ランチ合コン探偵
(文庫本タイトル:ランチ探偵)
Lunch Detective
著者水生大海
イラスト知子(単行本)
発行日2014年9月20日
発行元実業之日本社
ジャンル推理小説
国 日本
言語日本語
形態四六判
ページ数248
次作ランチ探偵 容疑者のレシピ
公式サイトj-n.co.jp
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『ランチ探偵』(ランチたんてい)は、水生大海の推理小説のシリーズ。実業之日本社より2014年9月から刊行されている。
2020年に『ランチ合コン探偵 ?恋とグルメと謎解きと?』のタイトルでテレビドラマ化された[1]。 実業之日本社の季刊小説誌『紡』において、2013年春号から2014年夏号にかけて「ランチ合コン探偵 そこに愛はあるのかい?」のタイトルで連載された[2]。2014年9月11日に単行本『ランチ合コン探偵』が刊行されたのちに[3]、2016年10月5日に『ランチ探偵』に改題され文庫化された[4]。 同年12月3日には、続編『ランチ探偵 容疑者のレシピ』[5]、2022年2月4日にはシリーズ第3作『ランチ探偵 彼女は謎に恋をする』の文庫本が刊行された[6]。 安楽椅子探偵のニューヒロイン・天野ゆいかの鮮やかな謎解きを描く[3]。 彼氏に浮気され破局した阿久津麗子は、新たな恋人を見つけるため、時間有給を取得して昼休みを11時30分から13時30分までに延長し、ランチタイムで合コンを行うことにする。ランチタイムならお酒は入らないし、盛り上がらなくても時間制限があるので帰りやすいからだ。合コンには同伴者が必要ということで、最近意気投合した後輩・天野ゆいかを連れていく。 ミステリーマニアのゆいかは、男性よりも、男性が話す最近体験した不可解な出来事の方に興味を示す。ランチを食べ終わるまでの短い時間で、ゆいかは「魅力的な謎」の真相を推理する。 タイトル初出 タイトル初出
概要
あらすじ
登場人物
天野ゆいか(あまの ゆいか)
大仏ホーム本社の経理部に異動してきた社員。25歳(第1作)。身体が弱く、小学生のときに長期入院して、小学校を一年遅れて卒業した。生粋のミステリーマニアで、現場に赴くことなく話を聞くだけで推理する安楽椅子探偵に憧れている。長々とうんちくを語る癖があり、よく麗子からストップをかけられる。
阿久津麗子(あくつ れいこ)
大仏ホーム本社の経理部の社員。25歳(第1作)。ゆいかと年は同じだが、一期上の先輩にあたる。容姿端麗で、学生時代にミスキャンパスに推薦された。ただし、強気な性格が災いしたのか、グランプリは逃している。入社してからずっと経理部に所属していて、社長賞を取ったこともある。
シリーズ一覧
ランチ合コン探偵
単行本:2014年9月11日発売、実業之日本社、ISBN 978-4-408-53651-4
文庫本(『ランチ探偵』に改題):2016年10月5日発売、実業之日本社文庫、ISBN 978-4-408-55320-7
MENU 0書き下ろし
MENU 1 アラビアータのような刺激を『紡』 Vol.7(2013 Spring)
MENU 2 金曜日の美女はお弁当がお好き『紡』 Vol.8(2013 Summer)
MENU 3 午後二時すぎのスーパーヒーロー『紡』 Vol.9(2013 Autumn)
MENU 4 帝王は地球に優しい『紡』 Vol.10(2014 Winter)
MENU 5 窓の向こうの動物園『紡』 Vol.11(2014 Spring)
MENU 6 ダイヤモンドは永遠に『紡』 Vol.12(2014 Summer)
ランチ探偵 容疑者のレシピ
文庫本:2016年12月3日発売、実業之日本社文庫、ISBN 978-4-408-55333-7
MENU 1 その部屋ではなにも起こらない『J-novel+』2015年7月15日、8月17日配信
MENU 2 密室における十人の容疑者『J-novel+』2015年10月15日、11月16日配信
MENU 3 小日向家の犬はなぜ狙われる『J-novel+』2016年1月15日、2月15日配信
MENU 4 秘密の扉を開くのは『J-novel+』2016年4月15日、5月16日配信
MENU 5 そして、いなくなった書き下ろし
ランチ探偵 彼女は謎に恋をする
文庫本:2022年2月4日発売、実業之日本社文庫、ISBN 978-4-408-55715-1