この項目では、日本の音楽レーベルについて説明しています。かつてマツダから発売されていた自動車については「マツダ・ランティス」を、その他の用法については「ランティス (曖昧さ回避)」をご覧ください。
「Mellow Head」はこの項目へ転送されています。日本の音楽ユニットについては「Mellowhead」をご覧ください。
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}バンダイナムコホールディングス > バンダイナムコミュージックライブ > ランティス
ランティス
Lantis
親会社株式会社バンダイナムコミュージックライブ
設立1999年11月26日
設立者井上俊次
販売元株式会社バンダイナムコフィルムワークス
ジャンルJ-POP、アニメソング、ゲーム音楽
国 日本
本社所在地東京都渋谷区広尾一丁目3番14号
ASAX広尾ビル1階
公式サイトhttps://www.lantis.jp/top.html
ランティス(英: Lantis)は、株式会社バンダイナムコミュージックライブのレコードレーベル。
1999年11月26日に株式会社ランティスとして設立。2018年4月1日付でバンダイビジュアルを存続会社として合併の上、株式会社バンダイナムコアーツに社名変更したことに伴い、法人としては解散。「ランティス(Lantis)」は音楽関連商品のレーベルの名称として、シンボルロゴと共に継承された[1]。 業績不振から2000年に清算となったバンダイ・ミュージックエンタテインメント(旧:アポロン音楽工業。以下BME)とアミューズとの折半出資で設立されたBMEの子会社エアーズ(BME清算後はアミューズ単独出資)の元従業員らにより創立される。アニメ・ゲーム関連の音楽および関連ライブ映像の制作をメインに、アニメ映像作品の製作委員会にも多数参加している。 社長は設立から解散まで代替わりすることなくLAZYのキーボード担当で音楽プロデューサーの井上俊次が担い、合併したバンダイナムコアーツ副社長を経て、2021年4月1日付けで退任。 「ランティス」という名前は麻宮騎亜により[2][3]「アトランティス」より命名[3]。「ランティス」創立以前の1994年、当時シックスティ・ミュージックネットワーク社のプロデューサー・ディレクターであった井上が、麻宮原作の「サイレントメビウス」シリーズのアルバムを発売するにあたり「Lantis」レーベルが作られた[3]。なお、現在の「ランティス」とは商標・フォント共に異なっている。 販売・流通ルートの歴史や他メーカーとの関りについては本項の#レーベルや#他アニメ関連業者との関係などを参照のこと。 株式会社ランティス ※ この項では既に契約が終了した者も含み、「キャラクターソングでのみ参加」の者や、単発でリリースした者は省略する。 販売元:キングレコード( - 2009年3月)→バンダイナムコアーツ(旧:バンダイビジュアル、2009年4月 - 2022年3月)→バンダイナムコミュージックライブ(2022年4月 - )
概要
レーベル
Lantis
創業以来使用している基本レーベル。2009年3月までキングレコードに販売委託を行っていた。以降は旧バンダイビジュアルに販売委託を行っており、同社との合併でバンダイナムコアーツとなったことに伴い、一旦は制作から販売まで一貫して行える体制が整ったが、2022年4月1日のランティス事業のバンダイナムコミュージックライブへの移行とバンダイビジュアル事業のバンダイナムコフィルムワークスへの承継に伴い、再び制作・発売担当と販売担当の2社体制に戻った。
Kiramune(キラミューン)
映像部門(旧:バンダイビジュアル)、バンダイナムコライブクリエイティブとの共同制作による、男性声優アーティスト専門レーベルである。
GloryHeaven(グローリーヘブン)
2009年2月25日に同社公式ホームページにて新設が発表された。ソニー・ミュージックソリューションズ(旧:ソニー・ミュージックディストリビューション→ソニー・ミュージックマーケティング)の販売・流通を用いている。ソニーミュージックの所属声優ユニット「スフィア」はこのレーベルでデビューし(メンバーのソロ活動はミュージックレインが発売・ソニーが販売を担当)、アニプレックス作品関連の曲もこのレーベルを利用する。実質上、ランティスとソニーミュージックの共同アニメレーベルと言っても良い[注 1]。所属アーティストが相次いで移籍したため、現在は事実上スフィアのプライベートレーベルとして機能している。
Purple One Star(パープルワンスター)[4][5]
bluesofaとの共同制作によるレーベル。レーベルプロデューサーは本間昭光、販売元はソニー・ミュージックソリューションズ。第1弾アーティストとして2020年に降幡愛がデビュー。
L SCORE(えるすこ)[6]
2020年1月29日にランティスレーベルのアニソン公式アレンジ楽譜を中心とした楽譜ブランド。
過去のレーベル
Mellow Head(メロウヘッド)
2004年7月にジェネオンエンタテインメントの販売・流通を用いる新会社オンザランを設立した際に創設される。オンザランは2006年8月31日付けで親会社のランティスに吸収合併されたが、「Mellow Head」レーベルは同社の一レーベルとして存続した。ジェネオンと共同製作する作品の曲もこのレーベルを利用していたが、2011年9月30日付で廃止され、このレーベルに所属していたアーティストはLantisもしくはGloryHeavenに移動する形で移籍した。現在も販売を継続している同レーベル廃止前発売作品に関しては、2012年2月1日以降は販売がバンダイビジュアルへ継承されている[注 2](合併後はLantis同様自社網化)。
GUNBOY(ガンボーイ)[7]
サンライズ音楽出版(現:サンライズミュージック)のレーベル。2015年4月15日にランティスとの協業第1弾作品『ガンダム Gのレコンギスタ オリジナルサウンドトラック』をリリース。
GOOM STUDIO(グームスタジオ)
2020年9月30日発足のバーチャルYouTuberレーベル。第1弾アーティストとしてミライアカリが所属[8]。ミライアカリが2023年3月31日にバーチャルYouTuberの活動を引退したため運営終了。
沿革旧会社情報バンダイナムコホールディングス > バンダイビジュアル > ランティス
Lantis Co., Ltd.種類株式会社
本社所在地 日本
〒150-0012
東京都渋谷区広尾一丁目3番14号
ASAX広尾ビル1階
設立1999年11月26日
業種情報・通信業
法人番号6011001033783
事業内容音楽ソフトウェアの企画・制作および販売・著作権管理
代表者
代表取締役社長 井上俊次
代表取締役副社長 伊藤善之
資本金4億2,050万円(2010年3月1日時点)
決算期3月31日
主要株主バンダイビジュアル株式会社 100%
(株式会社バンダイナムコホールディングス 100%)[注 3]
主要子会社株式会社ハイウェイスター
外部リンク ⇒http://www.lantis.jp/
テンプレートを表示
1999年11月26日 - 株式会社ランティス(英: Lantis Co., Ltd.[注 4])設立。設立当初の社員は4人。恵比寿のマンションの一室からのスタートだった[9]。
2003年 - アートバンクを吸収合併する。
2004年 - オンザランを設立し、『ランティスウェブラジオ』が開始される。
2006年 - バンダイビジュアルとネット配信やプロモーション等で業務提携し5月1日付で同社50.6%出資による連結子会社化する。8月31日付でオンザランを吸収合併し、「Mellow Head」はランティス内のレーベルとなる。
2009年
2月25日 - 「GloryHeaven」レーベル新設を発表する。販売・流通委託先はソニー・ミュージックマーケティング(旧ソニー・ミュージックディストリビューション)。
3月1日 - エモーションの音楽事業の譲渡を受け、バンダイナムコグループの保有する音楽原盤の一元管理を開始する。
4月3日 - この日の出荷分よりランティスレーベル分の販売・流通の委託先をバンダイビジュアルに移管する。
4月7日 - ランティス設立10周年を記念し、音楽情報番組『Run Run LAN!』を一社提供で半年間放送する。テレ玉などの独立UHF局で放送を開始する。
4月24日 - バンダイビジュアルとの共同レーベル「Kiramune」を新設する。
9月26日・27日 - 富士急ハイランドにて所属アーティストによる10周年ライブ『ランティス祭り』を開催。
2011年
8月1日 - 音楽制作部が独立し、アイウィルを設立。
9月30日 - 「Mellow Head」レーベルを廃止。所属していたアーティストはLantisもしくはGloryHeavenに移籍。
2013年
4月1日 - バンダイビジュアルが株式を追加取得し、同社の完全子会社となる[10]。
2014年7月19日 - 2015年4月19日 - 設立15周年を記念し、所属アーティストによる記念ライブ「ランティス祭り 2014」を国内4か所9公演、「ANISONG WORLD TOUR 2015 Lantis Festival」を海外6か所11公演開催。
2015年4月1日 - 日本レコード協会の会員資格を準会員から正会員へ変更[11]。
2016年
2月 - アミューズとの合弁会社「AmuseLantis Europe S.A.S.」を設立[12][13]。
7月1日 - アイウィルの音楽制作部門を継承。
2018年4月1日 - バンダイビジュアルと合併し、バンダイナムコアーツが発足[14]。存続会社はバンダイビジュアルで、ランティスは解散。「ランティス」の名称は合併後も音楽部門のレーベル名として存続し、シンボルロゴも継続使用する[1]。
2022年4月1日 - バンダイナムコアーツの音楽事業部門とバンダイナムコライブクリエイティブ、サンライズミュージックが合併・統合しバンダイナムコミュージックライブが発足[15]。
所属アーティスト
ランティス所属者
あ行
AIKATSU☆STARS!
相沢梨紗(でんぱ組.inc)
AiRI
Aqours
アツミサオリ
Annabel
ALI PROJECT(元Mellow Headレーベル所属。他のレコード会社からも発売)
ARCANA PROJECT(ディアステージとの共同プロデュース)
飯塚雅弓
石田燿子
伊藤かな恵
伊藤真澄
上田麗奈
遠藤会
遠藤正明
大木貢祐
大橋彩香
緒方恵美
奥井雅美