ランサローテ現地名: Lanzarote
ランサローテの旗
地理
場所大西洋
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯29度02分06秒 西経13度37分59秒 / 北緯29.035度 西経13.633度 / 29.035; -13.633
ランサローテ島(スペイン語: Lanzarote、スペイン語発音: [lanθa??ote, lansa-])はイベリア半島から南西に1,000 km、アフリカ大陸の北西より大西洋沖125kmに位置するカナリア諸島を構成する島のひとつである。島の中心地はアレシフェ。カナリア諸島自治州のラス・パルマス県に属する。
ランサローテの名前は16世紀に島を訪れたジェノヴァ人ランチェロット・マロチェロ(英語版)に由来する。 ランサローテ島は北緯29°2′56"、西経13°37′12"に位置している。南西11kmにフエルテベントゥラ島、また北東1kmにラ・グラシオーサ島がある。島の形は北東から南西に細長く、面積は845,94km2である。 18世紀の大規模な火山活動によって溶岩台地と300以上のクレーターが見られる典型的な火山島で、島の東部にあるティマンファヤ国立公園
地理
一帯の気候は乾燥帯の亜熱帯気候で、貿易風も吹いているため、植生は乾燥な環境に強い植物が多い。1993年にユネスコの生物圏保護区に指定された[2]。
19世紀、ヨーロッパのワイナリーがフィロキセラ禍で壊滅していく中(19世紀フランスのフィロキセラ禍)、この島はフィロキセラの生息することが困難であったため、土着のブドウ種マルヴァジアが生き残り、現在は樹齢100年を超すブドウからワインが生産されている。 2010年時点で、ランサローテには139,000人が住んでおり[3]、2006年の127,000人から9.4%増加した[4]。島の行政府は、59,000人の人口を抱える中心都市のアレシフェにある[3]。住民の大多数 (73.9%) はスペイン人で、イギリス人 (4.0%)、ドイツ人 (2.6%)、アイルランド人 (2.5%) など他のヨーロッパ諸国からの住民もかなりの数を数える[5]。他に、コロンビア、モロッコ、エクアドル、西アフリカ、中華人民共和国、インドからの移住者もおり、人口の15.6%を依然として占めている。 人種人口全人口に占める割合 島には、国際空港のアレシフェ空港があり、2008年には5,438,178人の乗客がここを通って旅行した[6]。観光は過去40年間、産業は唯一農業だけであった島の経済を支えてきた。初期の開拓者たちが、悪魔の出来事として火山噴火を最初に経験したため、ランサローテの紋章は悪魔である。 フランスの小説家ミシェル・ウエルベックに『ランサローテ島』(河出書房新社、2014年)という作品がある。 ポルトガルのノーベル文学賞作家ジョゼ・サラマーゴは、晩年をランサローテ島で過ごし、2010年6月に同地で没した。
人口動態
スペイン人99,99873.9%
コロンビア人5,7034.2%
イギリス人5,4204.0%
モロッコ人3,6062.7%
ドイツ人3,4502.6%
アイルランド人3,3782.5%
エクアドル人1,9501.4%
その他11,7588.7%
サン・バルトロメ(英語版)
テギセ(英語版)
ティアス(英語版)
ティナホ(英語版)
ヤイサ(英語版)
文化
映画
恐竜100万年(1966年)
銀河伝説クルール(1983年)
ドクター・フー(1984年)
第5惑星(1985年)
抱擁のかけら(2009年)
楽曲
「Lanzarote」(リンドストロム & トッド・テリエ、2013年)
観光
アトランティコ海底美術館(スペイン語版
ギャラリー
アレシフェ
ランサローテサボテン園(スペイン語版)
ベルデス洞窟(スペイン語版)
エル・ゴルフォ(スペイン語版)
ティマンファヤ国立公園(スペイン語版)
ティマンファヤ国立公園
ティマンファヤ国立公園
ティマンファヤ国立公園
ハヌビオ塩田(スペイン語版)
ラ・ゲリア(スペイン語版)
ラ・グラシオーサ島とミラドール・デル・リオ(英語版)
ブランカ浜(スペイン語版)