脩)
ヒリアー夫人 - ダイアン・ラッド(翠準子)
ウィルコックス・ヒリアー - ジョン・ハード(大塚芳忠): 大人になったバディ。
バディ - ルーカス・ハース(草尾毅)
ドール - リサ・ジェイカブ(木藤聡子)
ワスキー - エヴァン・ロックウッド(川田妙子)
マーティンソン医師 - ケヴィン・コンウェイ(村松康雄)
デイヴ・ウィルキー - ロバート・バーク(中田和宏)
評価
受賞とノミネート
アカデミー賞[3]主演女優賞ローラ・ダーンノミネート
助演女優賞ダイアン・ラッド
ゴールデングローブ賞[4]主演女優賞 (ドラマ部門)ローラ・ダーンノミネート
助演女優賞ダイアン・ラッド
インディペンデント・スピリット賞作品賞『ランブリング・ローズ』受賞
監督賞マーサ・クーリッジ
主演男優賞ロバート・デュヴァルノミネート
助演女優賞ダイアン・ラッド受賞
撮影賞ジョニー・E・ジェンセンノミネート
参考文献^ a b “Rambling Rose
^ “Rambling Rose
^ “ ⇒The 64th Academy Awards (1992) Nominees and Winners”. 映画芸術科学アカデミー. 2012年11月15日閲覧。
^ “THE 49TH ANNUAL GOLDEN GLOBE AWARDS (1992)
外部リンク
ランブリング・ローズ - allcinema
⇒ランブリング・ローズ - KINENOTE
Rambling Rose
Rambling Rose - IMDb(英語)