ランディ・クートゥア
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ランディ・クートゥア
2008年
本名ランディ・ドゥエイン・クートゥア
(Randy Duane Couture)
生年月日 (1963-06-22) 1963年6月22日(60歳)
出身地ワシントン州エバレット
通称ザ・ナチュラル
(The Natural)
キャプテン・アメリカ
鉄人
居住ネバダ州ラスベガス
国籍 アメリカ合衆国
身長185 cm (6 ft 1 in)
体重92 kg (203 lb)
階級ヘビー級
ライトヘビー級
リーチ191 cm (75 in)
スタイルレスリング
ボクシング
スタンスオーソドックス
拠点オレゴン州ローズバーグ
チームチーム・クエスト
エクストリーム・クートゥア
レスリングNCAAディビジョン1 (準優勝)
現役期間1997年 - 2006年
2007年 - 2011年

総合格闘技記録
試合数30
勝利19
ノックアウト7
タップアウト4
判定8
敗戦11
ノックアウト7
タップアウト3
判定1
職業 アメリカ陸軍
第101空挺師団
軍曹
(1982年 - 1988年)
大学オクラホマ州立大学
子供3人
著名な親族ライアン・クートゥア (息子)
ウェブサイト ⇒http://www.randycouture.com/
総合格闘技記録 - SHERDOG
獲得メダル

アメリカ合衆国
男子 レスリング・グレコローマン
パンアメリカン競技大会
金1991 ハバナ90kg級
レスリングパンアメリカン選手権
銀1990 コロラドスプリングス90kg級
金1991 ハバナ90kg級
銀1992 オールバニ90kg級
銅1997 サンフアン97kg級
銀1998 ウィニペグ97kg級
レスリングワールドカップ
銅1991 トレド90kg級
銅1992 モスクワ90kg級
カレッジレスリング
NCAAディビジョン1レスリング選手権
銀1991 アイオワ・シティ190lb級
銀1992 ノーマン&スティルウォーター190lb級

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ランディ・クートゥア(Randy Couture、1963年6月22日 - )は、アメリカ合衆国男性俳優、元総合格闘家ワシントン州エバレット出身。エクストリーム・クートゥア主宰。元UFC世界ヘビー級王者。元UFC世界ライトヘビー級王者。UFC史上初の二階級制覇王者UFC殿堂入り。UFC史上最年長王座獲得記録(43歳)を保持。笑顔を見せるクートゥア

四十路を越えてもなお厳しいトレーニングを重ね43歳でUFC王者になったことや、タイトルマッチをUFC史上最多の16度(UFC 13のトーナメント決勝を含む)戦ったことから「鉄人」と称される。グレコローマンのクリンチ、テイクダウン技術に加え、ボクシングとパウンドに優れ、今日の総合格闘技の戦法に大きな足跡を残した。UFCにおいて、ヘビー級とライトヘビー級の2階級で通算6度の王座戴冠という前人未到の記録を達成している。
来歴

高校時代にレスリングで州王者になる。高校卒業後にアメリカ陸軍に入隊。軍曹を務め、1982年から1988年まで在籍。その間にグレコローマンレスリングとボクシングを経験した。除隊後、オクラホマ州立大学で、NCAAのディビジョン1で2度準優勝し、オールアメリカンに3度選出。1988年1992年1996年の3度オリンピックの補欠選手に選考された。その後、大学時代仲の良かったドン・フライが出場したUFC 10を観戦し、総合格闘技への転向を決意した[1]
総合格闘技

1997年5月30日、33歳での総合格闘技デビュー戦となったUFC 13のヘビー級トーナメント1回戦でトニー・ホームに開始56秒にチョークスリーパーで一本勝ち。決勝でスティーブン・グラハムにパウンドで1RTKO勝ちし、優勝を果たした。

1997年10月17日、UFC 15のヘビー級王座挑戦者決定戦でビクトー・ベウフォートと対戦し、パウンドで1RTKO勝ちを収め王座挑戦権を獲得した。
ヘビー級世界王座獲得

1997年12月21日、UFC JapanのUFC世界ヘビー級タイトルマッチで王者モーリス・スミスに挑戦し、2-1の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。
UFC離脱

契約問題からUFCを離脱し、ヘビー級王座を剥奪される。

1998年10月25日、VALE TUDO JAPAN '98エンセン井上に腕ひしぎ十字固めで1R一本負け。

1999年3月22日、リングスに初出場しイリューヒン・ミーシャにチキンウィングアームロックで1R一本負け。その後、一時総合格闘技を休養し、アマチュアレスリングに復帰をしている。

2000年10月9日、リングスのKING of KINGSトーナメントに参戦し、1回戦でジェレミー・ホーンに3-0の判定勝ち。2回戦では柳澤龍志に2-0の判定勝ち。
UFC復帰・ヘビー級世界王座奪還

2000年11月17日、UFC復帰戦となったUFC 28のUFC世界ヘビー級タイトルマッチで王者ケビン・ランデルマンに挑戦し、パウンドで3RTKO勝ち。2度目のヘビー級王座獲得に成功した。

2001年2月24日、リングスのKING of KINGSトーナメント準々決勝で高阪剛を3-0の判定で破るも、続く準決勝でヴァレンタイン・オーフレイムフロントチョークで1R一本負けを喫した。

2001年5月4日、UFC 31のUFC世界ヘビー級タイトルマッチで挑戦者ペドロ・ヒーゾと対戦し、3-0の5R判定勝ちで王座の初防衛に成功するも、接戦だったためUFC 34でヒーゾとの再戦が組まれ、パウンドで3RTKO勝ちを収め、2度目の王座防衛に成功した。

2002年3月22日、UFC 36のUFC世界ヘビー級タイトルマッチで挑戦者ジョシュ・バーネットと対戦し、パウンドで2RTKO負け。3度目の防衛に失敗し、王座から陥落した。しかし、その後バーネットは薬物検査を失格して王座を剥奪されている。

2002年9月27日、UFC 39のUFC世界ヘビー級王座決定戦でリコ・ロドリゲスと対戦し、グラウンドの肘打ちでギブアップ負けを喫し王座獲得に失敗した。
ライトヘビー級世界暫定王座獲得

2003年6月6日、ライトヘビー級転向初戦となったUFC 43のUFC世界ライトヘビー級暫定王座決定戦でチャック・リデルと対戦し、マウントパンチで3RTKO勝ちを収め王座獲得に成功。UFC史上初の2階級制覇王者となった。

同じく2003年、映画「ブラック・ダイヤモンド」に出演。
ライトヘビー級世界王座統一

2003年9月26日、UFC 44のUFC世界ライトヘビー級王座統一戦で正規王者ティト・オーティズと対戦し、3-0(50-44、50-44、50-45)の5R判定勝ちを収め王座統一に成功した。

2004年1月31日、UFC 46のUFC世界ライトヘビー級タイトルマッチで挑戦者ビクトー・ベウフォートと5年ぶりに再戦し、試合開始わずか48秒で右目付近をカットしてしまい、ドクターストップによるTKO負けを喫し王座から陥落した。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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