ランディ・ジョンソン
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この項目では、MLBの投手について説明しています。その他の人物については「ランディ・ジョンソン (曖昧さ回避)」をご覧ください。

ランディ・ジョンソン
Randy Johnson2016年
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地カリフォルニア州コントラコスタ郡ウォールナットクリーク
生年月日 (1963-09-10) 1963年9月10日(60歳)
身長
体重6' 10" =約208.3 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席左投右打
ポジション投手
プロ入り1985年 MLBドラフト2巡目
初出場1988年9月15日
最終出場2009年10月4日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)


リバモア高等学校(英語版)

南カリフォルニア大学

モントリオール・エクスポズ (1988 - 1989)

シアトル・マリナーズ (1989 - 1998)

ヒューストン・アストロズ (1998)

アリゾナ・ダイヤモンドバックス (1999 - 2004)

ニューヨーク・ヤンキース (2005 - 2006)

アリゾナ・ダイヤモンドバックス (2007 - 2008)

サンフランシスコ・ジャイアンツ (2009)

アメリカ野球殿堂 殿堂表彰者
選出年2015年
得票率97.3%
選出方法BBWAA選出
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■プロジェクト:野球選手  ■テンプレート

ランドール・デビッド・ジョンソン(Randall David Johnson, 1963年9月10日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州コントラコスタ郡ウォールナットクリーク出身の元プロ野球選手投手)。左投右打。愛称は"ビッグ・ユニット"("Big Unit")。

メジャーリーグベースボール(以下:MLB)の左投げ投手として歴代最多となるサイ・ヤング賞5度受賞、歴代2位の通算4875奪三振を記録した。現時点(2024年3月)で最も新しい300勝投手であり、MLBを代表する投手の1人であった。
経歴
プロ入り前

6歳のときに野球を始め、同時に一番好きなスポーツとなった[1]。本格的に野球をするため、8歳の時にリトルリーグ入団のオーディションを受けたが、体が大きすぎるため年齢詐称を疑われ、母親が身分証明書を見せたことで、やっと入団が許可された[2]

1982年MLBドラフト4巡目(全体89位)でアトランタ・ブレーブスから指名を受け、契約金48,000ドルを提示されるが[3]、「今プロに行っても将来的な保証が何もない」という父の意向により[2]、契約せずに南カリフォルニア大学へ進学。大学では2年生まで野球とバスケットボールをしていたが、3年生から野球に集中する[3]。大学時代はマーク・マグワイアとチームメイトだった。
プロ入りとエクスポズ時代

1985年MLBドラフト2巡目(全体36位)でモントリオール・エクスポズから指名され、プロ入り。

1986年はA級ウェストパームビーチ・エクスポズで119.2イニングで133奪三振の一方で94四球を記録。

1987年はAA級ジャクソンビル・エクスポズで140イニングで163奪三振ながら128四球を記録する。

1988年は有力誌であるベースボール・アメリカの選ぶ期待の若手第3位に選出される[4]。AAA級インディアナポリス・インディアンスで継投でのノーヒッターを達成するも、敗戦投手となる珍記録を残す(7回を無安打に抑えるが、初回に四球で出した走者に2つの盗塁を許し、次打者の内野ゴロで失点)[4]。セプテンバー・コールアップでメジャーに昇格し、9月15日のピッツバーグ・パイレーツ戦でメジャーデビュー。9月20日のシカゴ・カブス戦で11三振を奪ってメジャー初完投を記録するなど3勝0敗、防御率2.42の成績だった。

1989年は開幕から先発ローテーション入りするが制球が悪く、0勝4敗、防御率6.67と低迷し[5]、5月9日にマイナー降格となった。
マリナーズ時代

1989年5月25日にマーク・ラングストン後日発表選手マイク・キャンベルとのトレードで、ジーン・ハリス(英語版)、ブライアン・ホルマン(英語版)と共にシアトル・マリナーズに移籍[5]。移籍後も制球難は変わらなかったが、7勝を挙げる。

1990年6月2日のデトロイト・タイガース戦で球団史上初のノーヒットノーランを達成[6]するなど6月は5勝0敗、防御率2.40の好成績でピッチャー・オブ・ザ・マンスを初受賞[6]。前半戦で9勝3敗、防御率3.68を記録し[6]、登板機会はなかったがオールスターゲームにも初めて選出された。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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